革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2023.06.29

見事なゾウ革のラティーゴバッグ 30209

当店でいろいろなご注文をくださっている

クライアントは、

「そろそろ、自分にとって

これ!というバッグが欲しい感じです。

ゾウ革なんかどうでしょうか?」

というお気持ちを話してくださいました。

 

 

 

 

 

 

オーダー例もご覧くださっているので、

たくさんのオーダー例を見て

ゾウ革が気になったとのこと。

 

以前ゾウ革でお財布をお作りした時は、

どこをお探ししても

深い斑柄のゾウ革が皆無だったため、

逆にまったく斑柄のない部分を使いました。

それはそれでおもしろいし珍しいのですが、

やはりゾウ革ならではの

深い斑柄に惹かれていたそうです。

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

「そしたらすばらしいネイビーがあります。」

店頭でお見せしますと、

「色も好きですし、

たしかに深い斑柄ですね!

これで行きましょう。」

という運びとなりました。

 

 

 

 

 

 

ではでは、と満を持してお作りしたのが

ラティーゴバッグ

いくつものサイズ展開がありますから、

中に入れるモノから逆引きして

このサイズにお決めいただきました。

 

一番小さいサイズがお好きだったのですが、

お持ちのモノをお入れいただいたところ

もうワンサイズ大きい方が

バッグのラインがきれいに収まります。

 

 

 

 

 

 

このバッグのように、ヨコから見た時

下の幅が広く、上に向かって

三角形になって行くタイプですと、

収納できる荷物量は

見た目よりも少なくなります。

 

みなさまには

そういったポイントを押さえて

市販のバッグをお選びいただくことを

お薦めします。

 

 

 

 

 

 

少し大きめをお選びいただくと、

このタイプのバッグは

よりきれいに見えます。

 

それにしても、

どのパーツをとってもなんと深い斑柄でしょう。

クローズドの季節に入り、

良質なゾウ革が少ない中

これほどの革はかなり希少です。

出来上がりをご覧くださった時の

クライアントのお顔が忘れられません。

 

余談ですが、これから1年ほどは

ほとんどゾウを取ってはならない時期に

入りますから、

ますますゾウ革は貴重になって行きます。

 

 

 

 

 

 

「こんなすっきりした感じに

出来上がったんですね!

じつは心配だったんです。何が、と言うと、

ネットでゾウ革製品をたくさん見たら

どれもモサッとした印象で…

とくにヘリの処理の感じがボタッとして。

ゾウ革製品って

モサッとなってしまうのかと

心配していたのですが、

全然違ってて良かった。」

この言葉を聞いて安心しました。

 

今頃はご自身のアイコンバッグと

なっていることでしょう。

どんな服装でお持ちいただいても、

誰が見ても、一流品は一流品。

どこへでもどんどんお出かけください。

 

長くお使いいただくことで

革の表情が驚くほど変わりますから、

ずっとお楽しみいただけます。

このたびもありがとうございました。

 

 

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