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リネアペッレレザーのメガネケース 2512N
近年のリネアペッレレザーでは、
どうやって作ったかわからない
新技術の粋を集めた
”カッコいい革”が目につきますが、
本日ご紹介するのは、
その対極にある、昔からの
”イタリアらしい革”です。
ご注文いただいたのは、
これが、同じお品で
四つ目のオーダー品になる
クライアントです。
「こういうオーダー品を
一度でも使っちゃうと、
市販品はもう持てなくなるね。
今回は、前に作ったひとつを
無くしちゃったんですよ…もう
他社のは使う気になれなくて。」
嬉しいことです。
この方のリクエストから、
メガネ拭きのポケットを
外にお付けしたのですが、
「これがまたいいんですよ。」
と喜んでくれています。
「文句がない出来ですよ。」
とも言ってくださいました。
この時も”お任せ”で
丸投げされましたから、
たまたま思いついた、
”これまで試みなかったこと”が
うまく作動したようです。
コロンブスの卵的な
シンプルな解決策でしたが。
今回裏地に使ったのは、
”セタ”という名のイタリア革。
”シルクのような柔らかさ”を
持つ、触り心地抜群の革です。
このセタは、まことに
美しい色出しのできる革で、
このブルーは、深い海の青。
微妙な色ムラのある表の革の
ブラウンのグラデーションと
合わせると、
印象的な組み合わせになります。
糸は、ワインカラーの入った
ダークブラウン。
選ぶ糸の色によって
表のブラウン系の色の中で
強調される色が変わりますから、
とてもおもしろい選択です。
今回も表の革以外は”お任せ”
でしたから、デザイナーは
その方に似合うイメージで
お作りしています。
表のリネアペッレレザーは、
何が”昔ながらの革”かというと
(プロは触ればわかるのですが
言葉での表現は難しいです)、
独特のヌメっとした感じと
さらっとした表面感とを
同時に感じることのできる
複雑な革です。
最近、製品としては
少なくなってきている
気がします。
しなやかで触り心地よく
経年変化もしますから、
使って行った後々が楽しみです。
デザイナーは、「そのうち、
”イタリア革を見る会”も
開催しようかしら?」
などと言うくらい、
ステキな革があります。













