革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2018.09.2

もっとも軽くて使えるバッグ

長年お付き合いくださっている

クライアントがご来店くださいました。

嬉しいご訪問です。

小物もバッグも当店のお品を

お持ちくださっています。

 

その日のご相談は、

ふにゃバッグに代わる、

もう少し収納力のあるバッグを

お願いしたいんです。」とのこと。

 

 

「このふにゃバッグ、ほんとに良くって

結局ほとんど毎日これを持っています。

 

でも、これだけ軽くて小さく見えるのに

よく入りますよね、びっくりしました。

 

こんなにたくさん入れちゃって

かなり酷使しているのですけど、

まだまだ大丈夫そうです。

丈夫なことにも驚きました。」

 

 

「それでも

さすがにこれ以上は入らないのと、

少し小物を分けて入れたくなったのとで、

新しいバッグをお願いしようと

思ったんです。

これも少し休ませてあげたいし。」

 

いつもご自分の欲しいものを

明確にしてから

おいでくださるクライアント。

リピーターの方には

こうしたお考えの方が多いかもしれません。

 

 

このたびのご来店の

はっきりした目的に関しては、

「どんな形にするかは

まだ全然決めてないんですが、

このふにゃバッグの厚みを

厚くしていただければ

それだけでいいと思います。」

と、ご提案いただきました。

 

しかし、

ふにゃバッグが、ほんとうに

役立つバッグとして機能するのは、

この定番の厚み、

4センチまでなのです。

 

 

あるバッグが、

ちゃんと使えるバッグとして機能する、

とは、いったいどういうことでしょう?

 

例えばこのふにゃバッグは

すっごく軽く作ってあります。

それは容量に限りがあるからです。

 

これがもし

もっともっと怒涛のごとくモノが入る

大きなバッグであるなら、

この軽さでお作りすることはできません。

それほど長持ちしなくなってしまうからです。

 

 

ふにゃバッグでもどんなバッグでも、

大きさが限定されていることで、

容量を勘案することができます。

 

今回のクライアントが

ふにゃバッグにお入れになっている容量は、

明らかに

かなりの定量オーバーですが、

これでも3年ほどお使いいただいています。

大切に扱ってくださっているんですね、

ありがとうございます。

 

でも他のバッグもそうですが、

入れるものを適切な定量にすることで

さらに傷みを少なくできます。

またその他の

バッグを長持ちさせるコツは、

いくつかを使いまわすこと。

 

 

さてそんなこんなはさておいて、

今回お薦めしたのは、

軽くて使いやすいビジネスバッグ

ユーティです。

 

ふにゃバッグと同じ位置づけなので

軽く、コンパクトで

見た目以上の容量が入る、

と三拍子そろっているのですが、

このバッグには

小物を分けて入れられる、

という大きな長所があります。

 

小物が入っている場所は

本体とは違う、独立した外ポケット。

 

これで、いちいち本体を開けずに

必要なものを

すぐ出し入れしていただけます。

 

もちろんご注文いただきました。

「これも

こんなに入るように見えないですね!

まったくこのまま作っていただければ

良さそうですね…」

もちろん当店のお客さまならではの

かなりデリケートな

カスタマイズもありました(笑)

 

毎回、すばらしいお考えに基づいた

ご注文をありがとうございます。

破竹の勢いのお仕事のご様子に、

さらなる高みへ!と

エールをお送り申し上げます。

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