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ペンケース with 超整理手帳カバー「ザ・デュアル」

ペンケース with 超整理手帳カバー「ザ・デュアル」

2010/03/23

変わったペンケースをご紹介いたします。

超整理手帳「ザ・デュアル」にくるりと巻いて使うペンケースです。

ベルトを外していただきますと、単品でお使いいただくことができます。

少し止め方を改良中ですが、まずはお客さまのすてきな笑顔と、斬新なアイデアを載せさせていただきました。

これでしたら、どんな手帳に対しても使うことができますね。 。

 

 

三代目、札バサミ

三代目、札バサミ

2010/03/16

三代目の札バサミをご注文くださったお客さま。

まん中のものが一代目で、20年くらいお使いいただいています。
左側が二代目で、なぜかあまりお使いにならなかった、ということで、三代目の今回は、一代目のマイナーチェンジでお作りしました。

「これでまた、長く使います!」 ありがとうございます。
でも、次にお目にかかるのは、もう少し早いと嬉しいかもしれません(笑)。

 

お問い合わせ番号:38D090904

コーヒーブレイク

コーヒーブレイク

2010/03/15

当店独自のベア・スキン・レザーを作り始めてから、すでに25年以上の月日が経ちました。原皮と加工方法の善し悪しがものを言う素材の革ですから、4~5年前から、深刻な狂牛病の影響を受け、作ることがたいへん困難になってきています。

たまに、「革製品てお値段が高いですよね。」と言われることがありますが、今日は牛革を取り巻く現状を、みなさまにお話しします。

写真は、A4サイズのブリーフケースを作る時の革の取り方です。

成牛の半分の大きさのワインの革ですが、どう頑張っても、白い型紙を載せてある場所以外は、ほとんど廃棄しなくてはならないほど、表皮下の繊維が崩れています。。。

ベア・スキン・レザーは、使って行くほど良く育っていくので、最も革らしく、お客さまからは愛される革なのですが、

これほど、取り都合の悪い革もありませんので
(おまけに、プロでないと、表皮下の繊維の見分けがつきません)、
ほとんどのブランドやメーカーは、使うことを断念します
(また、大量生産のラインに載せられない加工方法ですし) 。

牛を育てる餌として、肉骨粉を使うことができなくなったために、牛の育つ大きさも小さくなりましたし、それだけでなく、肉質はもちろん、こうして皮質もずい分と変わってしまいました。

肉になるまでの養生の期間も短くなったことで、皮のキズも、驚くほど増えました。

最近、市場に出まわっている革バッグが少なくなったと思うのも、

また、ほとんどのブランドが、革の表面をこってりと加工した革製品を作り始めた、という事実も、どれだけ革を取り巻く世界が変わってきているのかを表していると思います。

ひとつの「ものの作り方」が喪われると、
もう二度と、同じものを作り出すことが不可能になってしまうことを考えますと、

わたくしどもの愛する、美しいベア・スキン・レザーを、なるべく長く作って行きたいと思っております。

お問い合わせ番号:38N100310

レディースバッグ 「トラペゾイド」

レディースバッグ 「トラペゾイド」

2010/03/09

 

 

 

 

ひとつの金具もついていないバッグ、トラペゾイドをご紹介します。

この定番バッグ、案外と使う場面が多く、普段はもちろん、弔事の時にお持ちくださっている方もいらっしゃるようです。

見た目よりものが入りますので、弔事に伺った時のお返しにいただく、ハンカチやお茶なども入るとのこと 。もちろん袱紗に入れた不祝儀の袋やお数珠などもちゃんと入ります。

また、今のお写真のものには、なんの飾りもついておりませんが、コサージュや小さめのスカーフなどで少し飾ってあげますと、まったく雰囲気が変わって、普段着で楽しんでいただくことができます。

とりとめなくなってきましたが、金具のない、フォルムの美しいバッグだな、とあらためて感じましたので、ご紹介しました。それに、やっぱり素材がいいと、フォルムが引き立ちますね。

お問い合わせ番号:38N091119A

「デコルテショルダーバッグ」変型タイプ

「デコルテショルダーバッグ」変型タイプ

2010/03/09

フォルテのゴシックパープルでお作りした、デコルテショルダーバッグの変形デザインです。

バッグの口がファスナーで閉まるように、とのご希望から、容量を落とすことなく美しく収るように、ファスナーをお付けしました。

バッグから吊したお札&小銭入は、バッグの正面の美しさを損なわないように、

外ポケットを取りやめにしたことから、お作りすることになりました。チャームのようで、すてきです。

すでに存在する形のバッグは、最終的に「こうできあがる」という構想を立ててから作り始めますので、

その内容に基づいて、構造もそれに合わせて論理的に展開されています。

そういった既製品デザイン(当店ではプレタポルテ)を改変する、あるいはどこか一部を流用して変更する場合、

じつは、構造までもまったく変えてしまわなければ、制作不可能なことが、ままあります。

今回のファスナー付けは、構造を変えるまでには至らない改変ですが、ファスナーの付け方は、幾通りもあります。

それも、構造的にマストのつけ方になってしまうものと、そうでないものとがありますので、

何が最もお客さまの目的に適ったものなのか、引き出しをたくさん持って、最良のお薦めができるコンサルタントが

最も優れたコンサルタントなのだと、つねに感じさせられます 。

今ごろは使い慣れてきて、きっとゴシックパープルは、このお客さまのトレードマークのお色だと思われていることでしょう。ありがとうございます。

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