実際のオーダー例
40年3,000件を超えるオーダー実績
貴方のオーダーのヒントになさってください。
カテゴリー
ゴートのビジネス&ボストンバッグ 251104
「ちょうど今、スーツと
コートをオーダーしています。
バッグも良いものが欲しいですから
ここでお願いしようと思います。」
お話伺いますと、
想像力を駆り立てられるご相談です。
当日お召しのスーツも
身体にぴったりで、
すばらしい出来上がりです。
気に入ったスーツ屋さんが
できたとのことです。
*ヨコ幅40x高さ31.5センチ
スーツもさることながら
ネクタイのチョイスも
プロ並みに外連味あるタイプ。
「さすがにこのネクタイは
選んでいただきました。」
なるほど、
きっと良い店と思います。
この方にお似合いです。
「鞄は、オーダー例の
この鞄が好きなので、
これを基にしたいです。」
中に入れるものを伺いますと
「えっ、こんなにたくさん…」
と言うほど、お入れになります。
アイテムもたくさんありますから、
その中で小物を分けて
各々を取り出しやすいように
レイアウトしました。
最初のご来店で
この鞄に入れる一切合切を
お持ちいただき、
寸法を測らせていただいています。
*厚さが20センチありますから
底鋲は6つお付けしました。
持ち物に小物が多い方は
とても多いですから、
その小物を整理して
取り出しやすいようにするのなら、
ご相談時にはぜひ、
お使いの品々をお持ちください。
そうすれば、それを
どこにどう納めればいいか、
使い方や分類を伺ったのちに
デザイナーがご提案します。
これは自分ひとりでは
なかなかできない作業ですから
まさにコラボレーションの場。
荷物のパッキングが得意な
デザイナーに向いた仕事です。
*外ポケットには
スマホ2台、イヤホン、手帳
メガネケース、などが入る。
今回のバッグの目標は
どうやって小さめに作るか、です。
入る量に対して無駄なく入れる
荷物の収め方のご提案を通して、
全体の大きさを、できるだけ
小さくする方向に持って行きます。
荷物の中には、袋に入れた
トレーニングウエアなどの
不確定な大きさのものもあります。
こういったものを
どれだけ小さく詰め込んで良いかが
問題になるところです。
あくまでそれぞれの人の持つ
感覚次第ですから。
そこで今回も大きさダミーを作って
荷物をお入れいただきました。
そうしたところ、
レイアウトを少し変えれば、
こちらの予想以上に
小さくすることができるとわかり、
ご了承いただいたうえで、
かなりコンパクトなサイズに
決定しました。すばらしいことです。
*この部屋のポケット。
上には3個の入館証が入り、
下には厚みのある二つ折り財布。
ただし、今回は
ヒヤッとする出来事がありました。
ご注文を頂き、型紙も出来上がり
さてこれから革を裁断する、
という段になって、
恐ろしいメールが来ました。
「鞄に入れる2台目のPCですが、
サイズが大きくなりました。」
うわ~、革をカットする寸前でした、
間に合って良かった!という所。
とにかく急遽、サイズの確認です。
結果は、
ヨコ幅も高さも2センチほど
伸ばす必要がありました。
今回購入した革は
革のロットが変わる寸前のもので、
必要なギリギリの量があったため
購入したものです。
ですから
もしこの革で足りなくなったら、
次のロットでは
色が多少ブレてしまいますから、
革を買い直ししなくては
ならないことにもなりかねません。
ひとつのオーダー品のために
革を揃える、とは
こういうことなのです。
*ジム用品スペース。自前の
直径8.5センチのコーヒーポット
が入る。
幸い、
残りの革がほとんどないくらい
使い切る結果になり、
胸をなでおろしました。
ゴートの革は肌理が細かく
表面にはシボがありますから、
一部分に伸びる場所があるだけの
使える部分が多い革です。
当店オリジナルレザーに比べると
キズも気にしなくて良く、
雨ジミにならない丈夫な革です。
そんなことで今回お奨めしましたが、
ゴートの革の加工には、
毎回、ああ大変だった…と
思うほどの技術が要ります。
ピックアップにおいでになった
クライアントは、
新しいスーツ、新しいコート
というカッコいい出で立ちです。
「これで揃いました。」
嬉しそうなお顔が目に浮かびます。
このたびは
ありがとうございました。
「これなら、仕事だけでなく、
旅行にも使いたいと思います。」
気持ち良い鞄生活を
心よりお祈り申し上げます。















