革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2020.02.7

身の回り品を持ち運ぶ、レディスオーガナイザーショルダーバッグ

以前の写真を見てましたら、

いまだったら

すごく欲しい人がいるであろう

レディスバッグを発見しました。

もちろんメンズとしても有効です。

 

このオーダー例には、

・探しているバッグが見つからない

・自分に合ったバッグの理想形がわからない

という方々に参考にしていただくための

ひな形を掲載する目的と、

 

 

バッグや財布を

オーダーメイドで作りたい、と思った時、

どうしたら失敗しないか、

といった内容を盛り込んでいます。

 

せっかく便利に暮らしたいと思ったのに、

うまく作動しなかった、とか

思ってたのと違った、ということでは

さみしいですから…

 

 

さて、こちらのクライアントは

昔から長いお付き合いをくださっている方で、

以前もこうした

身の回り品を持ち運ぶバッグを

ご注文くださいました。

 

前回のものを10年以上お使いいただき、

バージョンアップというか、

違う視点からご注文いただきました。

ありがとうございます。

 

こんなに使いやすそうなバッグは

なかなかありませんのに、

今更それに気づき、失礼いたしました。

 

 

よく「革は一生ものですから」と

おっしゃる方がいらっしゃいますが、

現在のように軽量にお作りしますと、

毎日使っても一生持ち続けられる革製品は

なかなか無いと思ってください。

 

昔の革製品は重かったので

一生もの、と言われる時代がありました。

 

それよりなにより、高級な革製品は

一部ブランドものしかない時代があり、

海外でそれを持つ方々は

TPOによっていくつもを使い分けますから、

毎日同じものを持つこともなく、

そういう理由からの「一生もの」

でもありました。

 

 

でも「必要」という観点から考えますと、

現代では

ひとりの人の年齢や生活の変化に合わせて

モノを使い分けることで、

身体を楽にしたり、

生活を快適にする必要が出てくることから、

 

体力や生活がドラスティックに変化した時、

具体的にはひとつ目のオーダー品から

10年以上経った時、

 

同じひとつのものを

使えなくなる時期が訪れることがあって、

 

「一生もの」の必要性が

疑問となっています。

当店はそれで、

10年以上使っていただくことを

目標にしてお作りしています。

 

 

この、必要のためのオーダーメイドを

うまく扱うには、

「自分を観察する目」が

要求されますが、

 

そこを補うのが、

当店のコンサルティング。

 

外から見た目で、

問題解決をちゃっちゃとしてくれます。

だから、10年、20年という長いスパンで

昔のクライアントが

ご相談くださるのです。

こんなスパンでもまた来てくださるのは、

なんとありがたいことでしょう。

 

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