革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.10.3

当店初のちっちゃなメガネのハードケース

デザイナーが友人から

「硬いメガネケースが欲しい。

職場でよく落としてしまうので、

ソフトケースだと音がしなくて

落としたことに気づきません。

落としたらコンっと音のする

ハードなのを作ってくれませんか?」

という変わったご依頼をいただきました。

 

 

「うちはね、手縫いしないから

ハードタイプのケースって

なかなか作らないんですよ。

作ってもね、普通の考えだと

こんな大げさなのになっちゃって…」

と何とかお断りしようとしたのですが、

 

「そこを何とか…」と

現在使っているものを見せられ、

それをアレンジしてお作りしたのが、

このハードケース。

 

 

少しお時間をいただいて

満を持してお作りしましたから、

それこそ

「この間落っことしたんだけど、

ちゃんと音がしましたよ!」という

友人の言葉を聞いて

ポン!と手を打ったものです。

 

 

長さも16センチとかなりコンパクト。

小さくても容量があります。

1枚目のお写真から、

どのくらいの小ささか

見当をつけていただけると思います。

 

あらためてこのハードケースを見てみると

思ったよりすごくいい出来です。

そこでその友人に

定番として出して良いかを

お尋ねしました。

それが今回の新作

「メガネのハードケース」

 

 

友人にお作りしたのは

ブルーグリーンの淡い型押しで、

革屋さんに特別に染めていただいたお色。

 

この革でしたらまだ在庫がありますから、

バッグでもなんでもお作りすることが

できます。

 

 

このハードケース、

とくに大きいメガネでなければ

たいていのものは入ります。

 

「軽いから、忘れないようにね!」

なんて冗談で言いましたが、

このように

新しい作り方を考える手立てをくれた

友人には感謝感謝です。

ありがとうございました。

 

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