2023.02.28
革のバッグを育てるクライアント
クライアントの中には
必要なアイテムをオーダーしながら、
「革を育てること」を
愉しんでくださる方もおいでです。
今日はそんな方のバッグをご紹介します。
上は、ちょうど1年ほどお使いいただいた
ルバルのショルダーバッグです。
たまたま他のバッグのためにお作りした
ショルダー紐を使って
軽快にお持ちくださっています。
元も柔らかいのですが、さらにやわやわと
触り心地が良くなったルバル革は、
頬ずりしたくなるほど。
「雨の日は別の鞄を持ったりしますが、
もともと荷物量に合わせて
バッグを変えていますから、快適です。
仕事の都合で
使う荷物の容量が変わっても、
たいていどんな時でも
その量に見合うバッグがあるので
気持ち良く使えますね。」
こちらのクライアントは
小さくたためる雨用の撥水バッグをお持ちです。
「先日のオーダーバッグの大きさに合う
撥水バッグを見つけたので、
いつも持ち歩いています。」
そして、店頭でお話している時も
気持ち良い革ですよね、とおっしゃって
手で撫でてくださっていますから、
革の表面のテリがすぐに出てきます。
手で撫でていただくことで
どんどん革が育っていくのが、
当店特製牛革の特長です。
そうすることで、
付いてしまったキズも治っていきます。
それが
「使い込んだ良さの出た革」になります。
「この大きさの撥水バッグは
なかなか見つけられませんでしたが、
これならゆったり入りました。」
毎回、このような
新しい情報をくださいますことにも
感謝申し上げます。
こちらの雨避けバッグカバーには
「Lieben」というブランド名が付いています。
傘屋さんが作ったバッグだそうです。
そしてもう一社ご紹介いただいたのは、
「TO & FRO」という会社のものです。
それぞれ特徴があり、
製品の大きさ企画も違うようですから、
気になる方はご覧になってください。
なるべく良い状態で
バッグをお持ちになりたい方には
ありがたい情報です。
いつもご協力に感謝申し上げます。
それにしても、どちらも
なんと早く、なんと気持ち良い革に
育ててくださったか…
ありがとうございます。