革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2017.09.27

財布機能&スマホを一緒に持つテックポーチ

デザイナーがずっと追いかけている

テーマのひとつに

「ほぼ手ぶらのお出かけ」

というのがあります(笑)。

 

新作で作った「テックポーチ」

その集大成ともいえるお品。

 

 

「手ぶら」第一作目は

「スィーベル」というバッグ・イン・バッグ。

こちらは、お財布やスマホ、

ハンケチやティッシュ、メガネなど

一カ所に収めて

バッグに入れておくバッグ。

 

ランチタイムや軽いお出かけ時、

大きなバッグを置いて

それ一個だけ持てば

必要なものは入っている、という

コンセプトで製作したものです。

 

 

通帳も入る大きさですから

銀行セットを持ち歩いている方も

いらっしゃいます。

 

もちろんデザイナーは

当初それを使っていました。

かなり長い間愛用していたと思います。

 

 

けれど年齢が上がるにつれ

もっと軽く、もっと身体を楽にしたい、

と思うようになって

さらに携行する持ち物を減らしました。

 

「いざという時なんでもある」という選択と

「とにかく身軽にする」という選択は

どうしてもバッティングしますから、

どちらを選ぶか、という局面で

デザイナーが選んだのは、

「身軽になって、身体を楽にすること」

でした。

 

ある時期から

デザイナーが目指す革製品作りは、

「人の身体を楽にする革製品」

となってきました。

 

 

デザイナーはよく

「完璧な持ち物などありません」と申します。

その主張を表わすいい例が、

この、身の回り品を持ち歩くポーチ。

 

年齢が上がると

人によっては、デザイナーとは真逆に、

「心配をなくすために、すべてを持ち歩く」

ことをお選びになるので、

ますます荷物が増える方もおいでです。

 

そういう方は、重いのは仕方ない、と

割り切ってくださいますので、

まずすべてを持ち歩ける容量にします。

 

荷物を軽くしたいお気持ちはおありですが

まずそれとの両立は不可能でしょう。

 

 

このように

相反する要素を望む場合は、

どちらかを選ばなくてはならなくなります。

どちらかを捨てる、という選択です。

 

だから、すべての要素を備えた

完璧な容れ物はあり得ない

と申し上げているようです。

 

今回の新作、テックポーチは

デザイナーの言を借りれば、

スペースを絞りに絞った

まさに究極の携行品用バッグ。

 

 

外側にあるのは小銭入れ、

たっぷり入って、出し入れしやすいです。

 

全体のサイズは、デザイナー自身が

三つも四つも使ってきただけあって

かなり絞られたサイズと感じます。

 

たくさんのお札(10枚以上)になると

お札をたたまないと使いにくいかな

とも思いますが、

5枚くらいであれば

お札をまっすぐのまま入れられます。

もしくは、そのふたつの方法を

混ぜて使えばいいわけですね!

 

スマホはiPhone6、7の大きさまで

入ります。

 

 

よく使うカードは

3枚までは独立したポケットに入れて、

その他は真ん中のスペースに

まとめてたくさん入れられます。

 

カード入れの奥にあるポケットには

SuicaやPasumoも入れられますし…

まさにこれひとつで歩くポーチ。

 

どうお使いになってもいいのですが、

使う人によって変幻していくのが

当店定番の特長です。

 

工夫するのがあまり得意でない方には

用途がはっきりせず、

よくわからないものが多いかもしれません。

 

 

当店定番

個人個人の使い方に合わせられる

おもしろい品揃えになっています。

どうぞみなさまのイマジネーションを

働かせていただき、ご覧くださいね。

 

きっとあなただけのひと品を

思いつくことが出来るはずです。

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