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タンニン鞣しxヌメ仕上げのクロコダイルの名刺入れ2512N
以前紹介しました
タンニン鞣しxヌメ仕上げクロコ
のご注文品です。
お写真ように
革を丸っと一枚使って、
製品の内外の斑柄を合わせた
逸品に仕上げました。
出来上がった
あまりの美しさに、
アトリエの製作者たちが
「ずっと見ていたい。」と
言っていた姿が印象的でした。
ここのところのご注文品は
まことに美しいオーダーが多く、
見惚れてしまうことが
しばしばあります。
*表面の斑柄
小さめの革ではありましたが、
今回のように作られたクロコは
凹凸が大きく、はっきりした柄で
迫力あるにも関わらず、
中央の腹の柄部分だけを使うと
おもしろ味のない、
平坦な感じになってしまいます。
そこで今回は
クライアントの了承を得て、
右から左へ向かって
中央の柄から脇の柄へと
大柄から小柄になっていく景色を
入れることにしました。
*裏面の斑柄
外側はもちろん1枚革で
柄が続いていますから、
外面を広げて見た時の迫力は
かなりのものです。
でも、それ以上に見事なのは、
内側の名刺入れのパーツです。
本体の入れ場所、
その上のポケット、
フタの内ポケット、と
この3枚のどれもを
繋がった柄にしましたから、
1枚の革のような煌びやかさ。
*開くと柄の流れがはっきり
「ちゃんと話し合ったとおり、
柄が大から小になってますね!
また、内側がすごい。
外と同じ側に斑柄があるから
驚きますし、
迫力あります。」
何も説明しなくても
すべてご理解くださった
ご注文者に、
とてもよくお似合いです。
*マチはクロコダイルでは
無理なので、オリジナルレザーで
マチ部分はクロコダイルでは
製作することができませんから、
当店オリジナルレザーのヌメ
ブラックで引き締めています。
この部分が同じ系統の色になると
もっと柔らかい印象になります。
上のご説明から推察できるように、
この名刺入れの成功の秘密は、
ご依頼者自身がお選びになった
糸の色!
「こんな名刺入れは
見たことないですから、
きっと話題になると思います。
語っちゃうかも…」とは
クライアントの弁。
デザイナーは言いました。
「こういう稀有なお品は、
革に興味があってもなくても
誰もがつい見ちゃうものです。
きっとお話を聞きたい人は
たくさんいると思いますよ。」
*裏地も同じ色目のヌメで
マチがブラックなので、
通常の糸の選び方であれば
ブラックか表の革色を
指定されることが多いですが、
今回はブラウン系のカーキ。
糸がもしブラックだったら
固定された強いイメージになり、
ヌメと同色であれば柔らかく、
少しボヤっとしたかもしれません。
ここでカーキの出番。
両方に見事にマッチして
ちょうど良い強さになりました。
ベストチョイスだったと思います。
このたびも
ご注文ありがとうございました。
ますますの
ご発展をお祈りします。















