実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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オリジナルレザー入荷のお知らせ、ヌメキャメルとネイビー
2026/02/05
オーソドキシーでは、
エイジングをしっかりする
オリジナルレザーを、
栃木レザー(株)で
特別に作ってもらっています。
各色ワンロットが売り切れたら
次のロットを頼む、
という依頼の仕方をしています。
私たちの革を
ワンロット加工するには、
3か月という時間がかかります。
そんなわけで、場合によっては
ご希望の革を、すぐに
ご用意できないことがあります。
そこで、新ロットができたら、
みなさまにその色を
アナウンスすることにしました。
*5年ほど使った当店のキャメル。
今回出来上がった革は、
ネイビーとキャメル。
出来立てぴちぴちの新ロットは
手に吸い付くような感覚で、
みなさまのオーダー品になる日を
心待ちにしています。
この店では、
ウェブショップの製品ですら、
注文をいただいてから、
新しい革を使って
新しい製品をお作りして
お渡ししています。
なんと新鮮な革製品でしょう!
そしてそれは、あなた好みに
経年変化させることができます。
*20年以上お使いいただいた財布
昨日おいでになった
30年来の顧客が、
こんなことをおっしゃいました。
「ここのオーダー品を
長く使ってますが、確か
栃木レザー(株)の革だって
おっしゃいましたよね?
じつは私は、デパートなどで
もっと安価な栃木レザー製の
製品を買ったことがあります。
でも、ここの革とは
まったく違う使い心地でした。
それで初めて
”特別な革だ”って意識しました。
高価なのは当然だと思います。
ここの製品は、
日常で使っていると
これが当たり前になって
他の革との違いがわかりませんが
比べると、
如実に違いが分かります。」
*6年弱使った財布
デザイナーはこの方とお話しして
反省していました。
「最近はきれいな色の革が
もてはやされるし、
そういう革はエイジングしないから、
手入れもいらない…
社会全体がそういう革を欲してる、
そんな風に
自分が受け取ってしまって、
うちのオリジナルレザーの良さを
だんだん話さなくなっちゃった…」
*この財布には、事故で
大きなキズがつきましたが、
手でなでているうちに
キズが治り、ツヤが出てきました
デザイナーが最初に
この革を作ろうと思ったのは、
ほんとの意味で
エイジングする”本来の革”を
みなさまに
持っていただきたかったから、
だそうです。
そして、手でなでていれば
持ち主の愛情を
表現してくれる革を知ることで
愛着を持ち、
より大切にして、
長く使っていただくことを
経験していただきたかった、
ということです。
タッセルの付いたショルダーバッグ 経年変化
2026/02/02
長くお付き合いくださっている
クライアントが、
久しぶりにご来店くださいました。
寒い日でしたから、
シックなブラウンのコートに
同色の靴とマフラー
という、いで立ちです。
そこへ、前回お作りしたバッグ!
「ほんとにブラウンには
いろいろな色目がありますね!
最近はブラウンの気分なので
このような服装になりましたが、
こうして見てみると
それぞれ違うブラウンだから、
合わせるのが難しいな、と
思いました。」
昔から
”ブラウンは合わせるのが難しい”
と言われてきましたが、
そういえば最近
その説が聞かれなくなりました。
おしゃれが
カジュアルになってきましたから、
その影響は大きいと思います。
「当店のダークブラウンは
赤っぽいですし、今日お召しの
コートや靴は少し黄色っぽく、
他にもブラウンには
黒っぽいものもありますから、
それらを合わせるには、
分量や色を持ってくる場所を
考えないといけないからですね。」
ファッション好きなデザイナーには
とても楽しい会話です。
今日のこの方のお召しには
赤っぽいブラウンは
バッグだけですから、
うまく似合っています。
「私にはこのバッグの大きさが
ちょうど良いです。
良かったです。
フタの形を変えたいと、
カスタムオーダーリクエスト
(定番品のカスタマイズ)を
出しましたら、
タッセルをご提案いただいて。
これがとても気に入りました。」
なんとも嬉しいご感想です。
この方も深い洞察力をお持ちで、
革製品の話からさまざまな方向へ
話が伸びていきます。
今回の色の話も
とても興味深く拝聴しました。
日々接するいろいろなことから
想像を巡らせていくと、
どんなテーマも
おもしろい話題になるものだと
思います。
そしてその想像が、
その人だけのリクエストに
繋がっていくことが、
オーダーメイドの
楽しいところだと感じました。
リアルな使用体験を
ありがとうございます。
ゾウ革ブラック どこにもない長財布 2512N
2026/01/31
たくさんのオーダーをくださる
クライアントから、
初めてのご要望を頂きました。
重ねて申し上げますが
たとえ45年も続けても、
このフルオーダーメイド仕事には
いつでも
”初めての依頼”が出てきます。
すばらしく楽しいことですが、、
かなり考えます。
*きれいな柄のゾウ革ブラック
出てきた解がベストに近いのか、
また、実際に出来上がった時
使いやすいのか、
収まりが良いのか…
などなど、
どこにもない製品を作る場合には
かなりの検討が必要です。
*継がないパーツは
手触りが良く、うつくしい
当店フルオーダーメイドでは、
ひとり一人の顧客の
ご要望に合わせて
オーダー品を組み立てていきます。
まず頭の中で、
次に現実的に製品として、
手で組み立てていきます。
*下面の左が箱型小銭入れ
右はまとめて入れるカード入れ
量産品なら、
この二つの最重要な工程の
労苦とその結果とを
多くの製作数(購買者数)で
分かち合えますが、
製作物がたったひとつの
フルオーダーメイドでは、
ご注文者だけが
この甘やかな果実を
味わえることになります。
ご注文者たった一人のための
唯一無二、
すばらしい工程です。
*右利きで使うための仕様
カードに指が掛けやすい
今回の”初めて”は、
長財布なのに
小さい箱型小銭入れが付くこと。
しかも全体が
L字ファスナーで閉じるところ。
この条件で
製作された札入れは
見たことがありませんし、
この条件を
長財布に取り入れよう、
と思ったこともありません。
それほど
珍しいご依頼でした。
*札入れ部の中にレシート入れ
製作者たちが製品を考える時、
無理なくすんなりできることを
まず考えます。
そうすると、
きれいな仕上がりになるからです。
デザイナーは、
そこから一歩出て
方向性の違う技術の使い方を考え、
みなさまのご要望にお応えします。
最近市販されている量産品では、
工程数を少なくすることに
着眼していますし、
それがアイデア製品であっても
同じことを目指しています。
このように、時代によって
量産品の目指すところは
変わってきましたが、
フルオーダーメイドでは、
貴族や武士など
階級がある時代に生まれた
特別な受注製作の方法を、
ずっと変わらずに残しています。
世界広しといえど、
現代社会で、このレベルで
フルオーダーメイドを
楽しめる国は、
そうそうないでしょう。
毎回難しいお題ですが、
このたびも
うまく解決できたと思います。
ありがとうございました。
定番製品を基にしたオーダー 3ポケットのパスケース 251203
2026/01/29
本日は
カスタマイズした定番小物を
お見せします。
プレゼントとして
ご注文いただきました。
交通系カードと
各種カードをお入れになれば、
キャッシュレスにも便利です。
店頭でのご相談でしたから、
ブラックをご希望いただき、
オリジナルレザーから
エルメス社の革まで
ご用意ある革は
すべてお見せしました。
みなさまには、とくにこの時を
楽しんでいただいております。
*この内部ドアから革ルームへ
お店を引っ越す時に
「革ルーム」なるものを作り、
みなさまにはそこで
種々の革をお見せしています。
余談ですが、このブルーの扉が
以前の店舗の入口ドアでした。
ドアの中は、下の
お写真のようなレイアウト。
*奥にアトリエがあり、ここに
たくさんの上質な革があります。
*革の対面には金具類もあり、
革に合わせてお見せできます。
お選びいただいた革は、
当店オリジナルレザーと
エルメス社の革の組み合わせ
でした。
深い方のカード入れだけを
後者の革にして、
アクセントをつけています。
これだけでも、
随分雰囲気が変わります。
*カードが3枚入る定番ですが、
名刺も入るサイズなので
お好きな使い方をしてください。
この他、裏地の色や
糸の色を変えることでも
がらっと変わりますから、
定番であっても、
世界でただ1点!
多少の追加料金はかかりますが、
あなただけの完璧なひと品を
カスタマイズできます。
ネット上でもご相談できます。
ネットショップの各定番品の
”この商品を問い合わせる”
というボタンの下にある
”カスタムオーダーに進む”
ボタンを押してください。
うつくしく仕上がったこのお品
は、大切な方へのプレゼント。
お相手の方に喜んでいただき、
毎日を気分よく
お過ごしいただけることを、
心より願っています。
当店での初めてのフルオーダーメイド
2026/01/27
以前ご紹介した本カバーには
もっとおもしろい体験談が
ありました。
親しくならないと聞けないお話で、
私も思わず苦笑いしました!
その前に、
当店にたくさんのオーダーを
くださったこのクライアントの
バッグの収納法をお見せします。
これならカビ知らずで
長くお使いいただけます。
ご参考までにご覧ください。
*これまでにお作りした品々の
この方の収納方法。お見事!
見てるだけで楽しくなります。
************
お話ししたかもしれませんが、
二十歳くらいの時に私は
他所のお店で革製品を
注文したことがあります。
その時の経験がありましたから、
ここへ最初に来た時には
ドキドキしてました。
その二十歳の時の注文は、
手紙のやり取りでした。
きっとそのお店は
多少遠くにあったんでしょうね。
私がこういうものを作りたい
と手紙に書いて送ったら、
戻ってきたお返事に、
それはこんな形になります、
ということが書かれていました。
その後、ここをこんな風にしたい
ともう一通書いたら、
それはできません、という
返事だったので、オーダーって
何でもできるわけではないんだ、
って思いました。
だから、このようにしたいって
いうこちらの希望は、
向こうが作りたい形になるんだ、
という理解をしました。
*かわいくて買ったリザードの
キーホルダーは、
このように使っています。
ところが、ここへ初めて来たら、
難しい顔をしながら
希望を元にさっと絵を描いて
「それだとこんな風になりますね。」
と見せられ、
3週間後にできると告げられました。
その時断る雰囲気がなかったから
そのまま頼んだんです(笑)。
受け取りに来てみたら
手作りのお店によくある感じの
製品じゃなくて、
とてもきれいな仕上がりで、
自分の言ったとおりになってて、
うわ~~、こんなお店があるんだ
って感動しました!
それがここでの初めての注文です。
それからずいぶん作ってもらって、
以前と比べると無茶な注文は
少なくなったかと思いますが(笑)、
作るのが大変でした、と言われた
この本カバーなんて、
12年使ってもまだまだ使えますから
決して高くはないですよね。
革を育てるのも楽しいですし。
そういえばこの本カバーは、
私、構想にに3年かかりました(笑)
*3年考えたという本カバー。
本の大きさが変わっても
使える優れもの。この12年で
すばらしいツヤになっている。
*これが斬新な内側の仕様。
左のゴムが栞代わり。
よく練られた仕様です。
私は、この店はね、
お客さんがほんとに欲しいものを、
ブランド品の品質と
ああいうステキさにして
作ってくれるお店なんだ、
と思っています。
きれいでカッコいい革製品を、
自分の思うような使い勝手にして
持ちたい、という人は
きっとたくさんいると思います。
がんばってくださいね!
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こんなお話をしてくださるなんて、
なんとありがたいことでしょう。
いつも応援してくださり、
新鮮なアイデアを披露してくださる
このクライアントに、乾杯!




























