革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

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2022.06.15

コンパクト財布としての定番ミニマムマックス

 

発売してから35年ほどにもなる

定番「ミニマムマックス」は、

当時小銭入れとして販売していましたが、

今では「コンパクト財布」ということで

ご注文をいただくようになりました。

 

カードが1~4枚、お札が1~2枚、

小銭はたっぷり入るお財布で

最小サイズで作っています。

 

 

 

 

「最小サイズで作っていながら、

必要なものがすべて入っている」

という使い勝手から、

ミニマムマックスという名前にしました。

 

男女兼用製品で、

男性でしたら

ズボンの前ポケットに入れてお持ちになり、

女性は、

小さな鞄の時にお持ちいただいております。

 

 

 

 

デザイナーは、

年齢が上がるに従って

たくさんのモノを持ちたくなくなったため、

これを洋服のポケットに入れて

ジーヴズよりコンパクトに持ちたい場合に

使っています。

とにかくコンパクト。

 

 

 

 

お札を折らずに持ちたい、

ということになりましたら

このお財布は外されてしまいますが、

 

なるべく身軽に持ちたいのでしたら、

理想的なコンパクト財布のひとつとして

認識されるようになってきました。

 

そんな目で見られるようになったのは、

発売当初の

小銭入れという位置づけからしますと、

時代の移り変わりを大きく感じます。

 

 

 

 

ただし当時から、

お持ちになる方の中には

「小さい持ち物に変えて、全部持って歩く」

という発想の方も

結構いらっしゃいました。

デザイナーもその一人です。

 

ジーヴズは、コンパクト財布として

当初からそのような認識を

いただいておりましたから、

キャッシュを持ち歩く量が減った現在では

その受け取られ方が

拡大しているのだと思います。

 

 

 

 

キャッシュレスが進むことで

製品としての位置付けが変わった財布

「ミニマムマックス」は、

ご注文をたくさんいただくようになりました。

 

2代目を8年ほど前にご注文くださった方が、

22年お使いになったミニマムマックスを

店頭での見本として置いていってくださいました。

ありがとうございます!

下にお写真をアップします。ご覧ください。

 

 

*ホックは直しております

 

*カード入れ右側の革は破れました

 

 

 

大切にお使いいただき、

ありがとうございました。

2代目はどれくらい育っているでしょう?

またお目にかかれることを願っております。

 

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