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タンニン鞣しxヌメ仕上げのクロコダイルの名刺入れ2512N

タンニン鞣しxヌメ仕上げのクロコダイルの名刺入れ2512N

2026/03/02

 

以前紹介しました
タンニン鞣しxヌメ仕上げクロコ

のご注文品です。

 

お写真ように

革を丸っと一枚使って、

製品の内外の斑柄を合わせた

逸品に仕上げました。

 

 

 

 

出来上がった

あまりの美しさに、

アトリエの製作者たちが
「ずっと見ていたい。」と

言っていた姿が印象的でした。

 

ここのところのご注文品は

まことに美しいオーダーが多く、

見惚れてしまうことが

しばしばあります。

 

 

*表面の斑柄

 

小さめの革ではありましたが、
今回のように作られたクロコは

凹凸が大きく、はっきりした柄で

迫力あるにも関わらず、

 

中央の腹の柄部分だけを使うと

おもしろ味のない、

平坦な感じになってしまいます。

 

そこで今回は

クライアントの了承を得て、

右から左へ向かって

中央の柄から脇の柄へと

大柄から小柄になっていく景色を

入れることにしました。

 

 

*裏面の斑柄

 

外側はもちろん1枚革で

柄が続いていますから、

外面を広げて見た時の迫力は

かなりのものです。

 

でも、それ以上に見事なのは、

内側の名刺入れのパーツです。

 

本体の入れ場所、

その上のポケット、

フタの内ポケット、と

この3枚のどれもを

繋がった柄にしましたから、

1枚の革のような煌びやかさ。

 

 

*開くと柄の流れがはっきり

 

「ちゃんと話し合ったとおり、

柄が大から小になってますね!

また、内側がすごい。

外と同じ側に斑柄があるから

驚きますし、

迫力あります。」

 

何も説明しなくても

すべてご理解くださった

ご注文者に、

とてもよくお似合いです。

 

 

*マチはクロコダイルでは
無理なので、オリジナルレザーで

 

マチ部分はクロコダイルでは

製作することができませんから、

当店オリジナルレザーのヌメ

ブラックで引き締めています。

 

この部分が同じ系統の色になると

もっと柔らかい印象になります。

 

上のご説明から推察できるように、

この名刺入れの成功の秘密は、

ご依頼者自身がお選びになった

糸の色!

 

「こんな名刺入れは

見たことないですから、

きっと話題になると思います。

語っちゃうかも…」とは

クライアントの弁。

 

デザイナーは言いました。

「こういう稀有なお品は、
革に興味があってもなくても

誰もがつい見ちゃうものです。

きっとお話を聞きたい人は

たくさんいると思いますよ。」

 

 

*裏地も同じ色目のヌメで

 

マチがブラックなので、

通常の糸の選び方であれば

ブラックか表の革色を

指定されることが多いですが、

今回はブラウン系のカーキ。

 

糸がもしブラックだったら

固定された強いイメージになり、

ヌメと同色であれば柔らかく、

少しボヤっとしたかもしれません。

 

ここでカーキの出番。

両方に見事にマッチして

ちょうど良い強さになりました。

ベストチョイスだったと思います。

 

このたびも

ご注文ありがとうございました。

ますますの

ご発展をお祈りします。

 

 

 

オリジナルレザー入荷のお知らせ、ヌメのワイン

オリジナルレザー入荷のお知らせ、ヌメのワイン

2026/02/28

 

当店オリジナルレザー、ヌメ、

新ロットの出来上がりを

お知らせします。

 

今日お知らせするのは、ワイン。

深いワインカラーは

上品で、

男性・女性を問わず

お使いいただくことができます。

 

下のお写真で

地に敷いた革が、新しいワイン。

上に載せたコンパクト財布

「ミニマムマックス」は、

20年ほどお使いいただいた

経年変化のあるオーダー品です。

 

つやつやで

さらに深いお色になった革は、

とても同じ革とは思えません。

 

付けたキズも直るところが、

この革のすごいところ。

 

 

 

 

下のお写真、この製品の

裏面はカード入れですから、

出し入れが激しいことと

手での触り方が変わるため、

油分が足りていませんが、
端が切れるまで

よく使ってくださいました。

 

ご愛用

ありがとうございます。

 

当店オリジナルレザー、ヌメは

最初は硬い印象ですが、

手が吸い付くような

触り心地がします。

 

そして、使ったのちには
透明感のある濃いワインに

変化していきます。

色が濃くなるのに

透明感がある、って

不思議な色の変化です。

 

 

 

 

でもそれは

経年変化がきちんと起こるよう、

表面にいっさい

お化粧(顔料)を載せないで

革を作っているからです。

 

そんな革素材を扱えるのは、

流れ作業で作る
量産品ではないからです。

 

革の目を見ながら、

一点一点を

ひとりのクライアントに

お作りする製作方法には、

この素材が適しているからです。

 

この革の使い心地を
試してみませんか?

 

 

製品使用後12年、定番仕様を変更したルバル二つ折り財布 2601N&1401

製品使用後12年、定番仕様を変更したルバル二つ折り財布 2601N&1401

2026/02/27

 

2014年1月にお作りした

定番「わずか49gの二つ折り財布」

を基にしたオーダー品が、

札入れ部分の糸がほつれたため

修理に回ってきました。

 

つやつやなルバルを拝見しますと、

この持ち主が

どれほど大切にしてくださったか

ひと目でわかります。

ご愛用ありがとうございます。

 

 

 

 

あまりにつやつやなので

わかりにくいかもしれませんが、

向かって左が修理前、

右が修理後のお写真です。

 

ルバルの革は適度に締まって、

柔らかいながら

しっかりした芯を感じます。

まことに良い革です。

 

当店が

この品質を護ってこられたことは

かけがえのない財産です。

 

 

 

 

ここまで

きれいにエイジングすると、

入念なオイルケアは却って

残念な結果を呼びますから、

簡単なケアにとどめます。

 

それよりも、

ほつれた部分をしっかり貼って

縫うだけで、

こんなにもきれいになることに

あらためて

驚きを覚えます。

 

 

 

 

ここまで馴染んだルバルは

持ち主には身体の一部となり、

持っているだけできっと、

安心感を感じてくださるでしょう。

 

こうして修理のご依頼をいただき

また更にご愛用いただけるのは、

まことに嬉しいことです。

ご相談とご依頼を

ありがとうござました。

 

他の製品に

何かありましたら、

いつでもご相談ください。

 

 

車いすに取り付けるiPhone17スマホケース 260106

車いすに取り付けるiPhone17スマホケース 260106

2026/02/25

 

電動式車椅子をお使いの方に

iPhone17 pro max用ケースを

お作りしました。

 

ご自分の手で持つのでなく、

バーに取り付けたX型グリップに

iPhone17を持たせて使う、

という使い方のご依頼者です。

 

 

*上から開く形。

 

 

そのような使い方ですから、

上から下へ向かって

タテ開きをするケースです。

 

本体を上に付け、

開いた下側に

パッと見せられるパスや

カードを入れる仕組み。

 

なるほど合理的な解決です。

 

 

*カメラを使うための穴もあり。

 

 

同様仕様の市販品を

すでにお使いなのですが、

「やはり安いとですね、

我慢することがたくさんあって。

 

毎日何度も不便することなので、

ここはお金の掛け時だ、と

覚悟してここに来ました。

4~5年は使うつもりです。」

ありがとうございます。

 

 

*バーに取り付け可能なグリップ。

可動するX部分がスマホホールド。

 

市販品の不便はたくさんあって、

一番気になることは、

乗り物パスを出して見せる時に

パス自体が

ケースにくっついたまま

取り出すのに苦労すること。

 

使っているうちに

内側の糊がはみ出してきて、
パスがくっついてしまっています。

 

また、窓に開けられている

指を入れてパスを動かす穴は、

男性の指には小さすぎて

うまく使えません。

 

 

 

 

行動的な方ですから、

毎回のお出かけ時、これに

イラっとさせられるのには

納得します。

 

「カードも2枚しか入らない。

入れられるなら5枚くらいは

入れたいですね。」

 

 

 

 

というリクエストから、
ご相談時に検討したところ

5枚入れられるスペースがあると

わかりましたから、

「5枚お付けしますね!」

とお返事しました。

 

ところがこれが、

とても考えなくてはならない

案件となり、

毎日のご不便を考慮しますと、

早くお作りして、さっと

お渡しするつもりだったのですが
想像以上にお時間頂戴しました。

 

 

 

 

これがなぜ?と言いますと、

通常の札入れなんかでは

まったく問題にならないこと

なのですが、

 

この方のように、

片手で取り出す、となりますと、

タテに入っている5枚のカードは

ちょっと大変になるわけです。

 

 

 

 

カード入れは、重なれば重なるほど

ある部分だけ、厚みが増します。

カードの厚い部分は、より

しっかり入っていますから、

よいしょっと取る必要があります。

 

こんな事実に直面しますと、

私たちが札入れを扱う時、

両手を使えることに

思わず感謝してしまいます。
こんなことに、考え

及ばせられるようになったのは

このクライアントのおかげです。

 

それで、その厚みに考え及ばせ

カード入れを緩く作りますと、

上に向かってフタを閉めた時

使いこなれてくると

カードが落ちてしまうことにも

なりかねません…

 

 

 

 

どのように解決したかは、

デザイナーとご依頼者との

話合い、で割愛します。

 

事故で近年

車椅子を余儀なくされたという
クライアントですが、

明るくて、行動的で、

冗談好きでとても楽しい方です。

 

「いやあ、

これはお金をかけた甲斐があった、

というものです。

見せるだけにしても、

パスにはもう

私の名前は見えませんし、

取り出しやすいし!」

 

ありがとうございました。
このケースで、快適な毎日を

笑顔でお過ごしいただけると

嬉しいです。

 

 

キャッシュレス時代だからこそ「ざくざく小銭入」 260101

キャッシュレス時代だからこそ「ざくざく小銭入」 260101

2026/02/23

 

当店オーダーメイドの

使い方において、

達人級の方がいらっしゃいます。

 

これからご紹介する

「ざくざく小銭入」のご注文者は

そのうちのおひとりです。

 

 

 

 

この方は、

お持ちになるバッグの

大きさに合わせた

財布の大きさと仕様で

ご注文をくださって、

快適な革製品ライフを

愉しんでくださっています。

 

ですからいつも

必要なものだけを持って、

シンプルな生活を

送ってらっしゃいます。

 

お洋服も、目的に合わせて

気に入ったものを

長くお召しになります。

 

 

 

 

キャッシュレス時代に入って

お財布も変えたのですが、

「それでも小銭が出ますから、

小銭入れを

持たないわけにはいきません。」

 

現在はカード入れ数種を使って

ほとんど現金は持ちませんが、

小銭入れは必要、と

感じたそうです。

 

この「ざくざく小銭入」は、
当店開店当初からの定番。

使い始めて10年、20年後の

リピーターが多くいます。

 

開店当初は裏地なしでしたが、

随分前から、どこへでも

物おじせずに持って行けるよう、

革の裏地をお付けしています。

 

 

 

 

この製品はコンパクトですが、

見た目以上に小銭が入ります。
だからずっと定番。

 

当店でたくさんのオーダーを

してくださる方々は、

そういうお品にこそ

目を留めてくださり、

うまく使ってくださいます。

 

定番製品なら、

フルオーダー品よりも

リーズナブルに

お買い求めいただけますから。

 

このたびのチョイスも

ありがとうございました。

 

 

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