2010.09.8
ストリングスのご紹介です。
まだまだ真夏の暑さが続く毎日ですが、
9月という月や、夕方の風のなかに、少し秋を感じるこの頃です。
本日は、読書好きには垂涎の的 「ストリングス」 をご紹介します。
このストリングス、お使いいただいた、1年ものです。
「厚い本の場合も、薄い本の場合も、
紐部分の調節でぴったりと収まっちゃうので、何となく良い感じです。
「ただ、革の紐だと気を遣っちゃうので、登山靴の紐を使ってみました。
そうしたら、強度も良いし、汚れにも強いし、
気を遣わなくても良いので、ばっちりでした!」
色の配色も個性的ですし、この登山靴の紐で、さらにその個性が増しました。
作り手では気付かない使い方をしてくださるのも、
当店でオーダーをしてくださるお客さまのすばらしいところです。
京極夏彦さんの900ページ弱が発売され始めた頃にサイズを決めましたので、
現在は、もっと厚い文庫が出ていると伺って、驚きました。
必要なお客さまには、もっと厚い本が入るようにお作りすることもできます。