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チケットホルダーのプレゼント品 230606
2023/08/22同じ職場で長く一緒に働いた方へ、
みなさまからの退職プレゼントとして
チケットホルダーのご注文を頂戴しました。
今までにチケット専門のカバーは
お作りしたことがありません。
どんな形にしようか思案しましたが、
たまたまデザイナーが使っていた
おまけでいただいたマスクホルダーの形が、
さまざまなサイズのあるチケットに対して
使いやすいのではないか、
とご提案することになりました。
デザイナーは何をするにもいつも、
好奇心を持って行います。
そういう行動が、
使える引き出しの数
=経験を踏まえたアドバイスの数
を増やしてくれます。
それなら良さそうですね、と
ご賛同いただきましたので、
サイズ等はお任せいただくことに。
チケットサイズをお調べしてみますと、
大きく分けて3種類ほどあります。
一番大きなものもホールドできて、
一番小さなものでも取り出しやすいよう
サイズと仕様を定めてお作りしたのが、
今回ご紹介のチケットホルダーです。
出来上がりをお渡ししましたら、
「しっかりしてますから、
ペラペラのチケットを
きっちりホールドできそうですね。
すごく良い感じの質感です。
それにチケットって、そう、たしかに
一番大きいのはこれくらいありますね。」
とご感想をいただきました。
当店の革はしっかりしていながら、
使っていくと
ちょうど良い柔らかさになります。
使いこなしていただいた時が楽しみです。
初めておいでくださったクライアントですが、
店頭の製品を見て信用してくださり、
色をお決めになる以外は
すべてお任せくださいました。
ご相談者の中には、
とても細かいところまで
ご指定くださる方もいらっしゃいますが、
とくに変わった内容でなければ
ご注文時にも楽をしたいと思う方は、
このように大雑把なご相談方法でも
良いかもしれません。
これまでを通じて
一番たくさんご注文くださった方はいつも、
「こういう目的で、こういうものが欲しい。
分けて入れるのはこれこれで…」と
必要条件だけおっしゃって
あとはすべてお任せでした。
今回プレゼントされる方は、
舞台を見るだけでなく
日常的に本をお読みになるとのことで、
文庫カバーもお揃いでお作りしました。
長く一緒に働いてきて、
趣味に合わせたプレゼントを
差し上げたいと思う
同僚のいらっしゃる職場は、
大変な時でもきっと
楽しい仕事ができたことでしょう。
相手の方に気に入っていただけることを
願っております。
ラッキーグリーンのクロコダイル、四色目のファスナー長財布 2305N
2023/08/20
NIKE社のエアジョーダンは
誕生秘話が映画になったことでも
話題になりましたが、
この製品にあるラッキーグリーンと
同じお色の、
珍しいクロコダイルの革で
ファスナー長財布をお作りしました。
こちらのクライアントは、
この方は、
お財布はハイブランドも含めて
いくつもお使いになったそうですが、
使い勝手に合わせて作ってもらった
当店のフルオーダーメイド品が一番、
と前回とは違うお色で
ご注文くださいました。
「明るいグリーンのクロコダイルで」
というご希望でお探ししたところ、
ちょうどこのラッキーグリーンの革に
最適な大きさがありました。
表面からぐるっと続く裏面の景色は
とてもおもしろいもので、見るたび
愉しんでいただけると思います。
ファスナーの布部分は
少し抑えた濃い緑。これで
この特別なラッキーグリーンが
あざやかに印象付けられます。
今回は内側のお色もグリーンで、
というご要望をいただきました。
当店では、
内側の素材には革を使っていますが、
裏地には
裏地専用の革が適していますから、
オリジナル革を
専用の素材に加工して使っています。
ところがグリーンは
裏地のラインナップにないので、
こちらも特別な革をご用意しました。
表用の革のため、
裏地として使えるように
製作担当者が技術的な側面から
さまざまな工夫をしています。
内側の素材も革にしますと、
製品全体がうまく
柔らかく馴染んでくれて、
手当たりがとても気持ち良いお品に
なります。もちろん長保ちしますし。
この方は、服装や気分に合わせて
数色の革製品をお使いになりますから、
同じ仕様のオーダー品を
革違いで幾種類かお持ちです。
同じ仕様のお品を
違うお色で複数お持ちいただきますと
服装に合わせやすいうえ、
どの色を選んでも、
使い勝手に安定感が出ます。
服装に合わせた
日々の持ち物を選ぶ時間も短縮し、
いつでも
ご自分の美意識に合った出で立ちが
あっという間に完成します。
一本筋の通った身の回り品の揃え方を
なさる方で、とても勉強になります。
このたびもありがとうございました。
ご活躍を楽しみに拝見しております。
製本されてない台本用の台本カバー 230603
2023/08/18最近の台本カバーのご注文時に、
どんな台本をどのようにお使いになるか、
というインタビューをしていて
しばしばお聞きするようになったのが、
「B5サイズの製本されてない台本」です。
コロナ後の
活況な舞台状況が窺われる変遷ですが、
そうなってきますと、もしかすると
今までの文庫カバータイプが
アウトオブデイトになってくる業界が
ありそうです。
今回ご注文いただいたものも同様で、
もう一冊のB5サイズ台本も
入れられるように、ということで、
下のお写真の右側に
1冊相当の台本を入れられるように
厚みをつけています。
実際にもらった方がどのように使うのかは
詳しくわからないということで、
コピー用紙の束と製本台本の
どちらに転んでもよいように、
と仕様を決めていただきました。
もう少し時間が経ちますと
趨勢がわかるようになると思いますが、
コピー用紙の束台本はきっと
もっと増えてくると思います。
そんな時、どんなカバーがいいのか、
きっと新しいご依頼があると思います。
この度はありがとうございました。
推しの方のご活躍を祈っています。
お父様へのプレゼントはお気に入りのボディバッグ 2306N
2023/08/16
その日ご来店くださったのは、
正反対のタイプの姉妹のお二人。
弟さんもいらっしゃるとのことです。
このお父様は、何と魅力的なご兄弟を
育てられたことでしょう。
先にメールでお写真をいただき、
「父の還暦祝いの記念に、この
ボディバッグを作って欲しいのですが。」
というご依頼をいただいておりました。
気に入って毎日使っているのはコレ、
と、お父様がバッグをお持ちになっている
お姿のお写真を1枚頂戴し、
その1枚のショットから
全体の構造を割り出していきました。
その時点で、製作方には
何やら暗雲が垂れ込めていました。
「これは…難しそう」
でも論理的には製作可能な形と判断し、
そのお返事を差し上げたところ、
ご来店くださったお二人です。
「気に入って毎日使っているバッグ」は
とくに男性にとって、身体の一部です。
もはやそれが新しくなっただけでも、
使い慣れていない、という
抵抗感があるのは仕方のないことですから
私どもは、たとえ違う素材であっても
「使っていたら同じになること」を
念頭に製作していきます。
これがどれほど難しいか、
同じ作業をしたことがある人にしか
本当のところはわからないかもしれません。
ありがたいことに、このボディバッグが
どこのブランドのどういうお品か
わかりましたから、お探したところ
たまたま中古品のお写真が載っていました。
とりあえず何枚かのお写真があります!
ところがそこからわかったことは
想像していた以上の難物で、
作りつつ、事態を確認しながら
考えを進めていく製作方法しかない、
ということ。
バッグでも財布でも、
フルオーダーメイドをお受けしておりますと、
手を動かして進めていかないことには
先に進めない製作物、というのがあります。
反対に頭を使うことで看破できるお品は、
もう出来上がった気になってしまって、
たくさんある作業工程の一つひとつを
まどろっこしいと感じることもあります。
いずれの場合にしても、
脳をフル回転させなければならない
フルオーダーメイドの仕事では、
手もフルに動かさないといけません。
それにしても、既製品というのは
どうやってデザインものの製作方法を
選んでゆくのでしょう?
あまり普通でない作り方をしていたり、
無理やり作らなければならなかったり、と
デザインから引き出していくにしても、
不思議な製作方法がたくさんあります。
デザイン先行にしても
別の作り方もあると思うのですが、
でもまあ別の作り方にすると、
確かに細部は違ってしまいます…
有名ブランドには
専属デザイナーがいますから
デザイン優先になりますが、
それにしてもこの価格の製品に対しても
それを遵守させるということは、
驚きの事実だと感じます。既製品はすごい!
お受け取り時に
ご来店くださったお姉さまからは
「完璧!」の一言をいただきました。
ほっと胸をなでおろした製作者です。
お父様には、サプライズもあり、
喜んでいただけることを願っています。
このたびはありがとうございました。
余談ですが、最近では、
専属になった製作者を
ご注文者にご紹介する場面もあります。
顔が見えて、ご感想をいただけるのは
私どもにとって嬉しいことです。
ご希望の方はその旨お知らせください。
車のキーとipodを入れるためのベルトポケット 2306N
2023/08/14セットでお作りした、
もうひとつのベルトポケットをご紹介します。
中に入れるものは車のキーとiPod。
このふたつの小さなポケットを持てば、
ほとんどの場合
手ぶらで歩くことができるでしょう。
面倒なく音楽と一緒にいられますし、
お財布機能も充実しています。
カチッとした箱のようにして欲しい
というご依頼から、
ものが入っていなくても
つぶれないようにお作りしています。
もちろん裏地も革ですから、
薄手で軽くても、丈夫です。
そして、ベルトに取り付けるわけですから、
横から見ると下のお写真のような形状に
なります。
使っているベルトの太さを伺って、
それが無理なく取り付けられるように
取り付け幅を調整しています。
ドットボタンがお好きでないとのことで
普通のホックにしましたから、
留めは2個にしています。
これでどんなに動いても
取れにくくなります。
こういう細かい部分の違いが
使い勝手を大きく左右します。
デザイナーが細かい聞き取りをするのは、
こんな理由からです。
外国の方からのご注文品ですが、
今ごろ便利に
お使いいただいていることと思います。
この度はありがとうございました。























