革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2022.09.4

太ももの辺りで吊るすウエストポーチバッグ 20720

 

「現在使っているポーチですが、

大き過ぎるので小さくしたいです。

それからフタを付けて

ファスナーを半分ほど開けている状態でも

中身が飛び出さないようにしたい。」

 

 

 

 

お使いのポーチは、どちらかというと

ショルダーバッグにするタイプの

内縫いポーチ。それを

ご自分で市販品をアレンジして作った

吊るし金具を使って、うまく吊るしています。

 

ファスナーの開閉口が広く

大きく口の開くバッグなので、

出し入れはしやすいと思います。

 

 

 

 

「外側にスマホを2個入れて、

それもスッと取れるようにして欲しい。」

 

このバッグのフタも短めに設定して、

フタを開くアクションも小さめに収まるよう、

ゆとりを取り過ぎないことに注意しました。

フタなどの厚みの取り方も

一般的にするのでは

ご満足いただけないことが多いので、

 

 

 

 

全体の大きさも含めて

きっちりと考えた厚みにしています。

 

革製品はとくに

使い出しの時が一番大きく感じます。

 

ほとんどのモノは

使っていくことでしんなりと小さく

まとまっていきます。

 

 

 

 

この製品は革製品の性質を考えて

表も裏もすべて革でお作りしています。

 

表ウラ両面を革でお作りするメリットは

軽くても丈夫になる、ということが第一ですが、

両面が揃ってうまく伸びてくれるので

フィット感が増すこともあり、

それはもう一つのすばらしいメリットです。

 

 

 

 

この製品ではとくに外ポケットが

うまく伸びてくれると、

さらに使いやすく変化していきます。

 

今回は当店特製牛革をお薦めしたことで、

その特徴が顕著に出て

使い方に合わせて

かなり馴染んでくれるはずです。

 

 

 

 

余談ですが、これが表面加工のある

ハイブランドの革となりますと、

全体に柔らかくはなりますが

この革ほどのフィット感にはなりません。

その代わり型崩れはかなり少ないです。

良いとか悪いとかではなく、

このあたりが2種の革の大きな違いです。

 

こんなところでも、

ご自分の革製品に持たせたい機能を

選んでいただくことができます。

 

 

 

 

このポーチへのおもしろいご依頼内容は

ペンケースです。

マジックテープで

着脱できるペンケースをお付けしました。

 

ペンをまとめてたくさん持つ方で、

中身を変えたり

取り出して使いたい場面があるそうで、

こんなリクエストを頂戴しました。

 

底面はしっかりしていますが、

筒部分は中身に合わせて

形を変えられるように柔らかくしています。

 

 

 

 

普段アメリカで仕事をしている方で

たまに日本に戻るご注文者は、

「こういう仕事は

アメリカでは見たことないですね。

私もオーダーは初めてですが、

自分の気に入った製品を持てるのは

いいことですね。」

 

そこで当店オーダーメイドの仕事を

取り巻く各国人々の生活についても

少し詳しく説明しましたら、

「なるほど、たしかに西海岸には

こういうオーダーをする人はいないでしょう。

ヨーロッパでの

オーダーメイドの需要のされ方は

おもしろい話ですね。」

 

 

 

 

初めてのフルオーダーのご感想は

「出来上がり品を見て最初は

想像したより少し大きいと思いましたが、

入れてみるとこのくらいがいい、と感じます。

これくらい小さくなれば

邪魔になる度合いはかなり違いますね。」

 

使っていくと馴染んでもっと小さくなるので、

おそらく最初の想像どおりの大きさに

収まっていくと思います。

 

 

 

 

ご注文時に

この方のポーチの吊り下げ位置を拝見しましたら、

後面がかなり擦れることがわかりました。

そこで、後面は二重のアテをしています。

こういった内容は後から気づいて

変更することもあるため、

ご説明の必要のないご注文者には特にお話しせずに

こちらの判断で行います。

 

アメリカで、日本で、

たくさんお使いいただけることを願っています。

この度はありがとうございました。

 

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