実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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オーストリッチレザーとは?
今日はオーストリッチの革を
まるっと一枚お見せします。
1枚の革を丸ごとご覧になる機会は
なかなかないと思いますから、
ぜひ拡大してご覧ください。
「オーストリッチと言えば毛穴」
というくらい毛穴が有名ですが、
お写真のとおり、毛穴(クィル)の
ぷつぷつがあるのは、
1枚の革の半分くらいです。
しかも個体差がありますから、
ぷつぷつの高さや大きさ、
また配置の具合も
革によってまったく違います。
それで当店では、製作物に合わせて
革の仕入れをします。
バッグなど大きなものには
大きくしっかりした毛穴が合いますし
小物であれば、密度が高めで、
高さのある毛穴がキレイです。
それだけでなく、
中心線に沿った毛穴のない部分の
あり方や、それがどれほどあるか、
も見る必要があります。
*数年前のハイクラスのオーストリッチ
ですから
製作物に見合った革がその時々で
うまく見つかるかどうかは、
運しだい。
革はご縁のモノなのです。
*オーストリッチレザーの
オーダー例は、こちら
上のお写真は
オーダーパーツ取り後の革です。
四角く空いた穴はパーツの形。
小物でしたから密度の高い斑柄にして
中央線からシンメトリーで
パーツを取っています。
大きめで高さあるツブで一級品ですが
昔に比べると、ツブの高さや大きさは
ずっと小粒になっています。
時代とともに動物も変わっています。
エキゾチックレザーは
1枚単位の販売のうえ
高価なので、ご注文品の場合には
最高級の場所でパーツを取ります。
それがこの四角く空いた穴。
なぜこのようにパーツを取るか?
それはそういう製品が
もっともうつくしいからです。
見ていて気持ちよいからです。
市販製品にはまず
こんなお品はありません。
*パーツを取る時は
あらゆる角度から見て決めます。
でも、これまでのように
「毛穴のない部分に価値はない」
などと言うことは、
この動物にとってとても失礼な話。
当店では毛穴のない部位については
店頭でみなさまにお見せして、
積極的にお薦めしています。
なぜなら、オーストリッチは
「とても丈夫」だからです。
おまけに
毛穴のないオーストリッチ革は、
じっくり見ても何の革かわかる人は
そうそういません。
すごくおもしろいと思いませんか?
デザイナーは、
オーストリッチやクロコダイルを
始めとするエキゾチックレザーは、
「牛や豚とは違って
品種改良されてないから、
ずっと丈夫なんだと思う。」と
仮定しています。
それほどに
エキゾチックレザーは、どれも丈夫。
ところで、
オーストリッチ革の裏面が
綿毛が絡まったような
ふわふわな見た目をしていることは
ご存じですか?
じつはこれが曲者で、
昔、この革の特徴を知らない頃
どんどんこの綿毛を
むしっていったところ、
革に穴が開きそうになりました…
綿毛は柔らかいのですが、
「むしる」という表現をするほど
その毛は、厳しく硬く
表皮にくっついています。
ですから、製作前に革自体を
均等な厚みに揃えることも
なかなか手間だったりします。
女性製作者ですと
「手がいたくなっちゃった。」
ということもままあります。
ご注文品に合わせて革を選び、
その革を最高の状態にして製作し
デザイン的に齟齬のない
うつくしいものに仕上げる。
使い勝手はもちろんですよ!
これが当店が
ひとり一人のみなさまに提供している
オーダー品の素性です。
長くお使いいただくことを願って、
このオーストリッチレザーの
毛穴以外の部分にも
ご注目いただきますよう、
お願いいたします。
リーズナブルな価格なのに
すばらしい保ちの革です。
お写真の革は、もちろん毛穴も
ゴージャスに起っていますので、
お好きな方はご連絡ください。