2024.11.4
ブック型のジョッター 240911
今まで使ってらっしゃたジョッターが
「そろそろダメになってきました。」
と、ご注文くださったクライアント。
「立ったまま書きますので、
紙ばさみの面は硬い方がいいです。
二つ折りにして使うこともありますから、
折れるところは柔らかくしてください。」
向かって右側で筆記して
左側のポケットに紙をホールドします。
紙の大きさが微妙に違う2種類を
使いますから、
四隅のホルダーの調整が難しいひと品です。
折り畳んで使うということですから、
上のお写真のように
表紙が180°折れ曲がります。
これは革にとってはつらい使われ方です。
折れ曲がりが大きければ大きいほど、
革の消耗は早くなります。
でもそのように使うわけですから、
なるべく負担が少なくなるような
工夫をします。
*上の4枚のお写真が畳んだ時のイメージです。
しまった紙を取り出しやすいよう、
左側のポケットには
切り欠きを付けています。
お渡しは郵送でしたので、
今頃はきっと
使い始めてくださっていると思います。
うまくお役に立っていることを願っています。