実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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星の革、そして「革を見る会」の第一回クラブ活動
*「革を見る会」を
起ち上げようと思います。
急ですが、22日【土】16時~
参加希望の方は、メールで
事前にお知らせください。
ゾウ革が上がったというので、
うきうきと出かけて行った
デザイナーです。
5色染めたという話ですが
狙いは、ワインカラー。
さて、どんな色に
仕上がっているでしょう?
*見たこともない星形の斑柄が
たとえようもないほど美しい
こんな始まりですが、
「どこがワインのゾウ革なの?」
と言われるお写真ばかり…
革とは”出会い”です。
デザイナーは
40年の経験から
すでに揺るぎない自分の感覚で、
より高品質でより上品、
それでいて ”美は乱調にあり”
という指針も持ちながら、
一期一会の革を選んできます。
*こちらは正統派で、
完璧にきれいな斑柄を持つ
今回グリーンも素敵でしたが、
最終的に目が離せなくなった革は
このブルー系でした。
藍染めの青色を目指しながら
少し浅く染まったお色です。
いかに染色が難しいか、
よくわかる結果です。
色の方向性を指定しても
最終的にどう上がるか、
その結果を予想することは
誰もできません。
今回の出来上がりは、
前回のネイビーより軽やかで
フランスブルーより柔らかい。
小さめの革2枚を入れましたが、
どちらも
甲乙つけがたい斑柄です。
とくにご覧いただきたいのは、
下のお写真にある
星形の斑柄が
流れるように散りばめられた
めずらしい1枚。
これまでしばらくの間、
なかなか心惹かれるゾウ革に
出会わなかった分、
この星たちに出会えたのかも
知れません。
*これが星の斑柄を持つ革
お出しすることが憚られる
話題を敢えてしますと、
猟期がクローズドのこの時期でも
環境を保つために
間引かれるゾウ達がいます。
その間引き方では、
一団がすべて排除されます。
それは、ゾウが
群れで生きる生き物だからです。
彼らの命を
大切に使わせていただくために
皮を革にする人たちがいて、
それを愛を込めて染色するから、
みなさまに
こうしてお目に掛けられます。
その革に、奇跡が存在します。
そして、数ある革の中から
それぞれの革を愛する人が
持ち帰り、愛する製品にします。
「なぜ”革”なのですか?」
革素材を作ったり、
革製品を作る仕事に携わる人に
お訊きすると、
「だって、好きですから。」
という返事が返ってきます。
”愛”がつなげていく革物語は
当店の場合、
この革を気に入ったみなさまが
愛着持って使えるデザインや
使いやすい仕様にして
お持ちくださることで、
完成します。













