実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
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プレゼントの定期入れ
2024/10/02
「パートナーの定期入れがそろそろ
くたびれた感じになってきましたので、
プレゼントしたいと思います。」
お若いクライアントがおいでになりました。
「交通系カードが1枚入るだけでいいのですが、
そういう製品がまったく見つかりません。
それでオーダーしようと思いました。
ぴったりサイズで作っていただけますか。」
確かに当店も、カード1枚だけを入れる定番は
お出ししておりません。
これは一本取られました。
でもご安心ください。
すばらしいお品をオーダーでお作りします!
潔いほど簡潔なオーダー品ですし、
きれいにお作りできました。
このたびのご依頼に感謝申し上げます。
当店でお出ししているカードサイズ定期入れは
名刺の入るサイズにしています。
それはデザイナーが、
出かけて行って気に入ったお店があると
名刺をもらってくるからのようです。
普通は検索するでしょうか(笑)
以前は名刺大の時刻表も入れていたらしいです。
カードと名刺では収納サイズが違うため
2ミリほどサイズを変えていますが、
ぴったりで入れたい方にはあらためて、
入れる枚数に合わせたサイズでお作りします。
ご希望があれば、何でもご相談ください。

とてもシンプルな札入れ 40807
2024/09/30
このオーダー例に
注目してくださった方がいらっしゃいました。
ありがたいことです。
先日もあるインタビューでお話ししましたが、
このオーダー例は、
オーダーする側のクライアントのみなさまに
お役に立って欲しいと、書いております。
既成のCMの入るブログの場ではなく
当店独自のブログサイトですから、
どれくらいの方がお読みくださっているか
アクセス数はわかりません。
ですから
お読みくださっていることがわかると
とても嬉しいです、ありがとうございます。
さて、ご相談者からお話を伺いますと
「私はキャッシュレスなので
ほとんど現金は持たないのですが、
たまに必要な時があります。
そのために、とにかく小さな
お札入れを持ちたいと思って。
1万円札で支払うと
おつりが9枚来ることもありますから、
10枚入ればよいでしょうか。」
現実的に考えてらっしゃいます。
前回は、クライアントがすでに使っている
初代オーダー品のサイズを踏襲しました。
でも今回は、お写真から、前回と同じでは
寸法がぎりぎり過ぎるとお考えのため、
10枚お入れになることを前提に
なるべく小さく、
というご依頼内容になりましたから
サイズを変えることにしました。
数字にしてみれば
ほんの1ミリ2ミリ程度の違いですが、
小物の恐ろしいところは、
それが大きな違いとして
人の目や使い勝手に認識されることです。
このような感覚的なことは
個人差があって当然なので、当店では
みなさまのちょっとした言動を
オーダー品に細かく反映させていきます。
みなさまには、当店が
そのような精度でお作りしているオーダー店、
と受け止めていただき、ご希望がありましたら
細かい内容までお話しくださることを
お奨めします。
出来上がりは
とてもきれいな札入れとなりました。
お受け取り時、シャキッと、
暑苦しい感じもなくジャケットをお召しになった
クライアントによくお似合いです。
持ち物は人を表す、
とはよく言ったものです。
新品のうちは多少よそよそしさを感じるのが
当店ヌメ革ですが、
使って撫でていただくうちに
付いたキズは直っていくし、
ツヤは出てくるし、
手に吸い付くような手触りになるし、
で、さらに愛着を感じていただけます。
長くご愛用いただけることを
心より願っております。
ありがとうございました。

修正したゴルフの距離計ケース 40418
2024/09/28当店では
すでにオーダーくださった方だけに、
特別なサービスとして
リフォームや異素材使いなどのご依頼を
お受けすることがあります。
今回は、お持ち込み製品の革を使いました。
ゴルフ好きのクライアントから
2点目の距離計ケースのご注文を
いただきました。
革が古いのは、この方が気に入って、
長らくお使いのポーチの革を
お持ち込みいただいたからです。
長くお使いになって
そろそろ寿命かと思われる製品ですが、
革だけでも
できる限り手元に置いておきたい、
というご希望です。
何かしら思いのあるポーチに違いありません。
かなり劣化した革ですから、
「あまり保たないかもしれませんが。」
とお断りしてから、製作に入りました。
フタに入った2本のステッチは
もともとのステッチをそのまま使っています。
じつはこのご依頼品は
後から修正したところがあります。
左上のお写真をご覧ください。
ご依頼内容がはっきりしていたため、
珍しいことに
距離計をすっぽり収めるようにしてしまい、
取り出しにくくなってしまいました。
これは距離計をお預かりしなかった
私どもが
見誤った判断をしてしまったのですが、
こういったお品はやはり
中身をお預かりすることが鉄則だと、
あらためて確認しました。
それで、この部分を浅くすることで
事なきを得ましたが、
今回のフタの留め方と
浅くする寸法とがバッティングして
思った以上に大変な修正でした。
もうひとつはベルトループの上下。
向かって左側のベルトの付け方は
クライアントからのご指定でしたので
それに従ったのですが、
実際にお使いになられましたら、
「中身を取り出す時に
ケースが持ち上がって取り出しにくい。
だからどの製品も
普通の付け方をしているのですね。」
という結果となり、
今度はベルトの上下を反対にする、
というリクエストをいただきました。
こういう修正はめったにありませんが、
ただ修正するだけでく
きれいにお直しすることが当店の技術です。
これで進めてください、という
クライアント主導のオーダーの場合、
よほどの不都合が生じる部分を
即座に予測できない限り、
あまり考えることはせず、
ご依頼内容どおりで仕事を進めます。
それは、最初から
「これでいきます」という
ご指定あるご依頼内容の場合はたいてい、
コンサルティングが入り込む余地が
ほとんどないからです。
ですからお題をブラッシュアップして
細かい修正をご提案し、
どうやってきれいに作るかを
考えるくらいになります。
なぜなら、フルオーダーにおいては
どちらが主でどちらが従か、という
暗黙の了解に従う部分もあるからです。
今回デザイナーは、
「クライアントにはよくお話しするんだけど、
世間一般にない細部って、
何らかの問題がある場合がほとんどです。
ベルトループの向きは
ご指定があったからそのまま作っちゃったけど
まさにそれでした…
気づかなかったですよ。
今まではほとんどありませんでしたが、
こういう場合もまだ出てくるかもしれません。
どこにもないものを作るってこういうことですね。
フグを
安全に食べられるようにするまでの話みたい。」
このケースはきれいにお直しできましたが、
みなさまに強く申し上げたいのは
「出来上がった革製品の修正は出来ない、
とお考えいただくと間違いない」
ということです。
ほどんどの場合、
完成品になってからでは
まったく手を入れられません。
私どもが
綿密なコンサルティングをするのは
それが理由です。
そして、
完成品の修理にお値段がかかってしまうのも
同じ理由からです。
ですから当店では、たいていの場合
みなさまと話し合いながら
最終形をあぶりだしていきます。
その結果、クライアントは時に
進路を変えることもありますし、
最終形すら
まったく違うタイプになることもあります。
私どもではそのために、
考えられる選択肢を
(それが良いものであれば)すべて提示し、
みなさまにはそれを、
より良い方向に進むよすがとして
受け取っていただいています。
そういう意味で
オーダーメイドは二人三脚の仕事と
思っていただくと、ありがたいです。
使い方やお好きなデザインをご希望いただくのは
みなさまの領域で、
設計や
より良いものへのご提案は私どもの領分。
そこから最終決定してくださるのは
みなさまです。
そのためには
十分なお時間をお取りいただき
お考えをすべてお話しいただきますよう、
お願いいたします。

外出先で増えてしまったA4書類がそのまま入る定番ショルダーバッグ 409N
2024/09/26こちらもリピーターの方からの
ご注文です。
当店の定番デザインがお好きで、
使い勝手の良さやデザインの意味を
ご理解くださっているクライアントから
ご連絡をいただきました。
「マイティポシェを気に入っていますが、
たまに入れるA4サイズを
ギリギリで入るようにしたいと思います。
ギンコを見て、
A4を入れる考え方が良いなと思いました。
ですからギンコのサイズで作りたいです。」
マイティポシェのデザインですと
それくらいの大きさまでは妥当ですから、
さっそくご相談に入りました。
中に入れるものを伺いますと、
今までにお作りした小物を
それぞれ収めるポケットを付けたい、
というご要望です。
メガネケース、交通系カードケース、
小銭入れ、小さなキーケース、
その他はペットボトル、などです。
メガネケースはこのバッグに対して
長さがありますから、合理的な考え方にして
ホールドのためのループにしました。
内側のパーツを簡易化すれば
バッグの自重を少しでも軽くできますから、
デザイナーはそうしたアイデアを
できる限りたくさんお出しします。
下段の小さい内ポケットのファスナーは
普通に作ると開きにくくなりますから、
特別なギミックを施して
開きやすくしています。
こういう見えない部分での
みなさまの使いにくさを解消するのが
オーソドキシー流の製品仕上げ。
上のペットボトルホルダーも
使わないときには畳めるくらいの質感で
お作りしています。
こういう細かい点が
日ごろの使い勝手を左右します。
そして、正面から見て
定番とは左右が逆なのに気づきましたか?
ご自分の持ち方に合わせて、
この左右の逆をご希望いただきました。
こんなこともできますから、
ちらっとお考えになったことでも
ご相談ください。
クライアントからご感想を頂戴しました。
いつもありがとうございます。
みなさまにご紹介させていただきます。
************
マイティポシェットに、A4を入れてみました。
きっちり入りました。
常にA4を持つのではないけれども、たまたま
A4を入れなければならない場合に
ほんとうにいい持ち方ができるなと思いました。
重宝しそうです。
キーホルダー入れ、
これなら迷子になりようがないですね。(笑)
************
うまく使っていただけそうで良かったです。
こちらもぜひ、
どんどん撫でて革を育ててください。
長くお愉しみいただけることを
心より願っております。

仲間へのプレゼント、トスカーナレザーの名刺入れ
2024/09/24残り少ないトスカーナレザー
フレンチブルーで、
名刺入れをお作りしました。
ご注文者は非営利活動の社団法人を
営んでらっしゃるクライアントで、
ご自身はボランティア、
周りの方もほとんどがボランティアのため、
たまに御礼として
この名刺入れを使ってくださいます。
この名刺入れは定番で、当店では
容量と使い勝手で一番人気のお品です。
新しいデザインもあるのですが、
以前からプレゼントに使ってくださっているため、
他の方に合わせて
こちらのデザインにしました。
いつも、外側のお色は
ご注文者がその方のイメージのお色を
ご指定してくださいます。
そして裏地のお色はたいていお任せです。
ですから、相手の方がどんな方か
性別やご職業を伺い、
お写真を拝見してその方に合うものを
お選びしています。
kん回のお写真からは
知的で個性的な方であることが見えます。
そしてご職業を伺ったところで
キャメルをお選びしました。
裏地のお色の候補は
このフレンチブルーであれば
ブラック、ダークブラウン、ワインレッド、
キャメル、と4種類あります。
それぞれのお色でお品のイメージは
がらりと変わりますから、
気に入っていただけることを願っています。
お話を伺いますと、ご注文者は、各地方に
現地や外から人が集まるための種を蒔き、
その活動を行うための各地のボランティアや
市町村を含めた組織が起ち上がるお手伝いをし、
そこからそれぞれの団体が
独自に活動し続けられるように、
別働ボランティア団体も組織したとのこと。
その別働団体は、この方も含めて
各界のプロフェッショナル講師が
移動費以外をすべてボランティアで行う、
ノブレス・オブリージュを
体現している団体です。
全国に地方団体ができたとお聞きしました。
「同様のムーブメントを起こせる人が
他にいらっしゃるかしら?」
とデザイナーが独り言ちるほど、稀有な活動です。
この方の活動がこれからも各地で続き、
その地域が活性化して行くことを
心からお祈り申し上げます。























