革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2024.04.21

信じられないほどのすばらしさ!ゾウ革トートバッグ 40213

ゾウ革の魅力を知った方からの

トートバッグの

オーダー品をご紹介します。

 

当初、ハイブランドの革で作りたい、

とご相談くださったご注文者ですが、

ゾウ革をお見せしたところ

「これを見ちゃうと

他の革が目に入らなくなりますね。」

とご決定くださいました。

 

 

 

 

 

 

ゾウ革は、初めて見る方が

その魅力の圧倒的さに気圧されて

ご注文いただくケースが多いですが、

デザイナー自身も

「見飽きないわ。」とついつい

みなさまにお見せしてしまうようです。

 

そしてそこから生まれる

ご注文者とのコラボレーションから

大小さまざまな逸品が生まれています。

 

 

 

 

 

 

こちらのトートバッグも然り、です。

たまたまご依頼者の欲しい形が

市販品の中にあったのですが、

大きさや使い勝手が気に入らず、

当店を再びお尋ねくださいました。

 

再び、というのは

以前お作りしたバッグを

長らくご愛用くださっているからです。

 

 

 

 

 

 

「作っていただいたバッグが

至れり尽くせりで最高に使いやすいので、

今回も、自分の使い方に合わせて

作っていただこうと思いました。

やはりオーダー品は違いますね。」

良さを知っていただけて、うれしいです。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

今回欲しい形はトートバッグですが、

表面、裏面の両方の内側に

ファスナーポケットがついたタイプです。

 

見た目ではそれだけのことですが、

この形、どうやって手順を進めていくと

この出来上がりになるのか、

疑問になるところ。

 

元になった形は

ハイブランドの製品だけあって

考えられた作りをしています。

簡単にマネされないように

作っているのでしょうか?

変則的な作り方の製品が多いと感じます。

 

というか、ここしばらくの間、

デザインを優先させるためでしょうか、

変則的な製作方法の製品は

年を追うごとに増えてきています。

作り方も、ある時からぐっと

定番セオリーを外れてきています。

 

 

 

 

 

 

この手の変則的な製作方法の製品は、

当店アトリエの中で

デザイナー、製作責任者、

製作担当者の三者で相談し、

いくつか試作します。

 

そのための店とアトリエの併設ですから。

デザイナーは

「すぐ隣に実験室があってよかった!」

などと言うほど

実験の数は多いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

今回のゾウ革は品質がとても良いので、

ショルダーベルトも

同じ革で作ることができました。

 

この色のこの革の存在感を考えますと、

他の素材では負けてしまいますから

良かったと思います。

 

最高品質のシックなゾウ革トートバッグは

使い勝手も併せて

きっと長くご愛用いただけると存じます。

このたびはありがとうございました。

 

 

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