革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2014.07.17

一点物の小さいトートバッグ 

蒸し暑い日が続いていますので、

今日は軽い気分の小品をご紹介します。

ウェブショップで一点物をお出ししました。

 

この「小さいトートバッグ」は、

わずか200g、A5サイズが入ります。

このトート、じつはデザイナーが

厚みが6センチくらいの本を持ち歩くために使っています。

 

小ぶりなトート

 

持ち物で一番重いのは、紙=本。

それを持ち歩くには、

軽いバッグでないとちょっと厳しいですね。

でも、以前お書きしたように

バッグの自重の重さは、保ちの良さに比例します。

 

デザイナーはこのバッグに

毎日その本を入れるわけではありません。

週1回だけなので、この200gという超軽量で作れます。

でも、適度な荷物量なので

結局出番はすごく多いのですが・・・

 

このようにバッグというのは

中に入れる荷物によって、保ちが違ってきます。

そして、使う頻度によっても同様のことが言えます。

 

たったひとつだけを持ち続けるのであれば、

あまり保ちが良くないのはあたりまえです。

 

ですから、

荷物量によってバッグを変えることは、

とても重要です。

大・中・小と、最低みっつをお持ちください。

 

かわいらしいトートバッグ

 

このバッグは、シュリンク牛革でお作りしています。

シュリンクとは「しわ」のこと。

薬剤を使って、原皮の持つ天然のしわを深く寄せています。

嬉しいのは、雨染みがあまり気にならないこと。

小さくても量の入るトートバッグは

いつでも大活躍です!

 

同じく、軽くて気楽な「A4 ふにゃバッグ」もご覧くださいね。

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