革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2019.06.13

オーダーでお作りしたショルダーバッグの使用感 89

久しぶりに

お寄りくださるクライアントの中には、

お作りしたものが

その後どのように使われているかを、

拝見させてくれる方々がいらっしゃいます。

ありがたいことです。

 

それを拝見するたび、

ああ、よかった、もう少し頑張れる、

と思います。

 

 

最近ではとみにデリケートなご注文が多く、

クライアントのご要望のハードルは

果てしなく上がっている気がします(笑)。

 

それを意気に感じ

さまざまなご注文にトライしていますが、

集中力のいる仕事なので

途中で途切れたら、大変なことになります。

それが少々恐ろしいところ。

 

特にメールでのご相談には気を使いますから、

前回のやり取りからしばらく経ってから

「あの時のご相談ですが…」と言われると、

ぜんぜん頭が切り替えられず、

焦ってしまいます。

 

「鉄は熱いうちに打て」とばかりに、

質問のお返事は早めに、と

クライアントのみなさまにも

ご協力をお願いしております。

 

 

このデリケートな注文群は、

ご相談をお受けするデザイナーの力量が

高いことに由来しています。

 

昔お作りした品々を

拝見する機会がありますと、

とても良くできておりますが

いまよりもずっとシンプルなものが

多いかもしれません。

 

 

技術者の引き出しが増えれば増えるほど、

無限の可能性を

クライアントのために

使うことができます。

 

革製品のオーダーメイドで

コンサルティングをするには、

コーチングのような

技術も加わらざるを得ず、

 

ご相談者がほんとに何をしたいのか、

コンサルタントの引き出す力があれば

答えはベストの方向へ向かっていきます。

 

 

おいでくださった今日のクライアントは、

まず最初に普段どんどん使う

大きなバッグをお作りになりました。

 

そして、いろいろなプチバッグを

使った後、

いよいよこのポシェットバッグを

ご注文くださいました。

 

どちらのバッグもしっかりと

入れようと思った荷物が入る、

と喜んでくださいました。

 

 

このポシェットバッグは

大きなバッグにピッタリ入り、

貴重品だけをスポッと取り出して

使うことが出来ます。

 

このように

計画的にご注文くださることで、

毎日の生活は

どんどん楽に、楽しくなっていきます。

 

「今日はこれをもって…うふふ」と

晴れやかな気持ちで

当店のお品をお使いいただけることが、

私どもの願いです。

 

すばらしいご注文をありがとうございました。

 

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