2010.11.30
あるお客さまの「A5ジョッター」考
この製品に対する考察を、
お客さまからいただきました。
なるほど、のひと言です。
どんなメモ態勢を取るのが
自分には合っているのか、
まだまだ迷っている方のご参考になれば、
と思います。
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ジョッターの良いところって
次の3点だと思います。
①どんな体勢でも素早く書ける
②薄いので携帯しやすい
③物によりますが、
きちんと作られたものは書き味がよい
これらの良さは、
スマートフォンやipadなどの
デジタルデバイスの完成度と
Gメール、カレンダーやエバーノート、
ドロップボックスなどのクラウドストレージの
利便性が高まったからこそ、より生きてきます。
その理由は次の通りです。
①iphoneやipad用の手書きメモアプリが
完全に実用になったので、
それ以上の素早さを求めるなら、
ノートやメモよりジョッターである、ということ。
②スケジュールを
グーグルカレンダーに一本化できるので、
手帳にスケジュール機能が不要になる。
したがって、紙媒体はジョッターで事足ります
(携帯用には5×3を使ってます)。
あと、鞄に入れる物も、
ほっとくとどんどん増えるので、
定番の持ち物は
極力軽く小さくするべきですよね。
③これまでそれほど重視されなかったことですが、
じつはこれが、
デジタルとアナログの併用においての
一番のメリットです。
アイデアを練る時には
やっぱり手書きが良く、
書き味はそれを促進させます。
また、そうやって書いた落書きも、
捨てないでエバーノート等にためておくと、
どこにいても以前書いた物を直ぐに検索できます。
良い考えにまとまったと思っても
結構直ぐに忘れてしまいますので、
直ぐに検索できるのはすごく重要なこと。。。
言い換えれば、
昔、重いシステム手帳でやってきたことが、
エバーノートと軽いジョッターを使うことで、
簡単で
より高度に出来る時代になったということです。
これが、周回遅れの文房具が
トップランナーになった理由です。
ですので本製品で、
今野さんが、書き味を求めるために
表面に良い革を使うのは、
本質的な設計思想だと感心しました(apple的ですよ)。
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当店の製品作りにまで
考え及んでいただきまして、ほんとうに嬉しいです。
おかげさまで、
スケジュールやメモを取り巻くさまざまな環境が、
ドラスティックに変化している現在の状況を、
理解することができました。
こちらのお客さまからは、
お届け後、以下のご感想をいただきました。
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こんばんは、本日商品受け取りました。
どうもありがとうございます。
絶妙な厚みに感心してます。
これ以上、薄いと反りますし、
厚いと携帯性を損ないます。
重さも厚紙で作った物より軽いですし、
それでいて革の質感も十分です。
また、書いてみて、
字が上手くなったような錯覚を覚えるタッチです。
こうなると、これのケースにつても
軽量性、携帯性、俊敏性を損なわない
アイデアがわくんですが、
それはまたにしておきます。
どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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ありがとうございます。
次なるケースのアイデアを、
楽しみにお待ちしております。