革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2019.03.16

ピンクベージュのクラッチバッグ 87

このバッグのご注文者は 当店で

ご自分に必要な小物やバッグを

揃えてくださっているクライアントです。

 

長いお付き合いをいただき、

身の周りの革製品をお作りしています。

 

最初にご来店いただいた時に

「幸せの七つの鞄」というお話を

させていただきました。

 

 

「オーダーメイドのより良い使い方は、

TPOと荷物量を中心に考え、ひとつ目に

一番出番の多いものをお作りいただくことです。

 

そして、次に出番の多いもの…というように

時間をかけて少しずつ揃えていただくと、

鞄なら6つあれば、

たいていどんな場合でも困らないですよ。」

 

このクライアントは

それを素直にお受け取りくださって、

毎回 ご自分でいろいろお考えくださって、

ご相談くださいます。

 

 

ですからいつの時でも

「今回はこういう目的で、

こういう感じで持ちたいと思います。

 

他社のバッグでこの大きさを持っていますが

(とそれをお見せくださる)、

これが一番自分に合った大きさだと、

しばらくいろいろ使ってみてわかりました。」

 

と、ご自分の荷物量をしっかり把握し、

それを元に注文を進めてくださいます。

 

 

ある時は、

こんなアプローチをいただきました。

 

「ずっと、少し前から必要になったバッグを

どのようなものにしようかと考えていました。

 

引っ越しをしたので通勤時間が変わりましたし、

勤め先の部署も変わって

A4サイズの荷物を持つ日も出てきました。

 

混んだ電車の中でもコンパクトに持てる

バッグが良いと思って、

この定番を拝見させていただきます。」

 

エンジェルバッグは縦長なので、

混んだ電車の中でも身幅の大きさを

自分の身体にぴたりと寄り添わせて

持つことができます。

 

 

こうして揃えてくださったバッグが

6つになった時、

 

「ほんとにどんな場合でも、

その場と荷物量にピッタリのバッグを

スッと持って出かけられるので、

とても楽しいです。」

とおっしゃってくださいました。

 

なんと嬉しいことでしょう!

 

 

そして7つ目の幸せのバッグには、

やはり当店オリジナルの

この定番をお選びくださいました。

 

長いお付き合いを

してくださるクライアントほど、

当店の定番の使いやすさをご存知です。

 

「いろいろ考えたり、

使ったりしてみますが、

オーソドキシーさんの定番は

やはりよく考えられていますね。

ですから、その中で気に入ったものを

自分に合わせて少しカスタマイズすると、

ぴたりとくるものになります。」

 

今考えてみますと、

お付き合いの長いクライアントほど

こうしたご感想をくださいます。

ありがたいことです。

 

 

さてここで

なぜ当店では、7つ目のバッグを

幸せのバッグと呼んでいるか、みなさまは

不思議に思われるでしょう。

 

それはこうした理由からです。

お気づきでしょうか?

6つ目までは、生活に必要なバッグばかり…

 

ですから 7つ目は、

「自分が楽しむためのバッグ」なのです。

 

何もかも忘れて、楽しいから持つ。

楽しい場へ、好きな人と出かけるから持つ。

楽しい生活のすべてが

このバッグに集約される、というバッグ。

 

今回ご紹介しているバッグは

必要、かつ楽しい、という

彼女の出した答え、8つ目の小さなバッグです。

このサイズでしたら、バッグインバッグとしても

お持ちいただけます。

そして、ぱっとちょこっと出かけられます。

 

ご自分の生活を大切にして、

じっくりと吟味し

欲しいもの=必要なものかどうかを考え

そのものの活躍の出番の多寡も考慮し、

ご注文くださるこのクライアントの例は、

きっとみなさまに

参考にしていただけることと存じます。

 

いつも 素敵なご注文内容と

しっかりした考え方をお聞かせくださる

当店のクライアントのみなさまには、

心からの感謝を申し上げます。

 

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