革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2010.07.9

4個目のブリーフケース

 

ただいまピックアップいただいたばかりの、ホットなブリーフケースのご紹介です。

 

 

 

「この間作ってもらったカバン、良かったんだけど、最近プールへ行ったり、着替えを持って出かけたりと、

もうちょっと大きいのが欲しくなったんだよね。

 

仕事も変わってPCを持ち運ぶようになったし、新しいの作ろうか!」 ということで、 エルムの次世代ブリースケースをご注文いただきました。

 

じつは、 エルム というバッグは、このお客さまのリクエストにお応えしてデザインされたバッグなのです!

 

 

ピックアップの時、たまたま居合わせたT教授から、

 

「カバンの分類からすると、これはオーバーナイターというタイプですね。でも、コンパクトで軽いから、普段からどんどん使えそうな感じに仕上がりましたね。」 という、うれしいコメントをいただきました。

内部をふたつに仕切った本体部分と、外ポケットから成っているカバンです。

 

 

内部の仕様は、以下のお写真でお分かりいただけることと思います。

 

ちょっと珍しいのは、上部にメガネを直接入れて使うケースをお付けしたこと。

お客さまのアイデアです。

 

 

 

 

そして、ふたつ目のお部屋の内部には何も付けず、Yシャツなどの着替えがすぱっと入るようにしました。 内部に何もないと、書類を入れてもいいですし、PCを入れてもいいですし、その時の状況で、いろいろと使い勝手を変えることが出来ます。

 

 

 

 

外ポケットの内側には傘を入れますから、撥水ナイロンを使い、 ここの部分だけ深紅の色遣いにして、おしゃれな味付けをしました。本体のシリアスタッチとは、かなり雰囲気を変えています。

 

傘の他には、携帯電話や社員証入れなどが入るポケットをお付けしています。

 

 

このバッグ、 重さは、約1,250グラムです。

 

 

「前のカバンは3年間毎日持っているけど、持ち手が柔らかくて手に馴染むので、結局手放せないんだよね。

今度は他のタイプのカバンにしようかな、とも思ったんだけれど、やっぱりこの持ち手が良いし・・・

今度のカバンで4個目になるけど、前のカバンから進化したデザインにして欲しいなあ。」

 

このように、当店でお作りしたバッグが、お客さまの肌に合うバッグに育った、ということを教えていただくことが、いちばん嬉しいことです。

 

長年かけて、お客さまに馴染んで行くことの出来る この革と 当店の製法は、やはり素晴らしいポテンシャルを持っていると思います。

 

「でも、前のこのカバンも、やっぱりいいなあ・・・使い込んだいい感じになった。」

この最後のセリフを伺うことが出来て、もう最高!です。ありがとうございました。

 

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