革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2023.02.11

「探してもなかったものが出てきた!」定期入れ+小銭入れ 21207

若いクライアントがおいでくださるのは

何にも増して嬉しいことです。

 

当店においでくださる若い方々が

口をそろえて言ってくださることは、

「自分の使いたいものを

長く使いたいと思っています。」

すばらしいお考えの

若い方が増えているのは、

なんと喜ばしいことでしょう。

 

 

 

 

 

 

こちらの製品はパスケースであり、

中には4~5枚のカードも入っていますし

折り畳んだ万一の時用お札も入り、

小銭入れも付いています。

 

「ずいぶん探したのですが、

どこにも無かったので

オーダーしようと考えました。

ネット検索したのですが、

小物をオーダーできるところは

他にはどこにもありませんでした。」

 

 

 

 

 

 

いろいろとお調べくださって

ありがとうございます。

「革製品」という名前の括りの中には、

作り方やノウハウの違う

たくさんの種類のアイテムがあるので、

そのすべてを作ることができなければ、

「フルオーダーメイド」は出来ません。

 

その中で小物は最も難しい製作物です。

大きさが小さければ小さいほど、

多くの機能を載せることは

難しくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

「最初に使っていた定期入れは

高校入学時に難波の書店で見つけました。

自分には

欲しいものはあまりなかったのですが、

これはとても欲しくて必要だったので

珍しく母にねだったものです。

 

2代目の定期入れは

大学3年くらいに見つけ、買いました。

大学に入ると

お金を使う機会が出てきて、

小銭入れが欲しいな

と思ったことがきっかけです。

 

最初の定期入れに

ブランド名が入っていたので

その名前で探してみたら、

同じような定期入れで

小銭入れ付きのものがあって…

 

でも、自分が欲しいと思うものは

こういう並びじゃないんだよな、

と感じつつも、

それで手を打ちました。」

 

 

 

 

 

 

高校入学時から10年、二つの定期入れを

大事に使ってきたクライアントは、

「2代目も自分の理想とは違うので、

気に入って長く使えるものが

欲しいと思いました。」そうです。

 

お渡しの時、

「ああ、探してもなかったものが

やっと出てきた!」とおっしゃって

ずっと手で撫でてくださっています。

作り手に取っても至福の光景です。

 

「ズボンの前ポケットに入れた時の

大きさも、良い感じですね。」

 

「もっともっと馴染んできますよ。

革の気持ち良いところは、そこです。

使っているうちに

しなしなっとしてきて、

クシュ、と小さくなっていって、

丸みが出て手に持ちやすくなります。」

 

 

 

 

 

 

革についてのご質問にお答えしている間

頬ずりせんばかりに

丁寧に撫でてくださっていたクライアント。

将来どんな風に革が育っていくかが

目に見えるようです。

頂戴したご感想をご紹介します。

 

************

お札入れは、

これ以上になく”きれい”なものを

作っていただき大変満足しています。

 

シンプルに上品で華美な主張をしない、

でもどんな場にも連れていけるような

”きれい”なものは他になく、

お願いして本当によかったです。

 

定期入れのほうも、

サイズもレイアウトも自然で、

まるで違和感がなくびっくりしています。

 

新品ゆえの固さや、

ポケットの向きを今までと変えてもらった

違和感はありますが、

常に持ち歩くものですので

すぐに仲良くなれると思います。

************

ありがとうございます。

 

 

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