2019.03.30

ふたつ目の手帳カバー 84

「この手帳カバーには

ほんとに良く働いてもらいました。

 

でもそろそろ

サイズを変えようと思うので、

使いやすかったこのカバーと

同じデザインで、新しいサイズを

作ってもらおうと思います。」

 

 

出来上がってこうして並べてみますと、

親子のように出来上がっています。

 

とてもシンプルな内側なのですが、

外側は個性的。

 

そういうものが 大小で揃っていると

なんだかかわいらしくも見えます。

お揃いって、素敵です。

 

 

以前お持ちの手帳カバーも

確か同じようなベルト留めで、

変わったデザインでした。

 

でも革ではなかったので、

当店でオーダーメイドしてくださいました。

 

それにしても、

数年使ったものと

新しいものを隣り合わせに置いてみますと、

明らかに違う革のテリには驚きますし、

それはとても、嬉しくなる事実です。

 

 

この二冊の大きさの違いなら、

今頃はきっと、同時に

お使いになっているのではないでしょうか?

 

少し休ませたとしても、

革製品なら

いつでも現役に戻ることができます。

 

それが革製品の

もっともすばらしい長所です。

 

 

当店でこうした小物をお作りする場合

内側も特製牛革を使うことから、

裏地も表と同じくらい長保ちします。

 

また、表の革より少し少ない伸び率なので、

一枚革だけで作るより

革が伸びすぎるということはありません。

 

だからいつでも

絶妙な触り心地になるのです。

 

 

裏地にも革を使うことを

いろいろな局面から考えますと、

決してただの贅沢ではありません。

 

根本的に量産品と違う作り方、

「磨き仕上げ」が可能なのは

裏地も革にするからです。

 

革の特性を

もっとも生かした作り方をすることは、

長保ちに、大きく影響します。