革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2019.11.29

二つ折り財布 810

オーダーくださるだけあって、

見本のお財布は

凝った形でした。

 

何度も申しますが、

昔はひとつのアイテムにつき、

ほんとにたくさんの種類が

出回っていました。

 

 

財布の大きさというのは、

何をどう入れるかで

必然的に決まってきます。

 

でもレイアウトは無限。

 

 

たくさんあるからこそ

その中から何を選ぶか考えるのは、

楽しいことだった気がします。

 

今は同じような形のものしか

見ることが出来なくなった気がします。

 

 

このたっぷりと入るお財布には

どんなものをお入れになるでしょう?

 

大切な人の写真や定期なども入りますし、

小銭入れの裏面にも

ある程度の量が入るポケットがあります。

 

全体に高さのあるサイズなので、

ゆとりを持って

中身を入れることが出来ます。

 

 

こういう「ゆとり」の取り方の好みは

人によって違っています。

 

オーダーする方の中には

「とにかくなるべく小さくしてください。」

という方も少なくないかと思えば、

 

これくらいのゆとりがあるほうが良い、

という方もおいでです。

 

 

出来上がったばかりの

新品の革製品は

ふわっとして、大きめに見えますが、

使っていくことで

どんどんぺちゃんこに

小さくなっていきます。

 

使っていくと徐々に小さくなりますから

(場合によっては

キャパ以上にモノを入れることで

タテxヨコ寸法が小さくなることも…)、

 

そうなってきた時に初めて、

ああ、自分の一部になったんだなと

実感します。

 

 

頼もしい自分の分身、

とでも言いましょうか、

 

必要な機能を持っている、

というだけでなく、

一緒にいると安心するモノづくりを

当店は目指しています。

 

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