実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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エプソン革製二つ折り財布のカスタムオーダー2601N
2026/03/18
出来上がった瞬間、
このお品に対してもまた
「きれい~、かわいい~!」
という嬌声が上がりました。
エルメス社、エプソン革の
同系2色を組み合わせた
愛らしい二つ折り財布。
アネモネとペールピンクが
製品になると
これほど良いとは…
想像のかなり上を行きました。
ペールピンクに似合う
糸色のチョイスも良いですから、
世界中にただ1点の
フルオーダーメイド品と
なりました。
小銭入の形を変え、
自分の使いやすい向きに変えての
ご注文です。
定番を基にした
カスタムオーダーには、
こんなオーダーの仕方も
あります。
どこから見ても、きれい。
小さくて
軽くて、
ミニバッグにも入る大きさです。
キャッシュレスになってから
いろいろな財布への
アプローチ方向がありますが、
こんなにデリケートで
うつくしい製品は、
どこを探しても見つかりません。
さすがフルオーダーメイド品。
「カスタムオーダー」という
表題にもかかわらず、
なぜ「フルオーダーメイド」と
言うの?
とお思いの方もおいででしょう。
当店カスタムオーダーは
一般店のカスタムオーダーとは
まったく違って、
幅広いご希望に
沿うことができますから、
今回のように、
・革素材と色を変える
・小銭入れの形を変える
・小銭入れの向きを変える
・糸色を変える
と、自由度の高さはピカイチ。

結果としては
定番の大きさとレイアウトを
基にしただけで、
他はすべて変えていますから、
これは
もはやフルオーダーメイド。
元型から考えるのは大変ですが、
良い元型があれば
そこから発展させるのは
やぶさかではありません。
上手なカスタムオーダーを
ありがとうございました。
またご注文いただけて
とても嬉しいです!

20年以上前のフルオーダーメイド、革製ブリーフケース2601N
2026/03/16
何と懐かしい鞄でしょう!
20年以上前にお作りした
フルオーダーのブリーフケース。
「自分でデザインして
出来上がりがカッコよかったので、
長いこと飾っていました。
持ち手をそろそろ変える時期が
来たみたいなので、
直してください。」
とてもきれいなのは
そういう理由だったのですね、
ありがとうございます。
拝見しますと、持ち手と、
持ち手をつなぐジョイント部分が
ひび割れ初めています。
モノは、
使っても
使わなくても、
経年劣化することに
変わりありません。
これ、けっこう大事な事実です。
革製品の劣化は、
市販品であれば
内側はたいてい布張りですから、
その布の性質によって
表面がボロボロと崩れたり
布そのものが破れたりしますが、
当店の”外縫いバッグ”でしたら
内側に革を使っていますから、
中は外と同じくらい保ちます。
お写真撮っておけば良かった…
しかし外側に関しては、
オリジナルレザーの場合
オイル分が足りないと
ひび割れてきますから、
使って触っている方が劣化が遅い、
というおもしろいことになります。
このタイプの鞄の場合
どこが消耗するかと言いますと、
まずは持ち手です。
またこの持ち手は
スライドするタイプですから、
ジョイント(付け根のパーツ)
も持ち手と一緒に傷みます。
左のお写真で、
ジョイント部分が切れているのを
ご覧いただけると思います。
そして同様に劣化するのは、
開け閉めするフタの付け根部分。
革製品の折り曲げる部分は、
人の顔で言うと
目じりのような場所ですから、
しわが増えて
より、油分が足りなくなります。
また、
持ち手のように力のかかる場所、
それから
フタの曲がる部分のように
しわの出来やすいところは、特に
オイル入れをこまめにすることで
劣化を遅くすることができます。
人の顔と一緒ですね!
上のお写真は
修理をしているところです。
持ち手とジョイントは新しくし、
胴体は外ポケットの中側まで
パッチを付け補強しますから、
フタの直線から
コの字に縫い目をほどいて
縫い直します。
以前に縫って空いた針孔と
同じ針目をたどれる様に、
再度表面と裏面を貼って
針目に沿って注意深く縫います。
それをすることで
無駄に針孔を空けずに済み、
修理品を長保ちさせることが
可能になります。
当店でお作りしたお品は
このように丁寧にお直しします。
何かありましたら
いつでもご相談ください。
「大事に使いますね。」
明るい笑顔が印象的でした。
第二の人生を歩み始めた
このオーダーバッグは、
持ち主の方も
新たな人生を歩み始めました。
このたびのご相談、
ありがとうございました。
ご尊顔から、新しいお仕事も
うまくいく予兆に満ちています。
またお目にかかる日を
楽しみにしております。

フルオーダーメイド、革製の持ち手カバー/手すりカバー2602N
2026/03/14
これは何でしょう?
でお使いの荷物用カートの
持ち手に付ける革カバーです。
形等はメールで
お知らせくださいました。
的確なお問い合わせで
助かります。
*たったこれだけの加工でも
企画、試作、紐の選定、と
さまざまな工程を乗り越えます。
お見積もりに際して
デザイナーは、
「私がサイズを測りに行きます。」
それを前提としました。
先方からは持ち手の周径寸法を
頂いたのですが、
製作することを目的とする
プロの測り方は、
まったく違うからです。
直線の製品に付けるのではなく
丸いものに付ける場合、
革の厚みなども関係しますから
計測予定もしました。
*出来上がって取り付けたところ。
元々のカバーは既に取り外され、
拝見しますと
ほとんどボロボロ状態です。
デザイナーの想像どおり、
「カートを引く」という行動は
このカバーにとって
かなり過酷な労働のようです。
カートには重さがかかり
持ち手を握って引きますから、
巻きつけた革の留め紐の穴に
けっこうな負担がかかります。
使えるオーダー品を作るために、
ジャンル違いであるからこそ、
”どうすれば使えるか”
”長く使うにはどうしたらいいか”
を、よけいに考えます。
*紐を通すのはけっこう大変。
そして今回は、
オーダー品の渡し方によって
お見積もりを
以下の3通りでお出ししました。
・店頭でのお渡し
これには付け方の指導もあります。
・カートを持ってきていただき
こちらで持ち手に巻き付ける。
・こちらから現地に行って
取り付けを行う。
ご自分でお付けになる、
ということで
店頭でこのようなレクチャーを
しました。
お教えするクラフツマンは
大まじめですが、
教わる方にとって楽しい時間です。
革の話をしながら
笑い声が聞こえます。
けっこう難しいですから、
練習用の筒をご用意して
実際に取り付ける方に
紐を通す練習をしていただきます。
紐も、何種類も試して
素材と太さを選びました。
また、穴の補強もばっちりして
丈夫にしましたし、
オリジナルレザーの
質感のすばらしさもなかなかです。
*最後の紐の留め方にも
格の高さを出しています。
これも何度も試して決定版に。
そして
そこまで考えてなかったのですが
このオーダー品を改めて見ますと、
オリジナルレザーの存在感が
半端ないものですから、
紐を結ぶだけでは見劣りする
と、デザイナーは感じました。
そこでクラフツマンには
紐の留めを考える、という課題を
乗り越えてもらうことに…
その結果がこのかわいらしい
”留め”ですが、大成功です!
「これなら家屋の手すりにも
付けられる豪華さですね。」
などとご覧になった人からは
評判の良い出来となりました。
みなさまの中に
もし手すりカバーを
ご希望の方がいらっしゃいましたら
ご相談をお受けします。
ただこれ
巻きつけて紐を通すのに
ちょっとコツが要ります。
もちろんそこもお教えしますよ。

革製フラグメントケースのフルオーダーメイド 251205
2026/03/12
フラグメントケースという
アイテム名は
つい先日出てきた気もしますが、
既に定着しているようです。
本日は、「カワイイ~」という
声をたくさん聞けそうな
愛らしいミニ財布をご紹介。
このご注文者からは
新しい世界を教えていただき、
デザイナーは喜んでいます。
いつも的確なご指示をくださる
クライアントがお選びになった革は
エルメス社のトルティエール色。
上品でシックなお色です。
たいていのご注文者は、
この革でバッグを作る場合
同色のファスナー帯にします。
小物の場合も、それほど変わった
ご指示を頂くことはありません。
あくまでもシックな
出来上がりを目指します。
ところが
この方がお選びになったのは
ピンク色のファスナー帯。
出来上がって、アトリエ中でも
「カワイイ~」の連発でした。
この実物の愛らしさ、遊び、は
みなさまにもお見せしたいくらい。
デザイナーも
このチョイスに脱帽しています。
この方のご趣味は
それはそれは美しい”宝石”です。
ひとつひとつの石を
ご自分の目で見極め、集め
(それがまたどれもキレイ!)、
さまざまな色の美しい石を
ひとつの指輪にデザインして
オーダーしていらっしゃいます。
デザイナーはいつも
この方のデザイン宝石を
楽しみに見せていただきますが、
「やっぱり色に対する感覚が
すばらしくなりますね。
天然の宝石のうつくしさには
魅入られるものがあります!」
と、目の保養をしています。
ルビーやサファイア、エメラルド、
ダイヤモンドなど、
普通の人はたいてい
それぞれの石の1色しかご存じない
と思いますが、
同じ名前で違う色石があることを
知ったデザイナーは
「石は化学だわねえ…」と言います。
「おまけに
この透明感ある石の美しさ!
これが深い地面の中に入ってる。
石の世界は初めて知りました。」
と、興味も尽きません。
話は逸れましたが、色には、
ファスナー帯のピンクにしても
白っぽいものもあれば
黄色っぽいもの、
青っぽいものなど、
さまざまなピンクがあります。
その中から”このピンク”を
お選びになった目こそ、
お好きな宝石を見ることから
”自然に育った目”なのだと
思います。
トルティエールにもぴったり合い
この色に
キュートな展開があるのだと
教えてくださったご注文品です。
このたびも
ありがとうございました。
先月のミネラルショーは
お訪ねできなかったですが、
次回はぜひ
宝石の勉強に行きたいと思います。
このフラグメントケースで
楽しい日々をお送りできるよう、
願っております。

プレゼント、オーダーメイドの革製文庫本カバー 260108
2026/03/10
20年以上前に
財布を注文したクライアントが
パートナーへのプレゼントを
頼みにおいでくださいました。
「誕生日でね、
何か欲しいものはない?って
探していたら、ここの
文庫本カバーが欲しい、と。」
今までお使いのカバーが
そろそろボロボロになってきて、
同じ仕様のものが欲しい、
ということでした。
向かって左上のポケットには
お写真が入ります。
そして栞ひもは、
この長さがご指定です。
フルオーダーメイドでは
みなさまから
様々なご希望をいただきます。
当店文庫本カバーは、
表も裏もオリジナルレザー。
使っていくとどんどん
柔らかくなじんで行き、
さらに気持ち良い手触りに
変わっていきます。
気に入って
20年ほどお使いになる方も
いらっしゃいます。
差し上げる方ともらう方が
一緒においでになる姿は、
見るからに楽しそうです。
気心知れた間柄でしたら、
お店を一緒に訪れて
注文することも、
ひとつのプレゼントと思います。
このたびも
ありがとうございました。





























