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ベビーピンクのキュートなハンドバッグ 505N

ベビーピンクのキュートなハンドバッグ 505N

2025/11/21

 

遠方のクライアントが

ご来店くださいまして、

ひさびさ

お目にかかることができました。

とても嬉しいことです。

 

革を実際にご覧いただけるのは

もちろん喜ばしいですが、

遠方にお住まいの方ですと

直接お目にかかれること自体、

なおさら嬉しく思います。

 

 

 

*ぷっくりと愛嬌たっぷりですが

ノーブルでうつくしくできました

 

 

今回おいでになったのは、

某ブランドのバッグが

とても気に入っているのに

欲しいサイズがないことが

発端でした。

 

おそらく

気に入った革があれば…という

イメージだったと思いますが、

たまたまその方に

ぴったりのお色があったため、

ご注文の運びとなりました。

エルメス社のベビーピンクです。

 

 

 

*横姿もきれい

 

 

上品なお嬢様の雰囲気の

ご依頼者は、立ち居振る舞いも

メールでの文章もとても素敵で、

柔らかいムードをお持ちです。

 

微妙な年齢で、これから

どうお気持ちが変わっていくか、

という時期でしたが、

このピンクがとてもお似合いで

ご本人も気に入ってらしたため

決定となりました。

 

 

 

*底鋲も合うデザインと大きさで

 

 

”微妙な年齢”

とお書きしたのには

理由があります。

 

当店は

”製品を軽くお作りする”ことを

目的とし、”10年愛用する鞄”

を提唱しています。

革バッグは、

自重が重ければ重いほど

長保ちするものですから。

 

そして人は誰もが

年齢を重ね、体力が落ち、

希望する内容も変わりますし、

色に対するお気持ちも

変わっていきます。

 

「ご注文者に、10年の間ね、

ずっと使いたいバッグや

身体を楽にしてくれる鞄を

お作りしたいのよ。

そして

それを楽しんでいただければ、

それがいちばん!

だって、だいたい10年で

どんな人も、立場も体力も

すっかり変わるもの。」

デザイナーはいつも言います。

 

また、「私自身が

重い鞄を持ちたくない、と

思ったのは、30代前半かな。

28で徹夜ができなくなって…

まあそれで、

軽い革バッグをどうやって作るか

研究し始めたわけです。」と。

 

 

 

*水色ファスナーの内ポケット
もちろん使いやすい工夫が…

 

つまりは、自分自身が

年齢を重ねた経験がありますから

年を経ていくことで

体力や気持ちがどう変わるか

身をもって知った、

ということなのです。

 

そのうえ、店頭で

たくさんのご依頼者にお会いして

じっくり観察することから、

年齢によって自然発生的に、

自分も人も個人的に感じる

同じようなグルーブがあって、

それが誰にでも起こり得ることだ

と確信する

決め手になったようです。

 

「気分がドラスティックに変わる

年齢がいくつかあるのです。

ご相談者が

その片鱗を感じているなら

先を考えるか、今を大事にするか…

みたいなことです。」

 

「こういうサジェスチョンは

受け取る人次第。

例えば

”自分が60歳になること”

なんてリアルに想像するには、

50代前半くらいでもまだ

難しいと思います。

だから、近づいてくるのは

数字だけの年齢です。

 

でもね、もっと時間が経って

ある程度の年齢になると

そこから先もわかるようになる。

しかも、自分が経験してきた

それまでの道も、

だいたいわかる(笑)

 

この仕事では、みなさまに

長く使っていただくための

助言として、

その経験が大きく生かせるの。

 

若いご相談者の今の気持ちや

ご年配の方のご不便、

プレゼントの選定などで

年齢を伺うことで、そこから

リアルにご想像いただける内容を

お話しします。」

 

 

 

*こちら側にはスマホポケット

 

 

そのような意味から、

女性が何歳くらいから

より自由な気持ちになる、とか

どんな色が欲しくなってくる

など、ちょっとした

ターニングポイントを

お話しするようになりました。

 

時代がはっきり変わって、

女性の社会的な存在の自覚も

変われば、デザイナーが

現在知っている心の動きとは

違うものになるかもしれません。

 

「きっとその時が、私の

引退し時かもね。でもそれには

もう少しかかりそうですね。」

 

長く、

愛着持ってお使いいただきたい、

という気持ちから

デザイナーは余分なことを

言うかもしれませんが、

そこはコミュニケーション。

年長者の見解であっても、

要らないものは要らない、で

けっこうです。

これが当店のスタンス。

 

話はずれましたが、

このバッグのご注文者が

実際にこれをお持ちのところを

いつか拝見したい、と思うのは

製作者も同じ気持ちです。

 

このたびは

ありがとうございました。

 

 

 

星の革、そして「革を見る会」の第一回クラブ活動

星の革、そして「革を見る会」の第一回クラブ活動

2025/11/19

 

*「革を見る会」を

起ち上げようと思います。

急ですが、22日【土】16時~
参加希望の方は、メールで
事前にお知らせください。

 

 

ゾウ革が上がったというので、

うきうきと出かけて行った

デザイナーです。

5色染めたという話ですが

狙いは、ワインカラー。

 

さて、どんな色に

仕上がっているでしょう?

 

 

 

*見たこともない星形の斑柄が

たとえようもないほど美しい

 

 

こんな始まりですが、

「どこがワインのゾウ革なの?」

と言われるお写真ばかり…

 

革とは”出会い”です。

デザイナーは

40年の経験から

すでに揺るぎない自分の感覚で、

より高品質でより上品、

それでいて ”美は乱調にあり”

という指針も持ちながら、

一期一会の革を選んできます。

 

 

 

*こちらは正統派で、
完璧にきれいな斑柄を持つ

 

 

今回グリーンも素敵でしたが、

最終的に目が離せなくなった革は

このブルー系でした。

 

藍染めの青色を目指しながら

少し浅く染まったお色です。

 

いかに染色が難しいか、

よくわかる結果です。

色の方向性を指定しても

最終的にどう上がるか、

その結果を予想することは

誰もできません。

 

今回の出来上がりは、

前回のネイビーより軽やかで

フランスブルーより柔らかい。

 

 

 

 

 

小さめの革2枚を入れましたが、

どちらも

甲乙つけがたい斑柄です。

 

とくにご覧いただきたいのは、

下のお写真にある

星形の斑柄が

流れるように散りばめられた

めずらしい1枚。

 

これまでしばらくの間、

なかなか心惹かれるゾウ革に

出会わなかった分、

この星たちに出会えたのかも

知れません。

 

 

 

*これが星の斑柄を持つ革

 

 

お出しすることが憚られる

話題を敢えてしますと、

猟期がクローズドのこの時期でも

環境を保つために

間引かれるゾウ達がいます。

 

その間引き方では、

一団がすべて排除されます。

それは、ゾウが

群れで生きる生き物だからです。

 

彼らの命を

大切に使わせていただくために

皮を革にする人たちがいて、

それを愛を込めて染色するから、

みなさまに

こうしてお目に掛けられます。

 

その革に、奇跡が存在します。

 

そして、数ある革の中から

それぞれの革を愛する人が

持ち帰り、愛する製品にします。

 

「なぜ”革”なのですか?」

革素材を作ったり、

革製品を作る仕事に携わる人に

お訊きすると、

「だって、好きですから。」

という返事が返ってきます。

 

”愛”がつなげていく革物語は

当店の場合、

この革を気に入ったみなさまが

愛着持って使えるデザインや

使いやすい仕様にして

お持ちくださることで、

完成します。

 

 

マグセーフ完備のスマホケース50905

マグセーフ完備のスマホケース50905

2025/11/17

 

「iPhone17用のケースを

作って欲しいですが、ケースに

マグセーフを仕込めますか?

それで、このシェルカバーが

くっつくものになりますか?」

 

モノづくりを知っている

ご相談者が、

見本ケースとそれに付ける

シェルカバーを持って

ご来店くださいました。

 

 

 

 

 

マグセーフができてから

これまでに、

何度かいただいたご相談ですが、

ケース本体に付けるマグセーフは

市販品に強いものがなく、

何となくお断りしていた案件です。

 

でも、ここまで

ご用意いただきましたら、

お受けしない手はありません。

 

 

 

 

 

以前ここでご紹介したように

ケースをバラして、

どういうマグネットが

どのように入っているかを

確認し、相方のシェルカバーの

マグネットが

どれくらいの強さであれば

ちゃんとくっつくのかを、

幾種類かシェルを買い足して

とことん追及しました。

 

この興味深い試験から、

ちゃんと製作できることがわかり、

どのマグネットを使う必要べきか

もはっきりしました。

 

 

 

 

 

私たちも今まで

何となくモヤモヤしていた

課題だっただけに、

すっきりと解決して

楽しい製作となりました。

 

ご注文主から

このようなアプローチを

いただくことは

たまにありますが、

今回はすばらしいやり取りと

お気遣いをいただきました。

 

 

 

 

出来上がるまでに

いつもよりお時間がかかったのは

革の出来上がりを

待っていたからです。

 

選ばれたのは、ご覧の通りの

ダークブラウンですが、

この色をいつまで作るか

少々迷っていたこともあって

革自体の製作に

時間がかかりました。

 

 

 

 

今回、右の見本カバーと

同じ大きさ、同じ仕様で

お作りしていますが、

左の当店オーダー品の方が

左側のカード入れの収まりが

より良いことに

気づいていただけるでしょうか。

 

「同じに作ってください。」

と依頼された時には、誰もが

そのままお作りすると思いますし

それが普通でしょう。

 

しかし当店では、さらに先を見て

”ほんとにこのサイズで大丈夫?”

と検証してからお作りします。

それがこの

カード入れの収まりの良さに

現れています。

 

うまくお役に立って、

気持ち良い毎日を

お過ごしいただけることを

心から願っております。

 

 

3年に一度は出るかもしれない、カバ革

3年に一度は出るかもしれない、カバ革

2025/11/15

 

本日ここでご紹介するのは

3年くらいの間に一度だけ出る

カバ革。

 

デザイナーは

「初めて見た!

ゾウみたいに革の表面が

ふわっと起毛していて

ベルベットのようで、

触り心地が良いです。

こういう自然の柄って、

ほんとに魅力ありますね。

 

一番びっくりするのは、

キズが治ったところ!!

ついた傷が自然に治って、

そこが

ナイフキズが治った跡や

閉じたファスナーのような

不思議な柄になってて、

ワイルドだけど上品です。

自然は偉大だ!」

などと言っています。

 

 

 

 

 

カバ革はもちろん

厳しいワシントン条約の下に

しっかり管理されている革で、

”ゾウよりも稀少”と

言われています。

 

原皮にキズも多く
革製品の素材になるほどの革が

なかなか集まらないため、

3年くらいかかってやっと

市場に出てきますから、

今回も久々の登場だそうです。

 

 

 

*上の真ん中、左下には

閉めたファスナーのようなキズ、

他の直線的で尖ったキズも、

すべて治っている、きれいな革。

 

 

黒とグレーがありますが、

グレーの方が

彼らの肌柄がよくわかります。

 

今回のこの革がスゴイのは、

”たくさんの

すでに治ったキズが、

自然の柄になっているところ”

です。

 

キズが治って柄になるって、

まさに自然の力。

この革なら

何のデザインもしてない

バッグであっても、

オーラを放ちます。

 

また、家畜の牛や豚と違って

野生動物の革ですから、

よけいにその命を

きっちりと使ってあげないと、

という

敬虔な気持ちになります。

 

エキゾチックレザーは

とても丈夫ですから、

かなり長くお使いいただけます。

 

気になる方はお知らせください。
当店フルオーダーメイドなら、

お好きな形、

ご希望の仕様でお作りできます。

 

 

 

ゴルフのスコアカードホルダー 510N

ゴルフのスコアカードホルダー 510N

2025/11/13

 

2年ほど前

スコアカードカバーを

ご注文くださったクライアント。

 

「今回の喜寿のお祝いは

何がいいかな、と考えてたら、

同じクラブで皆さんにお会いして、

あ、そうだ、このホルダーが

評判良かった、と思い出して…」

 

 

 

 

 

今回は、「前回と同じで。」と

3人の方へプレゼント品として、

お電話でご依頼いただきました。

 

以前お作りしたものと

同じものであれば、このように

お電話1本でお受けできます。

 

もしそんな機会がありそうでしたら、

その旨お申し付けください。

製作品の写真と詳細を保管している

場所を変えて、お残しします。

 

 

 

 

 

ネイビーの型押しに

つややかなグリーンの糸を使って、

差し上げる方の

ネームをお入れしています。

 

同じゴルフクラブで

同じスコアカードホルダーを使う。

なんだか学生時代みたいで

楽しくなります。

 

 

 

 

 

しっかりした面にしましたから

書く時は楽です。

 

スコアカードは

クラブによって

サイズと仕様が違いますから、

ご自分の所属のクラブカードを

お持ちいただけば、

ぴったりサイズでお作りします。

 

 

 

 

 

こんな風に写真を撮りますと、

3人の紳士が並んでタップを踊る

往年のミュージカルを

想起させられます。

 

いつまでもお元気で

ゴルフをなさってください。

 

「修理があった時は

連絡すれば大丈夫?」もちろんです。

でも10年はあり得ないですね。

このたびもありがとうございました。

 

 

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