ORDER WORKS

実際のオーダー例

40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。

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12/29(日)~1/6(月)お店はお休みします。

12/29(日)~1/6(月)お店はお休みします。

2024/12/26

旧年中はありがとうございました。

みなさまとのコレボレーションで

たくさんのすばらしいオーダー品を

作ることができたことに、感謝します。

 

 

 

 

 

 

新年の2月には

店舗の引っ越しを控えております。

そのため対応が遅いことが

あるかもしれませんが、

 

何より、変わらず命かけて

みなさまのオーダー品

と取り組みたいと存じます。

 

新しい店舗での

新生オーソドキシーにご期待ください。

 

 

 

23年前のブラックオーストリッチジーヴズ コンパクト財布

23年前のブラックオーストリッチジーヴズ コンパクト財布

2024/12/25

「これは…作ったことあるのだけど

誰だっけ、この方??」

デザイナーは密かにパニックになっていたと

言っていました。

 

漢字で書くと珍しい苗字なのに、

音で聞くと

ありきたりの漢字の方を思い浮かべてしまう

ずっと昔のクライアントが、

久しぶりにおいでくださいました。

 

 

 

 

 

 

ほぼ四半世紀後にお目にかかったこの方は

かなりイメージが変わっています。

会社をやっている方でしたから、

引退した今現在のイメージが変わるのは

当たり前かもしれません。

 

にこにこしながら

「これねえ、もうずっと使ってるんだけど

ぜんぜん壊れないし、

すっごく良いツヤになったでしょ?

でもそろそろファスナーが傷んできたから

別のを作ってもらおうと思って。」

 

 

 

 

 

 

後からやっとお名前を思い出して、

ああああ~、とお調べしてみたところ

少なくとも23年は経っている

コンパクト財布「ジーヴズ」です。

 

オーストリッチに

裏地はヌメを使っていて、

この裏地は作るの大変だっただろうな、

などと独り言ちていたデザイナー。

 

 

 

 

 

 

それにしても、オーストリッチの革を

23年使うと

毛穴もなくなってくるんだ…

なんて思ったのが実際のところです。

 

「僕はね、使い方が荒いんだけど

ここまで保つってすごいよね!」と

絶賛してくださいました。

 

 

 

 

 

 

内側のヌメも、

この色は無理やり載せている色ですから

ところどころ色が剥げています、

しかし、どこも何ともありません。

 

ここまで保つ当店製品、

23年後のリピートに

「注文の入り方が

商売的には大変だわねえ。」

と言いつつ、デザイナーは

オーストリッチの経変変化を

知ることができて、ゴキゲンです。

 

 

ハイブランド革の女性用ビジネスバッグ 411N

ハイブランド革の女性用ビジネスバッグ 411N

2024/12/24

 

たくさんのオーダーをしてくださった

女性クライアントが、3点目の

仕事バッグをご注文くださいました。

 

仕事用として、2017年に少ない荷物用

2018年に普段の多めの荷物用を

違うデザインでご依頼頂きました。

何度もありがとうございます。

 

その中で珍しい事例が起きました。

大きい方の濃い色のバッグは

毎日家の中で通る通路の壁に当たると

革の色が壁に移ってしまう、とわかり

使わなくなってしまった、とのこと。

 

そのバッグの素材は

当店オリジナルレザーではないため、

そのようなことが起こるとは

把握できず、大変失礼しました。

 

でもこちらのクライアントは

そういう情報もきちんとくださるので

とてもありがたく感謝しております。

 

 

 

*左側は
バッグの中に入るインナーポケット

 

 

 

これまでの2点は、店頭で

現実的に見ることのできる当店定番から

デザインをお選びいただきましたが、

今回は

他の方にお作りしたオーダー品で

現物のないお品も視野に入れて、

この方のお荷物状況には

「これが合いそう」というデザインを

デザイナーがお薦めしました。

うまくお役に立っていると良いですが…

 

 

 

*仕切りを
バッグの中に入れて活用したところ

 

 

 

人には人の数だけ

バッグの使い方があります。

また、収納する荷物も千差万別で、

どこにそれを入れたいか

→その場所が出し入れに向く場所か?

という条件などもまったく違います。

 

 

 

 

 

*ファスナーポケットの中には
入れるモノの決まったインナーポケットあり

 

 

*こちら側の外ポケットは
中をどのようにでも使えるように、ポケット無し

 

 

今回いただいたリクエストから

実際にどんなバッグが浮かび上がるか

考えていきましたら、

外ポケットは大きいものをふたつにし、

ひとつのポケットには

さらにインナーポケットも必要だと

結論しました。

 

本体内側に入れるものは

大きめのiPad、A4書類、

A5判のスケジュール帳、大きめポーチ

といった嵩の張るものもありますし、

入館証入、名札、アルコールジェル…

など小さな細かいものもあります。

 

その中でパッと取り出したいものは

分けて入れられることが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントにとって

バッグが自立することが重要で、

外見的に少し丸い感じのデザインが

お好きですから、

以前オーダーで作った鞄を元に

考えることですべてが解決する、

とデザイナーは

直感的に感じたようです。

 

 

 

 

 

 

途中で他の形も

検討テーブルに載りましたが、

機能的に考えた結果、

この形が一番良いという話になって

この形で進めることになりました。

 

お引渡し時には気に入ってくださり、

ねぎらいの言葉をいただきましたが、

前回のバッグのこともありますから、

ある程度の時間が経ってからが

勝負です。

 

 

 

 

 

 

こちらのクライアントには

休日に持ち歩くゾウ革バッグも

お作りしています。

 

お持ちくださったものを

振り返ってみますと、

当店オリジナルのような

ナチュラルレザーでなく、

個性的な革がお好きだと気づきます。

 

長いお付き合いをいただくことで

だんだんとわかることもありますが、

そのようなことがわかるまで

長い間お付き合いいただけたことに

心からの感謝を申し上げます。

 

お使いいただいて何かありましたら

いつでもご相談ください。

この素材でこのお色でしたら、

長くお愉しみいただけると思います。

 

 

2種類の名刺がたくさん入って、出し入れしやすい名刺入れ 41008

2種類の名刺がたくさん入って、出し入れしやすい名刺入れ 41008

2024/12/19

「そういえばこの名刺入れ、

形が崩れてきてしまったので

これくらい入れられる

新しい名刺入れも作ってもらおうかな。」

 

お持ちの名刺入れを拝見しますと、

とにかく満杯になるまで中身が入って

これ以上は膨らめない状態になっています。

 

 

 

 

 

 

現在の名刺入れには

胴体3方にマチが付いていますから、

目いっぱい入れようと思ったら

たくさん入れられるタイプです。

 

前ポケットに入れた名刺が

本体の部屋にせり出すほど入っています、

何とたくさんの名刺をお持ちでしょう。

 

 

 

 

 

 

クライアントから「中身をふたつに

分けられるようにしてもらえると嬉しい。」

という

もうひとつのリクエストも頂戴しました。

 

お持ちの名刺入れには

大きなお部屋がひとつと

前ポケットがついていますが、

全体が少し大きめサイズのため、

その二か所に分けて

パンパンに入れることができています。

 

ですから、

片側にどれくらいの量

名刺を入れるのか伺ってから、

部屋自体をふたつに分けることにしました。

 

 

 

 

 

 

また

クライアントの大きな手を見て取った

デザイナーは、

「これと同じだと

中身がすっぽり入ってしまって、

取りにくいのではありませんか?」

 

お答えを伺いましたから、

初めてのご提案アプローチでしたが、

名刺の頭が指でつかめるほど出る

本体の高さにしました。

 

 

 

 

 

 

結果は上下のお写真をご覧いただくと

一目瞭然ですが、

たくましい指でもパッと取り出せる

名刺入れとなりました。

 

名刺の短辺があまり外に出ないよう、

マチの付け方に段差を付けています。

 

名刺が傷まないように

というこの気配りは、デザイナーが

どのようにしようか迷っていたところ、

製作者が技術的な面から提案した解決策。

 

こういうところも、

店舗+アトリエという

必然性ある営業形態のメリットです。

 

 

 

 

 

 

本体の後ろポケットにも、

フタの裏側にも名刺を分けて入れられる

ポケットがありますから、

きっとうまく使ってくださることでしょう。

 

ある社長からのご注文でしたが、

製作途中で秘書の方から

「いつごろできるか教えていただけますか?

社長がとても楽しみにしていて、

毎日どうかな、どうかな?と

私が聞かれるので、お尋ねします。」

というご連絡を頂戴しました。

嬉しいことです。

 

楽しみにお待ちくださるみなさまに

最高に喜んでいただけるオーダー品を

お届けしたいと、つねに工夫しています。

このたびはありがとうございました。

 

 

新年2月に引っ越す新店舗の場所

新年2月に引っ越す新店舗の場所

2024/12/17

引っ越しの記事をお読みくださり、

お気遣いくださるクライアントの方々が

ご来店くださっています。

まことにありがたいことです。

 

17日(火)から引っ越しまで

店内セールを行います。

バッグから小物、店内備品、

これまで在庫のインポート品に至るまで

何か気になるものがあったら

デザイナーに直接お話しください。

 

新店舗は新年2月に引っ越しですが、

現在のお店から徒歩約1分の場所。

入り口がわかりにくいのですが

看板を出すことができません。

下のお写真をご覧ください。

 

年末年始が今の通りより華やかで

イルミネーションが少しあります。

 

 

 

  

*ビルの1階がメンズジーンズ店。
ショーウィンドウ脇にエレベーターがあります。

 

 

 

夜撮ったお写真なので

わかりにくいかもしれません。

銀座2丁目の並木通り沿いで、

道のはす向かいはLOFTです。

*次回は昼間のお写真をアップします。

 

そして該当ビルの1階は

メンズジーンズの専門店。

その専門店の入り口手前で

左側をひょいと見ていただきますと、

少し奥まったところに

エレベーターホールへ続くドアがあります。

 

ショーウィンドウ脇の表示は

7階部分に店名を出すことになります。

 

イギリスの音響機器「リン」の店舗も

入っています。

 

築50年ほどのクラシカルなビルで

ただいま内装の詰めをしておりますから、

その様子はまたお知らせしますね。

 

寒い冬になりました。

みなさま、くれぐれもご自愛ください。

 

 

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