革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2020.04.30

小型録音機を収納できるシステム手帳 811

「この小型録音機を、

システム手帳を

開く開かないに関わらず

作動できるようにして欲しいです。」

 

さまざまな方に

インタビューするお仕事のため、

つねに小型録音機を

お持ちになる方からのご注文です。

 

現在お持ちのシステム手帳の

ベルト留め金具と同じ金具にして、

シンプルな中にアクセントのある

デザインをリクエスト頂きました。

 

 

このシステム手帳、

細長い形の録音機だけでなく

ペンも2本入るようにしましたので、

 

横幅を少し広くし、

これらの三種の神器が

うまく収まるようにしています。

 

これですっきりした見た目と、

使いやすさを両立させることが出来ます。

 

左手にある白いボックスの大きさが

録音機の大きさと同じで、

手帳にぴたりと収まりますから

外から見た目がとてもきれいです。

 

ちょっと指を添えることで、

オンオフのスイッチを

入れたり切ったりすることができます。

 

 

こういう加工も細かい作業で大変ですが、

出来上がりがキレイな収まりになると

作った私たちはとても嬉しくなります。

 

シンプルですが華のある手帳は、

長く長くお使いいただけるお品。

 

今回お作りした手帳はきっと

自然に貫禄が出てくるほど

長くお使いいただくことと思います。

ありがとうございました。

 

 

さて、話は変わりますが、

当店がドラマ「黒革の手帖」のために

デザインし、お作りしたシステム手帳は、

新品をお収めしたのですが、

クランクインまでのわずか1~2週間で、

美術の方々は

使い込んだ古さを出してくれました。

 

お教えしたように、砂でこすったり

指で傷つけたりした後、

オイルケアをしてくれたそうです。

 

 

そうです、

当店の特製牛革でしたら、

傷つけても、大丈夫!

 

付いた傷も治ってくれます。

 

そして、手で撫でていただくことで

使い込んだ良さ=貫禄が出ます。

 

長く使って出る貫禄こそが、

どんなに欲しくても買うことのできない、

持ち主だけの勲章です。

 

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