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大きなガーメントケースの製作風景

大きなガーメントケースの製作風景

2025/10/03

 

当店には4人の製作者がいます。

そして大きな作業台が4台あり、

ひとりが一つの作業台を使って

担当のオーダー品を最初から最後まで

お作りしています。

 

しかしそれも、

急ぎの仕事だったり、

あまりに手数の多いものは

時に2人、稀なことですが

3人がかりになる必要もあります。

 

今回は、「大きなもの」ですから

2人がかりでミシンをかけています。

 

 

 

*左手にある箱はたばこの箱。

 

 

製作中のアイテムは

スーツを持ち運ぶガーメントケース。

ヨコ幅が60センチ近くあります。

この縫いで形を仕上げる

ほぼほぼ最後の場面です。

 

ここまで大きなものになりますと、

通常の方法で革でお作りすると

かなり重くなって

持ち運びが大変になりますが、

ご注文者のご要望は

「軽く作ってね。」です。

 

 

 

 

 

それはそれはいろいろなテを使って

軽くお作りしますが、

ここまで大きなものは縫いが大変です。

 

ひとりでは縫えない。

そこで、このお写真のように

ミシンの位置をずらし、

もう一人に支えてもらって

縫い進めていきます。

 

縫う方はもちろん大変ですが、

支える方にもコツが要ります。

どこの部分をどのように縫うかを

見ながら、支え方を変えていきます。

 

 

 

 

 

これはまだシンプルな縫いですが、

もっと複雑な縫い方だったり

もっと大きなお品になってくると、

定位置にあるミシンを

もっとたくさんずらして

どば~っ、と縫うこともあります。

 

店舗の隣のアトリエでは、毎日

激しい格闘が繰り広げられています。

 

カバンづくりの現場では

製作者の体力も鍛えられます。

 

 

 

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