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貴方のオーダーのヒントになさってください。

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かわいいワンちゃんのショルダーバッグ 

かわいいワンちゃんのショルダーバッグ 

2023/11/18

「数百円をケチったために、

まさかオーダーしないと

手に入らなくなるなんて…」

何やらただごとでないご相談のようです。

 

よくよく伺いましたら、

某マーケットサイトで

バッグのお値下げをしてもらったところ、

値が下がった瞬間、他の人に

サッと持っていかれてしまったそうです。

 

そのバッグに

アップリケでついていた犬の顔が

以前飼っていた犬を思い出させて、

どうしても同じものが欲しくなったとのこと。

 

 

 

 

 

 

「大丈夫です、

同じものをお作りしましょう!」

というお話になったわけですが、

細部がどうなっているかわからないお写真

数枚があるだけなので、

現実的にはそれを一生懸命拡大して、

推理力を使って繋げるしかありません。

掲載されているサイズもあいまいです。

 

「オーダーを受けているという

お店のいくつかに、メールで

写真を送ってお尋ねしたのですが、

そういうのは出来ません、という答えばかり。

まさか作ってくださるところがあるなんて、

ほんとに嬉しいです。」

こういうタイプは初めてですが、

いつも初めてのものをお作りしますから

きっと大丈夫。

 

 

 

 

 

 

中に何を入れるかお尋ねしますと、

至ってシンプルで、お財布とスマホだけです。

 

おそらくこういうサイズであろう、

というオリジナルのサイズは、

中に入れるものにはぴったり。

なるべく同じように作って欲しい、

というご依頼にも適っています。

 

 

 

 

 

 

後ろ面にもポケットが付いていますから、

小さくても充分な使い心地と思います。

 

ワンちゃんの顔も

お写真とほぼ同じでお作りできました。

 

「うわあ、ほんとに同じですね。

あら、中身もうまく入って

ちょうどいいサイズだわ。」

こんなに喜んでいただけますと、

私どもも製作冥利に尽きます。

 

 

 

 

 

 

あまりにカワイイので、

持つとこんな風になりますという

お写真を撮ってしまったくらいです。

 

本体はシボのあるクロムレザーですが、

ワンちゃんの顔はヌメ革。

手で撫でてあげれば

どんどん育って、味のある顔になるでしょう。

長くお楽しみいただけることを願っています。

 

 

 

ツヤツヤになった仕事用ショルダーバッグと上梓された「創造する人の時代」

ツヤツヤになった仕事用ショルダーバッグと上梓された「創造する人の時代」

2023/11/15

当店でオーダーしてくださるみなさまは

年齢に関係なく、

たくさんご活躍してらっしゃいます。

 

本日は当店の仕事にも関係ある

「何かをつくることについて」の本を

ご紹介します。

 

使ってくださっているビジネスバッグの

お写真もお願いして頂戴しましたので、

4年間お使いいただいて

ツヤツヤになったショルダーバッグとともに

ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

本の名前は、

『創造する人の時代

「何かをつくれる」人が生き残る』

茶谷公之著

 

(日経BP社) が11月17日発売。

予約サイトは以下のとおりです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4296000888 (紙版)

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CM8VQ5HT (電子版)

 

「つくれる」という事が

生成AIが急速に進化する中で

人の役割として重要だと考え、

これからの時代を支えていく世代の方に

読んで頂きたいと、お書きになった本です。

 

 

 

 

 

 

著者は、高齢化が進む社会で、

これまでの産業や仕組みが

ピークを超えてしまっている中で、

新たな価値創造を行う人の

数と質がもっと多く/高くなる必要を

感じています。

日本の多くの企業が操縦しかしてなくて、
前任者から受け取り
それを大過なく
次の社長に渡す事がゴールになっている、
ということに対しても
問題提起をしていらっしゃるそうです。
さて、このような内容と
「なにかをつくれる」人とが
どのようにつながるでしょう?
「つくれる人」としてのオーソドキシーは、
何となく想像しています。
さまざまなものをつくることから
磨き仕上げられて行く能力「抽象度の高さ」
について書かれているのではないか?
それは、いろいろな世界を理解するのに
大変役立ちますし、
時に新しい世界で化学変化を
起こす起爆剤になるのではないか?
日々、作ったことのない製品ばかりを
完璧目指して作っておりますと、
別世界への理解力が高くなっていることを
感じます。
ルーティンワークでない「つくる仕事」は、
日々、考えることで格闘しています。
その行動が、もっとも重要な
「つくる」上でのファクターです。
1枚革のメンズベルト 31002

1枚革のメンズベルト 31002

2023/11/13

男性のベルトの作り方には、

1枚革でお作りする方法と、

革の芯材を入れ、表裏ともに革にする

重ね合わせの方法とがあります。

 

前者はカジュアルな雰囲気になり、

後者はきちんとしたイメージのベルトです。

 

本日ご紹介するのは1枚革の

カジュアルな製品。

それでも、バックルの雰囲気によって

こんなにもイメージが変わります。

 

 

 

 

 

 

ベルト用としては

厚みが3.5ミリ以上の革を使います。

 

革は使うことで伸び、

伸び具合は中身によって変わりますが、

ベルトの場合

もし薄い革を使いますと、

驚くほど伸びてしまって

どんどん穴を開けて行かなくては

ならなくなり、使いものになりません。

 

 

 

 

 

ベルトには

それほど大きな力がかかります。

しかもほとんどの人が、毎日

同じベルトをするでしょうから、

消耗の度合いはかなり厳しいです。

 

そんな状況から

なるべく厚い革を使いますが、

ベルト幅は、3センチ幅が多いかもしれません。

この幅が広くなればなるほど

革の伸び率は減りますが、

 

さて、いったい何センチまで

お手持ちのパンツのベルトループ幅があるか、

ということも気に留めておかなくてはなりません。

 

 

 

 

 

 

幸いお持ち込みのバックルがある場合、

ベルト幅は自然と決まってきます。

 

全体の長さとしては、

現在お使いのベルトで

サイズがちょうどいいものをお持ちなら、

それを計測させていただくことが

もっとも気持ち良いサイズで出来上がります。

 

もちろん持ち込みバックルを

ベルトの革ごとお持ちいただくのでも

けっこうです。

 

サイズが合うと気持ち良いことでは、

1,2を争うのがベルト。

いつでもご相談ください。

 

*メールでのご相談でも大丈夫!

ベルトサイズの測り方をお教えします。

 

 

定番ショルダーバッグ「コーディ」309N

定番ショルダーバッグ「コーディ」309N

2023/11/11

当店のオーダー財布を

ご愛用くださっているクライアントから

ご注文をいただきました。

 

「今回使っているバッグが壊れてしまい、

ネットでいいデザインがないか

探していたところ、

このバッグのパターンに一目惚れ、

これもまた運命だと思い注文いたします。」

ありがたいことです。

 

 

 

 

 

 

ひと目ぼれしてくださった、って嬉しいお言葉です。

定番ショルダーバッグ コーディは軽量で、

A4サイズも入ることから人気の高い定番です。

 

昔は硬い革のヌメで作っていましたが、

裏面を表にして縫い

それをひっくり返して表面を出す、

このバッグの内縫い製法には、もともと

ルバルのような柔らかい革が合いますから、

いつからか、ルバルの中から

お色をお選びいただくようにしています。

 

革素材と製作方法の関係は

切っても切れないもので、

素材に対して

無理のない製法でお作りすることが

より美しい製品に繋がるコツです。

 

 

 

 

 

 

ルバルは肉厚でしっかりした革ですが、

柔らかく、軽いのが特長。

 

以前の栃木レザー㈱の

オーソドキシー担当者と一緒に作り上げた、

当店だけのオリジナル革です。

 

この革を一度お持ちくださった方の中には

「もう他の革を持つことができません。」

とまで言ってくださる方も

少なくありません。

 

 

 

 

 

 

前任の担当者がリタイアする年齢の時、

この革をどのように作って行くか、

いろいろと相談をしました。

その方が第二のリタイア年齢になって

今度は製作担当がかわり、

今回素材となった革に繋がっています。

 

革は生ものですから

毎回仕上がりが少しずつ違います。

 

当店の革には表面加工をしていませんから、

仕上がりの違いは、より顕著にわかります。

 

 

 

 

 

 

栃木レザー㈱のすばらしいところは、

40年以上のお付き合いの中で

品質をきっちりしてくださること。

 

今回品質のことがあり、

いつもより少し革の出来上がりに

お時間がかかったのですが、

 

当店のお客様は

「急がなくて大丈夫です。

オーソドキシーさんの納得のいく革で

作っていただけることが、

すばらしいことですから。」

とゆったり構えてくださいました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

見た目が良いだけの革製品ではなく、

使っていって

ステキなエイジングのする革製品を

みなさまにお届けしたいために、

定番のご注文であっても

少しお待たせすることがありますが、

どうぞご了承ください。

 

ベストの製品をみなさまにお届けすべく、

毎回、フルオーダーメイド品と同じように

革も製作方法も吟味している、

パターンオーダー製品たちです。

 

 

巻き巻きスマホケース&コンパクト財布 30905

巻き巻きスマホケース&コンパクト財布 30905

2023/11/08

お財布と呼んでいいのか、

スマホケースと呼んでいいのか…

当店でいただくご注文品は

アイテム名を名付けることすら

とても難しい、と感じることがあります。

 

本日ご紹介するご注文品も

どちらの名前でご紹介するのが良いのか、

やはりわかりません。

 

 

 

 

 

 

見た目がシンプルなことが

このお品の本領を見誤る落とし穴。

 

お財布でもスマホケースでも

こういった見た目の製品はありますが、

たいていはどちらかひとつの機能のものが

まだ多いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

上から見ますと、スマホが入って

三つ折りであることがわかります。

巻いて巻いて使うタイプです。

 

実際に入れるスマホは

お写真のものより大きいサイズなので、

サイズとしてはぴたりと収まります。

 

 

 

 

 

 

この三つ折り、開いてみますと

カード入れが3枚x2列になっていて、

その下にもさらに

たくさんのカードが満杯まで入る予定です。

 

このカードの枚数と

全体で何ミリになるかも測ってから

このケースのゆとりを取っています。

ですから、

気持ち良い収まり具合になっています。

 

さて、このケースの

もっとも変わっているところが、

下のお写真でご覧いただくことができます。

 

 

 

 

 

 

 

左手のスマホは、いったいどのように

ケースに収まっているでしょう?

 

なんとこの方の発想の豊かなことには、

見本となった

現在使っていらっしゃるケースは、

このオーダーケースのように、すでに

ご自分で改造してお使いになっていました。

 

 

 

 

 

 

これを拝見した時、

必要は発明の母、という言葉を思い出しました。

ご注文者はこれを手でぱっと掴んで

外出なさるとのこと。とても機動性が高い感じです。

 

使い慣れたご様子に、

人の数だけ使いやすいものはありますね、

とデザイナーは言っていました。

 

当店は、まさに一人ひとりのために、

使いやすくてカッコいい製品をお作りします。

 

 

 

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