2021.09.5
気に入ったバッグなどの革製品を長くつかうこと
長いお付き合いをいただいている
クライアントは、
場面場面に合わせて、いくつものバッグを
ご注文くださっています。
本日ご紹介するのは、チューリップバッグ。
愛らしい形ですが、A4も入り
なかなか使い出のあるバッグです。
持っていて楽しい、
見た目よりたくさん入るので役立つ、
と言っていただきました。
このバッグをお作りしたのは、
20年近く前のこと。
TPOによって持ち分けてくださっている
このクライアントのバッグは、
美しい経年変化をしています。
1~2枚目のお写真は、
持ち手を取り換える前のもの。
これくらいの年月お使いいただきますと、
数年前には
裏地の取り換えもしてくださっています。
愛されているバッグです。
今回は、いよいよ持ち手が…ということで
持ち手を取り換えを
ご依頼いただきました。
それにしても、ほんとにきれいです。
下の2枚が、取り換え後メンテナンスが
済んだ状態のバッグです。
ツヤツヤで、とてもきれいに
革を育ててくださっていますから、
軽いメンテナンスで済みました。
この方は
雨の日はお持ちになりませんし,
日常的に4つほどのバッグを
使いまわしてくださっておりますので、
ベージュの型押しを
ここまできれいなツヤにしてくださいました。
革製品の使い方のお手本
のようなクライアントです。
またこの方は、バッグを
手で良く撫でてくださっています。
バッグに対する愛情が偲ばれます。
「この革は気持ちいいんですよ!」
ありがとうございます。
ひとつのものを愛情込めて
お使いいただくことのできる革製品は、
究極のSDGsを体現しているアイテムです。
目的に応じて
容量や出かける先に合わせて揃えることで、
最小限のバッグ数に絞ることが出来ますし、
きれいに
ずっと使うことが出来ます。
20年近くお使いいただいた
自店の製品を拝見して、あらためて
当店がみなさまにご提案してきたことは
間違いではなかったと感じます。
このような思いにしてくださる
このクライアントには、感謝感謝です。
ありがとうございました。