革製品のオーダーメイド 銀座 オーソドキシー

Order example

2022.07.23

イタリア製の特別革で作ったデスク回りのオーガナイザー 205

 

「仕事をしていて

こんなものがあったら便利なのに、

というアイテムが出てきました。」

 

こちらのクライアントは、

ご自分が必要と思った道具があった時

それが革製が良いと思ったら、

使い方を精査したうえでご来店くださいます。

「この過程がとてもおもしろいです!」

 

今回お作りしたのは

イタリアの特別牛革を使った

デスク回りのオーガナイザー。

クライアントとご相談していて、

デザイナーは「あっ、この方にはコレ!」

とピンと来た革をお薦めしました。

 

 

 

 

仕事柄海外のクライアントとの交流もあり、

こうした机周りの道具は

便利に使えるだけでなく、

会話の始まりにもなる面があるそうです。

 

「私、洋服はシンプルにして

同じものを何枚も持っていますから、

ここの革製品はポイントになります。

持っていて楽しいですし。」

一本 筋の通った生活の仕方です。

 

 

 

 

今回ベースになったのは、定番の

「A4を小さく持ち運ぶコンパクトホルダー」。

 

「自分が入れたいものをピックアップして

どんな風に使うかを考えて行ったら、

御社のウェブショップを見て、あれ?

コレはひょっとして使えるんじゃないか、

と思い、ベースとして考えることに

しました。」

 

 

 

 

それから先はこの方の独壇場です。

欲しいものに近い市販品を買って

切ったり貼ったりしながら

とりあえずご自分の理想のものを作って

試しに使ってくださいました。

 

その課程を拝見するだけでも、

大変興味深いアプローチと感じます。

クリエイティブで、これはたしかに楽しい!

 

この内容につきましては、

ご依頼者がブログで紹介してくださっています。

 

 

 

 

右側の細い見返しは

メモ用紙を挟んで、それが動かないよう

しっかりぴったりお作りしています。

この部分が、果たしてうまくできるか?と

考えたところです。

 

左側のA4用紙を入れる部分の厚みは

極力薄くしています。

 

そしてこのケースを畳むと

A4用紙は、ペン差しを挟んで

きれいに二つに折り畳まる仕組み。

扱う資料を大事にする

クライアントのお姿が浮かびます。

 

 

 

 

最後にご紹介するのが、

このケースがスタイリッシュでいながら

現実的に使いやすく考えられていると

感じられる、

オプションの「名刺入れ」です。

 

「名刺入れにはたくさん入れませんし、

その場で少し使うだけなので、

薄いものをこのオーガナイザーに挟むことで

解決したいと思います。」

新鮮なアイデアです。

 

この名刺入れの色合わせがぴったりで、

なんともステキなひと品となりました。

外側の革は、デザイナーの見立てどおり

とてもお似合いになります。

 

「なんだか自分が

とてもステキになった感じがします。」

そんな風に感じていただけて

良かったです。そしてそれは、正しい感覚です。

このたびもありがとうございました。

 

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