革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.12.31

プレゼントのボストンバッグ 41006

一年の最後にご紹介するのは、

バイカラーのボストンバッグ。

こんな素敵なプレゼントをいただくなんて、

なんとすばらしいことでしょう!

 

今回のご注文では、

差しあげる方ともらう方が

一緒にご来店してご相談くださいました。

プレゼントの場合、

このようなことができると

ご相談はかなり簡単になります。

 

でも当店なら、メールでのご相談も

きちんと内容をお受けできますから、

安心してお訪ねくださいね。

 

 

 

 

 

 

今回のご注文では、ご依頼者が

見本バッグをお持ちくださいました。

そして

変えたい部分のご要望をいただいて

お作りしています。

 

「このバッグが一番使いやすいです。

なかなか売っていないサイズなので、

近いサイズのバッグを

いくつか買ってみたのですが、

やはりこれでないと、となりました。」

 

 

 

  

 

 

 

今回変更したい部分は、

上の右のお写真でご説明しますと

バッグの肩の部分。

 

新しくお作りしたヨコ胴の肩は

丸くふっくらとしていますが、

見本品は、ここが膨らんでいません。

 

たったそれだけの事、

と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、

この形が変わるだけで

ファスナー部分の作りにくさが加わります。

 

 

 

 

 

 

バッグをツートンカラーにしたのは、

見本バッグもツートンだったからです。

元々の組み合わせは

ダークブラウンxネイビー。

今回の色合わせは、かなり新鮮に感じます。

 

見本バッグは、長年使って

キズでだいぶ白くなっていますが、

当店オリジナル牛革のルバルなら

手で撫でることで

キズが治って、革のツヤが出てきます。

 

「革を育てたいので、頑張ります。」

ピックアップ時のお言葉です。

当店のルバルなら、頑張りがいのある

すばらしい経年変化をしてくれます。

 

 

 

 

 

 

見本バッグの外ポケットは

裏地がぐずぐずに上まで出っぱってきて

使いにくそうですが、

当店の製作方法であれば

そのような型崩れはありませんから、

気持ち良くお使いいただくことができます。

 

これも、当店の

オーダーメイド品のすばらしいところ。

きちんと作れば、

同じ形でも使い勝手が変わります。

 

 

 

 

 

 

いろいろなバッグの

長年使った後を拝見しますと、

正しい方法で作られているものと

そうでないものとの差が激しいと感じます。

 

それはおそらく

売値には関係ないかもしれません。

 

難しい作りのものでも

きっちり作ってあるものもあれば、

そうでないものもあります。

おもしろいですね。

 

 

 

 

 

 

このボストンバッグのポイントは

ファスナーの開きが大きいこと、です。

普通のボストンバッグは

横幅の端から端までですが、こちらは

ヨコ胴の方までファスナーが続いています。

 

大きさもちょうど良かったのでしょうが、

きっとこのファスナーの開きの大きさにも

使いやすさを感じてらしたと思います。

 

 

 

 

 

 

柔らかい

吸い付くような手触りのルバルは

きっとすぐに

気に入ってくださることと思います。

 

「想像よりステキです。良い色ですね。」

長くご愛用頂けることを願っております。

ご主人様と末永くお幸せに。

このたびはありがとうございました。

 

 

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