革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.09.3

お気に入りのハンドバッグを好きなレッドカラーで 01114

お気に入りのバッグの形で

欲しい色がある場合も、

フルオーダーメイドはお役に立てます。

 

少し前であれば、

正直ここまではっきりと

革の色についてお書きできませんでしたが、

いまは、良い品質の革で

かなりの色揃えをできるようになりました。

 

 

このクライアントが欲しかったお色は、

はっきりしたレッドカラー。

 

赤といってもいろいろありますから、

カタログなどをお見せして

一番お好きなものをお選びいただきました。

 

すでに、使い慣れて

気に入ったバッグをお持ちなので、

見本ををお持ちくださるご注文です。

 

 

この方に他にもう一点、

これだったらもっといいなあ、

というご希望がありました。

 

それは外ポケットの数で、

見本にはひとつしか付いていませんから

もうひとつ追加したい、

とのリクエストを頂戴しました。

 

こうして出来上がり写真を見ますと、

シンメトリーでナチュラルな感じです。

 

 

ハンドバッグにもたくさんの種類があり、

それぞれの形に製作のコツや手順があり、

それが、どれもまったく違いますから、

フルオーダーメイドという仕事は、

毎回 難物を仕上げる仕事です。

 

一点だけ完璧に作るために、

どれだけ考え、どれだけの時間、

高い技術を持った製作者が作業するかと

考えますと、

 

一度に何百個もの量産をして

価格を下げる工房(工場)量産が

どれくらい効率的か、毎回思い知らされます。

 

あるパートだけを担当するのであれば、

どんな形であっても

やる作業としてはさして変わりませんから、

人の入れ替えも

それほど難しくはありません。

 

 

しかし、当店で

技術提供している技術者たちは、

何も考えずに手だけを動かす作業ではなく、

 

自分の頭で考え、手の技術を研き、

一人ひとりのクライアントのために

新しいものを製作する喜びを選んでいます。

 

オーダー品がきれいにできることには

達成感がありますし、

 

それを受け取って下さるクライアントの

喜びの声やご感想が、

その達成感に、さらなる上乗せをしてくれます。

 

 

いろいろな仕様を作っておりますと、

ある程度の一般的に使いやすいと思われる

仕様に思い当たります。

 

当店定番の製品は、そんな仕様の集大成。

 

一人ひとりの持ち物の大きさが多少違っても、

ある程度吸収できるものにしています。

 

 

定番製品は、

㈱栃木レザーさんに作ってもらっている

特製牛革でご注文をお受けしていますが、

 

それ以外のお色や革で作りたい、

というご希望がありましたら、

いまではワールドブランドが使っている

高品質の牛革やラム革も入りますので、

どうぞお尋ねください。

 

 

「どうしてもこの色でなくてはダメ!」

というご希望でなければ、

ヨーロッパのニュアンスある色揃えが

ありますから、きっとお好みのお色を

見つけることが出来ると思います。

 

このブログでもだんだんと、

在庫として持っている

珍しいニュアンスカラーを

ご紹介していきたいと思います。

 

これからも、楽しみにご覧ください。

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