革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2022.03.13

とにかく毎日使う、ハードユースのボディバッグの歴史 

クライアントから2代目のウエストポーチ

ご注文いただいたのは、2017年。

以下のようなバッグでした。

 

 

 

 

 

 

この方に初代をお作りしたのは2009年です。

初代は下のお写真のように

本体を縫い合わせて、厚みを取ることもなく、

本体自身は二枚の革を縫い合わせただけの

シンプルな作りです。

この時にはベルトも一緒にお作りしています。

 

この時使った使用感から

2代目の仕様を変えることになりました。

そのため

ベルトはクライアントにご用意いただき、

縦横のサイズを変えずに

容量をもっと増やすことにしています。

 

 

 

 

 

 

この初代は2014年に大きな修理をし

それから3年ほど保って、

2代目オーダー品は2017年に出来上がりました。

そして今年、2022年の年初に

以下の修理を承っております。

 

このように中身を抜いたお写真ですと、

どれだけ革が伸びてくれたかが

わかるかと存じます。

 

 

 

このバッグに

容量以上にモノを入れられるのは、

ウエストに吊るして使うバッグですから

なるべくコンパクトにまとめたい、

というご希望にお応えして、

革が伸びることを見越して

サイズを決めているからです。

 

ですから、裏地も一緒に伸びてくれるよう

裏地も革にしています。

 

 

 

 

なるべく小さい入れ物を、という場合に

革製品をお選びいただくのは、

伸びてくれる、という

素材の性質がありますから、

もっとも適しているかもしれません。

 

いろいろな手を使って容量を決めていきますが、

こちらのクライアントには、

最初に毎日お使いになる見本バッグが

ありましたので、それを元にしました。

これは非常にありがたいアプローチです。

 

フルオーダーメイドでバッグを作る場合、

きちんと使えるバッグに仕上げようと思うと、

 

形状と容量は、

もっとも難しい問題かもしれません。

余分に大きくしてもいい、

というクライアントはほとんどいませんから。

 

 

 

 

そんな道のりを経て

今回は修理を施したのですが、

「このバッグがないと生活できませんから、

まだこれが大丈夫なうちに

3代目を注文します。」とおっしゃって

今は3代目を製作しています。

このように役立てるとは、ありがたいことです。

 

今回は、以前よりたくさんのモノが

入っておりましたように感じました。

ですから、大きさをなるべく大きくせず

形状も変えないように、

容量拡大のご相談をしています。

 

ふたつの選択肢からお選びいただいた

形は、さて、どうなったでしょう?

出来上がりましたらこちらで

ご紹介させていただきます。

どうぞお楽しみに!

 

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