革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2021.06.12

ドラマチックなネーム入れの長財布 104

当店定番長財布をアレンジした

アーティスティックなネーム入りの

長財布をご紹介します。

 

こちらのクライアントは

これから会社を起ち上げる方で、

お気持ちの切り替えをするために

ご自分の欲しい長財布をご注文しに

おいでくださいました。

 

 

店頭でいくつかの定番長財布を

ご覧いただき、まずイメージを確認し、

ベースの形を決めていただきました。

 

最初にお店の扉から

入ってらっしゃるお姿を拝見した時、

あ、素敵なおしゃれで

バリっとした方だな、という印象でした。

 

シンプルでありながら

凝った色合いのスーツ&シャツ、

そしてネクタイとポケットチーフ使いで

颯爽とした装いをしてらっしゃいます。

 

 

「何かご希望はおありですか?

細かい点まで

何でもおっしゃってください。」

デザイナーのこの問いに

「カード入れのカットの仕方を

変えられませんか?」、

そして最後には、ネーム入れを、という

ご希望をいただきました。

 

 

ハイセンスな方なので

通常のネーム入れとは違うものを、

というイメージで、

ミュージアム・ラインのネーム入れを

お見せしました。

 

「これ、カッコいいですね。

この見本文字の感じで、

苗字の部分の下に

全体をまとめるためのきれいなラインを

入れて、描いていただけませんか?」

 

 

出来上がってみますと、

カードの口のラインと

ネームの大きさや色、イメージがぴったり!

ああ、これをお渡しできる、と思いましたら、

とても嬉しくなりました。

 

 

毎回毎回

お作りするオーダー品の完成時には

こういう気持ちを味わうのですが、

バッグや鞄の場合、複雑なものが多く

製作がとにかく大変なため、

つつがなく、無事出来上がったことを

まずありがたく思います。

 

クライアントの新会社はきっと、

すばらしい結果を産むでしょう。

今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。

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