革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2008.09.17

札入の試作場面

 

あるお客さまがご注文くださった札入の、これは「ダミー」です。

 

ほとんどの製品は、こうして「試作」をしてから、齟齬がないかを確認しつつ、作り進めます。

試作は、この写真のように部分試作だけの場合もありますし、ほとんど完成品になるまで作らなくてはならないものもあります。

バッグの場合は、形やバランスを見るためにいったん外形を作ってしまいます。

変更があるものだけ、各々のお客さまにお見せするのですが、

今回お見せしたお客さまが、

「こんなふうに確認しながら作ってくださるんですね。大変なお仕事ですね」

と感動してくださったので、みなさんにもご覧いただいたらおもしろいのではないか、と思いお出ししました。

試作ができたあとで本番を作るわけですから、 「オートクチュール」とは、 まさに「コンサルタントデザイナー」と 「クラフツマン(職人)」との共同作業を、 一定期間お客さまに雇っていただくシステムがあって、初めて成り立ちうるものです。

 

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