2019.08.20

スマホも入るクラッチバッグタイプの長財布 94

「使いやすいお財布がずっと欲しいと思って

いろいろ考えてきました。

ご相談に乗っていただきたいですが…」

若いクライアントで、真摯な雰囲気の方です。

 

今使っている長財布を見ながら

説明しましょうということで、

お話しを伺いました。

 

 

話が進んでいきますと

ご希望通りの仕様にすると

大きさはご希望から外れる、等

矛盾点がいくつか出てきました。

 

そこで、コンサルティングでは

どのように考えて仕様を決めるかを

 

お話しました。

 

 

すると、しばらくお考えになった後

「そうしたら、

これを削って、これも削って、

こちらは生かしたいと思います。」

と、てきぱきとご判断が出てきました。

 

モノ作りをご存じないのは当然ですが

(だからこそコンサルタントがいるのです)、

こちらのご説明をさっと理解して、

ぱっとご判断に移られたことには驚き

とても嬉しく思いました。

 

 

たいていのクライアントが、

コンサルティングを通して

ご自分の考えをはっきりさせることができ、

重要なこと、些末なことを分けて

お作りする革製品のことだけでなく、

生活全体を見直してくださるきっかけになります。

 

 

このクライアントは、大幅に

財布の中身を減らしてくださることになり、

持ち物を見直してくださることになりました。

 

興味深いアプローチは、

お財布の中に必要に応じて

三つのオプションを作ることでした。

 

 

毎度すべてのカードを持つ必要はないので、

外出の度

必要なカードだけを持つようにしたいとのこと。

そのためにカード入れだけのオプションをふたつ、

それから領収書等を分けて入れる

簡単なポケットのようなオプションをひとつ、

リクエストいただきました。

 

 

外出のための「バッグ長財布」

という位置づけなので、

一番手前のポケットにはスマホも入ります。

 

ベースになった形は

小銭入れがガバっと開くこの定番

 

本体には持ち手をお付けしましたから、

持ってる感が大きく

置き忘れる心配もありません。

 

後からお会いしましたら、

「この財布に入る以上に

モノを入れることは止めました。

そうすれば

いつでもシンプルにいられます。」

ありがとうございました。