革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.12.25

「あるバッグ」のための途中経過 109N1

 

本日お見せするのは、

完成前の鞄のパーツです。

どんなバッグかは、お知らせしません。

 

1枚目の城壁の上ヘリのようなものは、

今回ご注文いただいた鞄の中身。

 

あまりにきれいなので、

ついつい写真に収めてしまい、

それだけでなく

お見せしたくなってしまいました。

 

 

 

 

さて

これが出来上がるとどうなるかというと、

下のお写真を御覧ください。

 

上段にあるのがこのパーツ、

下段の左がこのパーツを使った完成形、

同じく右は、他のタイプのポケットです。

中身によって

いろいろなタイプのポケットにします。

 

 

 

 

この完成形がどこに入るかと言うと、

それが下のお写真の枠の中です。

 

このポケットがこの枠の中に入ってしまうと

フタが引っかかって

取り出しにくくなりますから、

ちょっとしたギミックを使う予定です。

それについてはまた次回、お見せします。

 

 

 

 

枠を使った鞄は

しばらく定番から外されていますが、

それは、

枠1本を製作してくれる会社が

無くなってしまったからです。

 

それを今回

無理くりやってくれた会社があり、

このカバン製作に繋がりました。

ありがたいことです。

 

 

 

 

最後のお写真で、マチに枠が入って

その上に持ち手のついた鞄だということが

ご覧いただけることと思います。

 

製作者の頭の中に

すでにオーダー品が出来上がっていても、

こうした細かいたくさんの手順があって

もどかしいほどの時間がかかるのが、

フルオーダーメイドです。

 

ほんとうにこれを望んでらっしゃる方に!

と、いつも思ってお作りしています。

 

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