１４～１５年前にお作りしたバッグをお持ちくださったお客さま。

「途中少し休んでいた時期もありましたが、ずっと使っています。」

ちょっと油分が足りなかったので、少しオイルを補いましたら、こんなに美しいツヤが・・・

それをご覧になって、 「もう少し手入れをしますね。」 とのお言葉。

次にお目にかかるのが楽しみですね。

こちらのお客さまは、当店定番の「エレガンスバッグ」を基にして、カスタマイズいただきました。

エレガンスバッグはフタを開け閉めするタイプですが、今回はファスナータイプに変更。

持ち手は肩かけ用に長くして、肩にかけたまま物を出し入れできるようにしました。

また、デザインとしてはオーソドキシーラインがお好みということで、同色２種（スムースと型押）を使ったデザインに変えました。

ずい分と違った雰囲気になり、活動的で少しワイルドなイメージのお客さまにはピッタリな仕上がりです。

「思ったよりもすごくすてきですね。物の入りもいいですし、ウラ地でずい分印象が変わりますね。」 とってもお似合いです。

ありがとうございました。

今回のお財布は、奥さまへのプレゼント。

奥さまのお財布の使い方やカードの枚数など、日頃から観察して、ご注文くださいました。

お色は、以前のものと密かにお揃いの色合わせにして、さすがはオートクチュール、といった印象です。

するどい観察眼は、「プレゼントする方への愛情」を感じさせられる、オーダーならではの仕様でした。

喜んでいただいたとのご報告をいただきました。

ありがとうございます。

新作ボストン「シエナ」をご紹介します。

何故かというと、想像以上に評判がいいからです（笑）。

「お店に置いてあるのを見て、とても目をひくデザインなので、つい注文しました。」

「見た目よりもずっと軽いので、びっくりしました。」

「外ポケットの内装が使いやすそう。」etc...

毎回、新作の前身は、必ず、デザイナーの今野が自ら使ったうえで、デザインや仕様を正式に決定します。

それで、バッグの一部分の色が変わったり、 ポケットの付け位置が変わったり、と、いろいろな変更が加わり、さらに使いやすいものになって、みなさまの前にお目見えするわけです。

今回のシエナには、とてもおもしろいエピソードがあります。

出来上がったばかりのボストンを持って、試し使いの旅に出たときのお話です。

機内で、お隣に席のあった男性（見知らぬ方）が、ご親切にも、

「バッグをボックスに乗せてあげましょう。」

と言って、「シエナ」を持ち上げました。 その途端、「すっごく手触りのいい革ですね。。いや～～、いいバッグだ。ちょっと見せてください。」

そして、「どこでお求めになったのですか？・・・」とつぎつぎご質問をなさるので、

「じつはわたくしはバッグのデザイナーで、こういうお店をやっているのです。」

とお返事しましたら、「では、注文させてください。」とご注文くださったのです。

これは、いまでも忘れられない旅の始まり。

「シエナ」は、当店の革の良さをたっぷりと引き出すデザインにしました。

そこが、最初にみなさまの目に留まるようです。

そして、触れてみると、さわり心地の良さに気づき、そのあと、軽さと使いやすさに目が行く。それが、この、ご注文の多いボストンバッグの理由のようです。

また、裏地がリニューアルしたことで、さらにグレードアップしました。

お写真は、裏地のお色が違うシエナです。

それぞれの表情は、何とも上品で個性的。

革の素敵なボストンバッグをお探しの方は、とても多いことを知りました。

ぜひ、お店にいらして、現物をお手に取ってご覧ください

２００７年版超整理手帳カバーのデザインを

気に入ってくださって、

文庫カバーをご注文くださったお客さま。

持ち歩く時にはしっかり閉じるよう、

表紙側には留めループを

リクエストいただきました。

当店のコーディーラインもお好きで、

ループ部分につけたい、というご要望でしたが、

この場所にボリュームのあるコーディラインは

使い勝手があまり良くなさそうな感じでしたので、

平らな二枚重ねをご提案しました。

糸の色も美しく、

多色の使い方にもかかわらず、

シックですてきに収まりました。

お客さまからの嬉しいご感想をご紹介します。

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ブックカバー、ありがとうございました。

なかなか満足する物に出会えず、

いくつも買う位ならと

作成をお願いをしたのですが、

『こんな感じのが欲しいなぁ』と

自分で思っていた以上に素敵な物が出来上がって、

とっても嬉しく思っています。

ちょっと人に自慢したくなってしまいます…。

手に取った感じがなんとも言えず、

とても使いやすそうで、

本当に作成をお願いしてよかったと思っています。

ブックカバーが自分に馴染んで来てくれるのを

これから楽しみたいと思っています。

大切に大切に使わせて頂きます。

本当にありがとうございました。

自分だけの物！にはまってしまいそうです(笑)

また何かお願いする事があるかもしれませんが、

その際はまたよろしくお願い致します。

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お客さまのリクエストから

予期せぬ美品が出現するのは、

デザイナー冥利に尽きます。

ありがとうございました。