革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.04.14

内側が撥水ナイロンのメンズグルーミングポーチ 112

 

こちらのクライアントには

まず先にバッグをお作りしました。

「思った以上に良い鞄に

なりましたね!すばらしい。

入れるモノもきっちり入りますし…」

 

「今度はグルーミングポーチを

作っていただこうかな。」と

鞄お引渡しの際に

新しいご注文をいただきました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

「大きさがね、

市販品にはちょっとないサイズで。

欲しいと思って探していたんですが、

やっぱりどこのポーチも一長一短です。」

 

ちょうど店頭にあったバッグの大きさが

「これこれ、この大きさです!」

となりましたので、

それを基準にご注文をお受けしました。

 

 

 

 

「グルーミングポーチであれば

ある程度

水に耐性のある革質が良いですから、

鞄と同じ革で作りましょうか?」

とお話ししましたら、

 

「鞄はきっちり硬い鞄じゃないですか。

柔らかいポーチが欲しいので、

ちょっとその革は

違うのではありませんか?」

というやり取りがありました。

 

みなさまがよく勘違いなさるのは、

革の硬さと製品の硬さは

決してイコールではないことです。

 

たとえ硬い革を使ったとしても、

柔らかい形を作ることは可能ですし、

柔らかい革を使って

硬い製品を作ることも可能です。

 

今回の革は、それができる革質。

*どの革でも可能、ということでは

ありません。

 

 

 

 

それでこの

エルメス社で使っている革になりました。

柔らかいですが、

芯のあるしっかりした出来上がりです。

少しの水気なら、

パッと払っていただければ

シミになることはありません。

 

内側素材には、

防水ナイロンをお勧めしました。

 

どんな素材を持っているか、

どんな選択肢があるか、は

その店のプロしか知りませんから、

当店では

必ず、用途に合わせた複数の選択肢を

ご紹介して、お選びいただいています。

 

 

 

 

考え得る選択肢を全部お出ししますから、

そこから選ぶのであれば、

後悔することはまずありません。

 

これが、当店の

実際的なコンサルテーションの

優れたところです。

 

その時選び得るベストの選択は、

きっちりしたコンサルテーションによって

良い方向で成されます。

 

このたびのご注文も

ありがとうございました。

 

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