2013.07.27
手帳カバー 鉄扇花の刻印
本日ご紹介するのは、手帳カバー。
毎年、会社から渡される手帳に、いい革のカバーを付けたい、と。
お客様は、「お仏壇の長谷川」という会社にお勤めの方。
「自分は営業なので、必ずこの手帳を持って仕事しています。
だんだんと、
いい革のカバーに入れて持ち運びたい、と思うようになりました。
それで、そのカバーに、
自分の一番好きな仏壇のシンボルを入れたいんです・・・
鉄線花という花なんですが。」
その仏壇は、黒檀などの高価な木材を使って、
国内で、ひとりひとりの職人が仕上げているものだそうです。
デリケートな細工の仏壇なので、海外では製作不可能とのこと。
お話を伺っていますと、すてきな社風を感じます。
また、海外製作が主流になっていくなか、
こうして日本での製作を継続してやってらっしゃることを知って、
頼もしく思いましたし、
CMで、「日本のこころを伝える」・・・
といったような文句があったように記憶しておりますので、
それを思い出しました。
仕事で毎日使う手帳カバーに、自分の気に入っているモチーフを入れる。
自分が大好きで働く会社の、
一番すばらしい商品のシンボルを、当たり前のように選ぶことができるなんて、
とてもすてきです。
こうしたお気持ちをお手伝いできるのは、嬉しいことです。
余談ですが、
この鉄線花のモチーフは、お客様ご自身でご用意いただき、
それを刻印プレートにして、お入れしました。
決まった図柄だけではなく、こうしたリクエストにも対応可能です。