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A4サイズ+製本なし台本の台本カバー 51006

A4サイズ+製本なし台本の台本カバー 51006

2025/12/03

 

以前B5サイズで

製本なしの台本カバーを

ご注文くださったクライアントが

「今度はA4サイズで、

ヨコ型で作りたいです。」

とまたご来店くださいました。

 

デザイナーは真顔ながら

しっかりお尋ねしていました。

「あのう、今度はどんな方に?」

キュートなワンピースの注文者は

どなたかをお教えくださった後、

「今度の推しは19歳です。」と

華やかな笑顔で答えてくれます。

 

 

 

*ヨコ型でヨコ開き。
コンパクトサイズにしようと
ペン挿しは外につけている。

 

 

時間が経てば

自分自身も変わりますし、

”推し”も変わります。

楽しそうな表情で

デザイナーと話すご依頼者。

こちらまで顔が笑ってきます。

 

”推し”の方と

しっかり話せる時間がある

とのことで、

いくつかの点を課題にして

お持ち帰りいただきました。

 

 

 

*これは裏面。

製本なし台本は、A4用紙の
右上をクリップで留める方式。

 

 

こんな風に、お相手の使い方を

尊重して贈りものを選べるのは、

楽しさ倍増に違いありません。

 

”推し”の俳優さんに

初めてお会いしたのは

まだその方がアイドルだった頃、

ご依頼者の好きな舞台の役柄に

その方が抜擢されたことが

きっかけだったそうです。

 

しかも次の舞台で、

前の”推し”の方と共演したとか…

すごい偶然もあるものです。

 

 

 

*マグネットで閉じる表紙。

 

 

店頭では二人が、最近の舞台は

漫画原作も多い、とか

どんな漫画が好き…

などという話までしています。

 

デザイナーは、いろいろな方と

様々な話題をしますが、

最近はどうやら

「私も趣味を充実させたいな。
”推し”を持つのは楽しそうね!」

と、言っています。

「だって推し活してる人って、

みんなキレイで

とても生き生きしてるもの。」

 

 

 

*台本の載っている方は硬く、

表紙は丸められるほど柔らかい。

 

 

ご依頼者に話によりますと、

”推し”が売れる前の、

売れていっちゃうまでの過程を

見るのが楽しいのだと。

なるほど…です。デザイナーは、

「そういえば、かつて

そんなことしたなあ。

NHKホールでライブしたら

とりあえずそれが上がり、って

それから行かなくなった

追っかけをしたなあ…

今は超ビッグになっちゃった。」

 

ご依頼者は

「このカバーだったら
ずっと使えるから、

10年後の”推し”がどうなるか、

とても楽しみになります。」

とおっしゃる。

そんな想像をすると、

たしかにとても楽しいですね。

 

当店でも、

長くお目にかからなかった方と

久しぶりにお会いするのは、

感慨深いです。

 

喜んでいただけることを

心より願っております。

またその俳優さんのご活躍も!

このたびも

ありがとうございました。

 

 

 

当店というお店への一般的な解釈のお話

当店というお店への一般的な解釈のお話

2025/12/01

 

先日おいでくださった

あるクライアントとのお話には

興味深い内容がありました。

それも、私たちにとって

嬉しいお話でしたから

ちょっと書かせてください。

 

この方とお話ししてましたら、
当店をよく知らない方々が、

オーソドキシーって

どんなお店と思っているか、

という話題になりました。

 

個人店である当店に対して

一般的に使われがちな言葉は、

「手作りのお店」

「レザークラフト店」です。

 

しかし私たち自身は

それとはまったく違う認識で、

みなさまからの

ご注文をお受けしています。

 

量産品からオートクチュール、

さらにその上の

フルオーダーメイドを

網羅しているハイブランド店を

例にとりますと、

 

顧客それぞれに対して

デザイン提供する

フルオーダーメイドは、

最上顧客に対するサービスです。

 

ですから当店は、

量産品部門を持っていない

ハイブランドのようなお店。

 

私たちは、

フルオーダーメイド品と

個々のオートクチュール品は、

ハイブランド製品と同様に

顧客に合わせて

一点一点デザイン提案をし、

ひとりの技術者が作っています。

 

今回のクライアントは

それをご理解くださり、

実感あるご自分の言葉で

表現してくださいました。

ありがとうございます!

以下は、
その方がお話くださったことです。

 

 

************

 

私は、この店はね、

私たちがほんとに欲しいものを

ステキにまとめてくれたうえで、

ブランド品の品質で

作ってくれるお店なんだ、

と思っています。

 

だからよくある

「手作りのお店」という表現は、

この店とはぜんぜん違うものだ、

と思います。

 

きれいでカッコいい革製品を、

自分の思うような使い勝手で

持ちたい、という人は

きっとたくさんいると思います。

 

 

 

 

 

この本カバーなんかは

もう12年ほど使ってますけど、

こんなに使ってるのに

まだまだ使えますから、

お値段的にも決して高くないです。

自分でこの仕様を考えるのに

3年ほどかかりましたけど(笑)。

 

 

 

*読みかけページが

すぐに開けるギミックが、

左の見返しに!

 

 

あともうひとつ、

私、ここに来て、

アッと思うことがありました。

 

それは、相談に来て、成り行きで

ここで作った持ち物を

お見せすると、

「色ケアしましょうか。」などと

必要なケアをしてくれること。

 

 

 

*端処理の色を、待ち時間で

補色してみがきました。

 

 

高校生の頃、お友達の中に

ハイブランド店に

行きつけの友人がいて、

ある時一緒に

そのお店に入りました。

すると、店員さんが

「お手入れしましょう。」と

目の前で鞄を磨いたんですよ。

他所のお店でそんなところを

見たことがなかったので、

「ブランド店って

特別なんだな。」

と鮮明に覚えていました。

 

でもここへ来ると、同じことを

してくれるじゃないですか。

しかも、店員じゃなくて

製作者であるプロが。

気が付くと、

自分もそういうお店の

常連なんだな、と思って

嬉しくなります。

 

************

 

このように感じていただけて

とても嬉しいです。

またこのように、お気持ちを

ご自分の言葉にしてくださった

ことに、感謝申し上げます。

ありがとうございます。

 

大切なひとり一人のみなさまに、

それぞれの理想を載せた

お品物をお作りするのですから、

毎回できる限りのことをしたい

と思っています。

 

アトリエですぐにできる

必要なケアがあれば

技術者が行いますから、

お待ちいただく間にできます。

店頭においでになったらぜひ、

お作りした製品を

お見せくださいね。

 

 

 

大きなガーメントバッグの出来上がり 508N

大きなガーメントバッグの出来上がり 508N

2025/11/29

 

よくおいでくださるご依頼者から
ガーメントケースを

ご注文いただきました。

以前ご紹介した記事の

出来上がり品です。

 

現在お使いのバッグが小さく、

中に入れたお召し物が
シワになってしまうことで

ご依頼いただきました。

 

 

 

 

お客様は以前から、当店特製の

ルバルを気に入ってらっしゃり

今回もルバルでお作りします。

 

ヨコ幅が57センチ

という大きさですから、

普通の革製の作り方にすると

かなり重くなってしまいます。

 

 

 

 

 

ですから、軽くするために

ここで何g、あそこで何g…

というような様々な工夫をして

仕上げました。

 

これなら、何歳になっても、
持ち歩く時の「重いなあ…」

という感覚を軽減できます。

 

 

 

 

 

また、ガーメントバッグには

ハンガーを吊るす部分に

いろいろなタイプがあります。

 

大きさ見本をお持ちくださり、

それを使い慣れているご様子

でしたから、今回は

見本と同じ作りにしました。

 

 

 

 

 

当店ロゴの入ったナイロン生地は

通常なら、1枚そのままで

トートバッグとして製作され

販売されるほど丈夫な生地です。

ですから、

この部分だけをとっても

しっかりしていて長保ちです。

 

市販の製品ですと、

外の革が長く保っても

中から崩壊してくるものが

ほとんどです。

 

 

 

 

 

内側のふたつの大きなポケットは

靴を入れるためでしょうか。
大きめで厚みがあります。

 

スーツからシャツ、併せて
靴まで持って行ければ、

現地で着替えるには

とても便利です。

 

 

 

 

 

デザイナーは

「その人その人の必要が
ひとり一人に適した製品を

産み出していきます。

 

ご依頼者には、使う場と

どのように使いたいかを

考えていただき、

それを伺ってご提案するのが

うちのデザイナーの仕事です。

 

これぞ真の

”コラボレーション”ですよね。」

 

毎回
興味深いテーマをくださる
みなさまに、感謝!

 

 

20年前のA7手帳のデザイン 510N

20年前のA7手帳のデザイン 510N

2025/11/27

 

ご紹介するのは、20年以上前に

”超整理手帳、A7メモ帳”用に

デザイン提案した、メモカバー。

何年も作り続けた
超整理手帳カバーでしたから、
仕様はほとんど変えずに

革やデザインを変えることで

新鮮さを保っていました。

 

 

 

 

 

そんなわけで珍しく、

デザインのためのデザインを

してみました。

こういうことは滅多にないので、

少し気恥ずかしさもあります。

 

ネイビーの本体なので、色的に

映える、白と赤を合わせています。

柄は何となく、

1、2、1、2、…というイメージ。

 

 

 

 

 

この時頭にあったのは、

紙の手帳という

”存在”そのものでした。

 

というのは、このころ既に

仕事で

長くお付き合いしてきた

IBM社のPC部隊はほぼ解散状態で

レノボに移る直前でしたから。

 

 

 

 

 

PC自体安価になってきましたし

ソフトもだんだんと

進化し始めてましたから、

スケジュールを紙に書くのは?

という気持ちもありました。

 

新しいものに直ちに移行する方も

少なくありませんが、

その中でこの”超整理手帳”の

大きなブームがありましたから、

両雄相立つ、という時代でした。

 

 

 

 

 

そんなわけで、

コンピューター的なイメージを

この手帳に出したいと思って

起こしたデザインです。

 

デザイナーは、

「ノートPCが

どんな歴史を刻んでいき、

手帳がどんな風に変わっていくか

とても興味深い

ふたつの例を目の当たりに

見ることができました。

 

物事の始まりから収束までを

こんな近くで見られることは、

貴重で

すばらしい経験でした。」

 

その中で、このように

脈々と生き残るものがあります。

 

このたびも

ありがとうございました。

 

 

 

外ポケットの使いやすいノーブルなハンドバッグ 50903

外ポケットの使いやすいノーブルなハンドバッグ 50903

2025/11/25

 

街では近ごろ

小さめのハンドバッグを

ショルダーバッグにして

お持ちになる方を、

見かけることが増えました。

 

たしかに可愛くて

きちんとした印象もありますから

持ちたくなる気持ちはわかります。

 

 

 

 

 

デザイナーは

スマホも入らない大きさの

ハンドバッグを見た時、

「あれだけ小さいと

もはやアクセサリーですね!

そのつもりで持つならいいけど、

バッグなら

やっぱり持ち物が入って欲しい。」

と言っていました。

 

 

 

 

 

そこへこのご依頼です。

ご依頼者はお嬢様なムードの

上品な方。

こんなイメージで…という

イメージをお話しくださって、

それに基づいて

こちらでデザインしました。

 

金具もすべて

お選びいただいています。

 

 

 

 

 

 

ご要望の中には、”使いやすく”

というのもありましたから、

デザイナーは張り切っています。

 

「小さいサイズだからって

口が開きにくいのは

出し入れしにくくてイヤだし、

ショルダー紐が

フタのラインを崩すのもイヤだし、

後ろポケットに

スマホ入れにくいのもヤだし…」

などなど、

硬いハンドバッグにあるあるの

使いにくさをクリアしたいと、

いろいろな工夫をしています。

 

 

 

 

 

おそらく、お使いいただいて

いちばん驚かれるだろうことは、

後ろの外ポケットと

前ポケットにモノを入れた時、

バッグの形が崩れないこと。

 

当店製品を

初めて使う方にとっては

これが当たり前ですから、

とくに他のハンドバッグと

比べることはないでしょうが、

 

使いやすさにもっとも影響する

このふたつのポケットが

使いやすく、かつ見た目が

キレイなハンドバッグは、

かなり少ないと思います。

 

 

 

 

 

全体のラインもフタのラインも

少し丸っとして可愛げある

バッグは、

ノーブルなお色と金具使いで

カワイイとキレイとが

バランスよくなります。

 

 

 

 

 

バッグの自重も軽いですから、

長くお持ちいただけます。

デザインのためのデザインの

バッグがたくさん出ていますが、

必要な要素をきちんと持った

シンプルなデザインは、

永遠にお持ちいただける

エバーグリーンなバッグに

なってくれます。

 

この方が年を経てなお、

まだお持ちくださることを

心より願っております。

 

このたびは

ありがとうございました。

 

 

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