実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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現在のお店から新店舗の入り口への道案内写真
2025/01/10
新店舗の住所をお知らせします。
銀座2丁目3-5、三木ビル7階
電話番号やファックス番号は変わりません。
現在のお店からの道順に沿って
お写真を撮ってきました。
現在のお店のある道(柳通り)の反対側を
ワンブロック銀座通り方面へ進みますと、
「LUCIE」というウエディング専門店が
あります。そこを右に曲がって
並木通りへ入ってください。
1ブロック歩かないうちに
男性用ジーンズ店「G-STAR RAW」
が、道の右手に出てきます。
その店の左右にある
ショーウィンドウに挟まれた入口の
左手奥にあるドアが、このビルの入り口。
ちょっとわかりにくいので、
気を付けてくださいね。
エレベーターホールへと続くのは
上のお写真のドア。
中へ入って左手にエレベーターがあり、
下のお写真の景色になります。
クラシカルなホールは小さいですが、
おしゃれな内装で、生花が飾られています。
「花開く年」と言われている本年に
ぴったりの生花が、いつも飾られています。
お楽しみいただければ幸いです。
エレベーターの中、
7階に当店の名前があります。
古いエレベーターなので、一回に
あまりたくさんの人は運べません。
ご了承ください。
なお、この三木ビルの向かい側1階に
IQUOSの店舗が入っています。
IQUOSの隣はLOFTですから、
その辺りで道の反対側に注意してください。
2月8日(土)~11日(火)まで
引越し作業が続きますので、
12日(水)午後からの再開となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
*銀座4丁目から1丁目に向かって歩くと、
こんな風に1階のお店が見えます。
このお店の入り口を振り返って、
エレベーターホールを探してくださいね。

叢雲グレーのバイカラー、ショルダーバッグ 411N
2025/01/09遠方の方からのご依頼です。
Zoomで相談できれば、というご希望でしたが
ご招待いただかないと当店ではできませんで、
メールでのご相談となりました。
初めてのオーダーメイドなので、
やり取りしたメールの数は
それぞれ30通以上になりました。
見本となるバッグがあるとのことで、
お写真をお送りいただき
サイズをお知らせ頂きました。
それを元にして、
長形3号の封筒が入る大きさにしています。
ご希望の革の色がいろいろあったのですが、
ウェブショップに出ている
叢雲グレーを気に入ってくださったようで
それをベースにバイカラーのもう一色を
絞ることになりました。
叢雲グレーの革質と色目を考えますと、
当初ご希望いただいた革の種類と色は
あまり合わないものでした。
しかし、どうしてその革の種類か、
などお尋ねしていきましたら
特にこれと言った理由はないようでしたから
他の革もお薦めしてみました。
結果としては
デザイナーのいち押し、このライトグレーに
決まったのは、とても良かったと思います。
最後は各色革見本をお送りして
触っていただいてから、お決めいただきました。
デザイナーはご注文時には
それぞれの完成形を想像できるので
ご要望に対してのお薦めは必ずありますが、
ご注文者には想像がつきませんから、
メールのやりとりの場合
オーダー例を引き合いに出したり、
その革で作った時のイメージを
言葉で説明したり、
色目の合う合わないで、ご説明します。
クライアントの中には
薦められても それを良しとする方と
あくまでも
ご自分で決めたい方とがいますから、
デザイナーはそこを尊重します。
結果が同じだったとしても、
そこはとても大事な途中経過です。
オーダーに慣れていない方ですと、
細かい点まで寸法を言わないとうまく行かない、
と思ってらっしゃる方もおいでと思いますが、
当店は戦歴(!)44年のプロ。
写真でも見本でも、見るところが違います。
何がそのクライアントの肝か、まで
見通しながらコンサルティングを行いますから、
細かい数字などは特に言わず、
中に何が入るか、持つ人の身長や体格、
何に一番気を付けて欲しいか、を
言っていただき、
ある程度お任せいただく方が
オーダーする方は楽かもしれません。
お受け取りのメールの一部ご紹介します。
************
黒い袋を開け、バッグが見えた時に
やっと手に取れたんだなと実感がわきました。
早速封筒を手にし、折れる事なく
スムーズに入ってホッとしました。
メッセージに書いてある注意事項に
気をつけながら
日常的に使っていこうと思います。
*************
ありがとうございます。
じつは、ご指定の寸法では
長形3号がはいらなかったので、
少し大きくしてあります。
それについて何もお尋ねしませんでしたが、
寸法よりも長形3号が入ることを
重視しておられたことからの判断です。
当店はこのような仕事の仕方をする
お店です。
気に入っていただけて良かったです。
このたびはありがとうございました。

A5手帳カバー 41105
2025/01/07「むかし、超整理手帳を使っていました。
気になるものがあって…
これから使うA5手帳に付けたいと思います。」
ありがたいお言葉です。
超整理手帳と言えば
「ノグラボ」さんという
この手帳を広めるためのラボがあり、
そこで5年ほど、限定カバーをデザインし
頒布していました。2000年前後のことです。
随分おもしろいデザインをしました。
使っている方がとても多かったので、
当店ウェブショップでも
定番製品を作ったくらいです。
こちらのA5カバーは
ベルトで閉じることができますが、
普通のベルト留めですと
バッグの中へ入れる時、
ベルトが引っ掛かることがあります。
そこでベルトの先を入れる部分を作って
面が平らになるようにしました。
それでバッグの中に、スッと入ります。
こんな小さなことでも、毎日毎日
何回かバッグに出し入れしていると、
何だかなあ…とストレスになることが
あります。
気分の落ち込みは、たいていの場合、
ひとつのことでは起こりません。
小さな「ちょっとな~」がいくつも重なって
大きな「ああ…」になることが多いと思います。
こちらのクライアントは
そういうことではないと思いますが、
「使いたいA5カバーがある」って
とてもステキなことと思います。
当店オリジナル牛革なら
触っていても気持ちいいですし、
時間が経つともっとカッコよくなりますし、
革の香りも良いです。
見た目のデザインや
革の良さも、ひと目でわかります。
このA5カバーが、
新年をすばらしい年にする
お手伝いができることを、
心より願っています。
このたびはありがとうございました。

折り財布の中に車用キーケースを! 41107
2025/01/05車のキーの持ち方をどうするか、
年々ご相談は増えています。
四角くて大きい車のキーは、
持っていればそれだけで
車とのアクセスになって便利ですが、
大きさが何ともやるせないと思う方は
たくさんいらっしゃいます。
車のキーホルダーで一番多いリクエストは、
財布機能とキーホルダーを一緒にしたい、
というご要望です。
今回もやはりそういうご希望で、
それに合わせてお作りしたのが、こちら。
シンプルな考え方をなさる
クライアントでしたから、
札入れにカード入れを付けた
定番のこの札入れに、
車のキーの入るポケットを付けて
財布全体をベルトで留められるように
しました。
車のキーにこれだけ厚みがありますと、
札入れ部分の畳む距離に
内差外差がありますが、
このL字の開閉口なら、そこまで気になりません。
ベースとして
向いたタイプをお選びになりました。
「どこにも無いのなら
作ってしまいましょう。」
当店はそう考える方のためのお店です。
こんな風にシンプルに考えたものでも
どこにもないものですから、
実際に使うことのできるお品物に
作り上げることが重要です。
また、使っていけば
身体の一部になってしまうほど
手触りの良い革でお作りすれば、
長く長く使いたくなります。
こんな快適を体験してみませんか?
このたびはありがとうございました。
この札入れが、ご注文者の毎日の生活に
うまく役立つことを願っております。

クライアントのイメージするミニハンドバッグ 41106
2025/01/03「お問い合わせメールを見つけられなくて
直接お伺いすることにしました。」
大変申し訳ありません…
前回ウェブサイトを作った時に
スマホサイトに重点が置かれてなくて
ご迷惑おかけしてしまいました。
とにかく、おいでくださって
ありがとうございます。
ショルダーバッグにもできる
小さめのハンドバッグが欲しい、
とお立ち寄りくださったクライアントは、
具体的なイメージをお持ちでない
ご様子でしたから、
店頭にある製品をお見せして
だんだんとイメージを詰めていきました。
そうしたところ、ディテールへのご要望は
いろいろとありましたので、
そこからデザインへとつなげていきました。
ザクっとデザイン画を描いて
伺ったお話しの通りに大きさを合わせ、
使いやすい仕様をご提案して作りましたが、
出来上がってみると、アトリエ一同
「かわいい!!!!!すてき!
あの方にお似合いになりそうですね。」
という出来上がりとなりました。
当初フタの切替革には
アバンギャルドなイメージの革を配し
パンチの利いたデザインにするはずでしたが、
後から「クリスマスパーティに使うので
もっとおとなしい感じにしたいです。
いくつかの家族が揃うので、
派手にしない方が良さそう。」
というご要望で
ベースは当店オリジナル革にして、
アクセントはハイブランドの革に。
その代わり、フタの切替部分と
ショルダーストラップの切替部分は
縫い糸を好きなお色になさいました。
これがとても可愛らしく、
上品なチャームポイントになりました。
まさにこのクライアント、というイメージです。
今回のような小さめハンドバッグですと、
指定サイズそのままで作ってしまうと
どうしても物の出し入れが不便になります。
そこで、見え方は普通なのに
上のお写真のように、バッグの口が
広く開くようなギミックを施しました。
これがあるのとないのとでは、
使い勝手に雲泥の差が出ます。
また、小さいバッグにもかかわらず、
思った以上に入るようになるのも
嬉しい結果です。
受け取り時、嬉しそうなお顔で
しばしの間眺めていらっしゃるクライアント。
こんなひと時が、
製作チームには至福の時間です。
「色違いでもうひとつ欲しくなりそう。」
嬉しいご感想をありがとうございます。
帰りに肩掛けしたところ、
ショルダー紐の滑りが良すぎて
肩から外れてしまいます…
「あ、肩から落ちますね!
そしたら、お時間少しいただいて
滑り止めのスエードをお付けします。
先に気づかなくてごめんなさいね。」
デザイナーがバッグを
隣のアトリエに持って行ってから
30分ほどで、
滑り止めがきれいに付きました。
「ほんと、落ちないですね。」
こんなところも
アトリエ併設店舗の魅力です。
どんどんお使いいただけると嬉しいです。
このたびはありがとうございました。