革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2016.05.23

メンズボディバッグのフルオーダーメイド

「入れるものが少しなので、

すっきりとしたシャープな印象の

ボディバッグが欲しいんです。」

 

またまたおしゃれなクライアントが

お出でになりました。

 

お客様使用感

 

最初から出来上がりを見せてしまいますが、

体格にぴったり合ったショルダー紐の長さは

さすがにオートクチュールならでは。

 

今回のご依頼については

いつもより2度多くご来店いただきました。

 

ボディバッグ全体

 

いつもですと

ご相談をお受けして

次にお目にかかるのは、出来上がった時。

 

しかしこういう、立体的な形の

なるべく小さくお作りするタイプには

クライアントのイメージと

絶妙なサイズ感覚が必要なため、

お見せするイメージダミーをお作りします。

 

ボディバッグ正面

 

2回目のご来店でダミーをお見せすると

「ああ、そう、こんな感じが

私の持っているイメージにピッタリです。

楽しみだなあ。」

 

3回目には、もっとはっきりした立体にして

実際 背中にしょってもらいます。

それでショルダー紐の長さをお出しします。

 

ボディバッグ背面

 

そのようにして

このカイトのようなボディバッグが

出来上がりました。

 

クライアントのイメージ写真から

実物を導き出し

使える形にすることは、

とてつもなく難しい作業です。

 

ボディバッグ側面

 

おそらくこのお写真をご覧いただいても

このボディバッグが

どのような全容をしているか、

お分かりになる方は少ないと思います。

 

ボディバッグ外側ポケット

 

だからこそ

イメージの摺合せをきちんとして、

クライアントにお似合いになる

デザインと構造の組み合わせを

アプローチするわけです。

 

ボディバッグポケット

 

「いやあ、待ち遠しかったです。

思った通りの出来上がりで、

使い勝手もいい感じです。

作っていただいて良かった。

すぐにしょっていきます、良いですか?」

 

最難関のバッグも

クライアントとの二人三脚で

美しく仕上がります。

ありがとうございました。

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