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大きなガーメントバッグの出来上がり 508N

大きなガーメントバッグの出来上がり 508N

2025/11/29

 

よくおいでくださるご依頼者から
ガーメントケースを

ご注文いただきました。

以前ご紹介した記事の

出来上がり品です。

 

現在お使いのバッグが小さく、

中に入れたお召し物が
シワになってしまうことで

ご依頼いただきました。

 

 

 

 

お客様は以前から、当店特製の

ルバルを気に入ってらっしゃり

今回もルバルでお作りします。

 

ヨコ幅が57センチ

という大きさですから、

普通の革製の作り方にすると

かなり重くなってしまいます。

 

 

 

 

 

ですから、軽くするために

ここで何g、あそこで何g…

というような様々な工夫をして

仕上げました。

 

これなら、何歳になっても、
持ち歩く時の「重いなあ…」

という感覚を軽減できます。

 

 

 

 

 

また、ガーメントバッグには

ハンガーを吊るす部分に

いろいろなタイプがあります。

 

大きさ見本をお持ちくださり、

それを使い慣れているご様子

でしたから、今回は

見本と同じ作りにしました。

 

 

 

 

 

当店ロゴの入ったナイロン生地は

通常なら、1枚そのままで

トートバッグとして製作され

販売されるほど丈夫な生地です。

ですから、

この部分だけをとっても

しっかりしていて長保ちです。

 

市販の製品ですと、

外の革が長く保っても

中から崩壊してくるものが

ほとんどです。

 

 

 

 

 

内側のふたつの大きなポケットは

靴を入れるためでしょうか。
大きめで厚みがあります。

 

スーツからシャツ、併せて
靴まで持って行ければ、

現地で着替えるには

とても便利です。

 

 

 

 

 

デザイナーは

「その人その人の必要が
ひとり一人に適した製品を

産み出していきます。

 

ご依頼者には、使う場と

どのように使いたいかを

考えていただき、

それを伺ってご提案するのが

うちのデザイナーの仕事です。

 

これぞ真の

”コラボレーション”ですよね。」

 

毎回
興味深いテーマをくださる
みなさまに、感謝!

 

 

20年前のA7手帳のデザイン 510N

20年前のA7手帳のデザイン 510N

2025/11/27

 

ご紹介するのは、20年以上前に

”超整理手帳、A7メモ帳”用に

デザイン提案した、メモカバー。

何年も作り続けた
超整理手帳カバーでしたから、
仕様はほとんど変えずに

革やデザインを変えることで

新鮮さを保っていました。

 

 

 

 

 

そんなわけで珍しく、

デザインのためのデザインを

してみました。

こういうことは滅多にないので、

少し気恥ずかしさもあります。

 

ネイビーの本体なので、色的に

映える、白と赤を合わせています。

柄は何となく、

1、2、1、2、…というイメージ。

 

 

 

 

 

この時頭にあったのは、

紙の手帳という

”存在”そのものでした。

 

というのは、このころ既に

仕事で

長くお付き合いしてきた

IBM社のPC部隊はほぼ解散状態で

レノボに移る直前でしたから。

 

 

 

 

 

PC自体安価になってきましたし

ソフトもだんだんと

進化し始めてましたから、

スケジュールを紙に書くのは?

という気持ちもありました。

 

新しいものに直ちに移行する方も

少なくありませんが、

その中でこの”超整理手帳”の

大きなブームがありましたから、

両雄相立つ、という時代でした。

 

 

 

 

 

そんなわけで、

コンピューター的なイメージを

この手帳に出したいと思って

起こしたデザインです。

 

デザイナーは、

「ノートPCが

どんな歴史を刻んでいき、

手帳がどんな風に変わっていくか

とても興味深い

ふたつの例を目の当たりに

見ることができました。

 

物事の始まりから収束までを

こんな近くで見られることは、

貴重で

すばらしい経験でした。」

 

その中で、このように

脈々と生き残るものがあります。

 

このたびも

ありがとうございました。

 

 

 

外ポケットの使いやすいノーブルなハンドバッグ 50903

外ポケットの使いやすいノーブルなハンドバッグ 50903

2025/11/25

 

街では近ごろ

小さめのハンドバッグを

ショルダーバッグにして

お持ちになる方を、

見かけることが増えました。

 

たしかに可愛くて

きちんとした印象もありますから

持ちたくなる気持ちはわかります。

 

 

 

 

 

デザイナーは

スマホも入らない大きさの

ハンドバッグを見た時、

「あれだけ小さいと

もはやアクセサリーですね!

そのつもりで持つならいいけど、

バッグなら

やっぱり持ち物が入って欲しい。」

と言っていました。

 

 

 

 

 

そこへこのご依頼です。

ご依頼者はお嬢様なムードの

上品な方。

こんなイメージで…という

イメージをお話しくださって、

それに基づいて

こちらでデザインしました。

 

金具もすべて

お選びいただいています。

 

 

 

 

 

 

ご要望の中には、”使いやすく”

というのもありましたから、

デザイナーは張り切っています。

 

「小さいサイズだからって

口が開きにくいのは

出し入れしにくくてイヤだし、

ショルダー紐が

フタのラインを崩すのもイヤだし、

後ろポケットに

スマホ入れにくいのもヤだし…」

などなど、

硬いハンドバッグにあるあるの

使いにくさをクリアしたいと、

いろいろな工夫をしています。

 

 

 

 

 

おそらく、お使いいただいて

いちばん驚かれるだろうことは、

後ろの外ポケットと

前ポケットにモノを入れた時、

バッグの形が崩れないこと。

 

当店製品を

初めて使う方にとっては

これが当たり前ですから、

とくに他のハンドバッグと

比べることはないでしょうが、

 

使いやすさにもっとも影響する

このふたつのポケットが

使いやすく、かつ見た目が

キレイなハンドバッグは、

かなり少ないと思います。

 

 

 

 

 

全体のラインもフタのラインも

少し丸っとして可愛げある

バッグは、

ノーブルなお色と金具使いで

カワイイとキレイとが

バランスよくなります。

 

 

 

 

 

バッグの自重も軽いですから、

長くお持ちいただけます。

デザインのためのデザインの

バッグがたくさん出ていますが、

必要な要素をきちんと持った

シンプルなデザインは、

永遠にお持ちいただける

エバーグリーンなバッグに

なってくれます。

 

この方が年を経てなお、

まだお持ちくださることを

心より願っております。

 

このたびは

ありがとうございました。

 

 

A5システム手帳、リング径30ミリ 509N

A5システム手帳、リング径30ミリ 509N

2025/11/23

 

ご来店できない遠方の方から

お電話を頂戴しました。

「A5のシステム手帳を

作ってもらいたいですが、

好きな形で作れますか?

来店はできないです。」

 

 

 

 

 

ここでお知らせですが、

 

6月のブランドサイト改変から、

お問い合わせメールに

写真添付が

できるようになりました。

 

説明のための簡単な図や

実物写真など

添付が簡単にできますから、

ぜひお使いください。

 

*画像がなければ、

欲しいものに近い製品URLを

お知らせいただくのでもOK。

 

 

 

 

 

初めてのお電話では

仕様がわかりませんでしたから、

A5システム手帳の

最低金額をお知らせしました。

「どんなものが欲しいか、

考えてから連絡しますね。」

 

ということで、その後

この方から欲しい形の図を

お送りいただきました。

 

 

 

 

 

分かりやすい図でしたから、

まずご希望に沿った内容で

お見積もりをお出しし、

 

そこからさらに詳細の

聞き取りを進めていきます。

電話でお話しできましたから、

お声や、話の内容から

”こんな方ね”という

全容も見えてきました。

 

このようなコンサル状況ですと、

最終的にご依頼者から出てきた

「色で迷っていますが、

これとこれ、どちらが私には

お薦めですか?」

というご相談にも

即座に答えることができました。

 

 

 

 

 

今回は

不惑の年齢になるご依頼者が、

節目の記念として、またその後

10年の目標をお持ちなことが、

ご注文に繋がっています。

 

この仕事をしていますと、

それぞれのご注文者が

どんなお気持ちで、

フルオーダーメイドという

特別なシステムをお選びになるか、

を知り、身の引き締まる思いを

することが多々あります。

 

 

 

 

 

もちろん当店には、

革製品が大好きで、

当店製品のデザインの方向性を

気に入ってくださる方もいる、

そのことは最大の心の支えです。

 

そうした方々が、誇りを持って

お持ちいただけるものを

お作りしたいと、

つねに努力しております。

 

フルオーダーメイド製品は、

周りの人にとっては

個々のご注文者を

表現している持ち物であり、

 

ご依頼者にとっては

うきうきしたり、

初心を思い出したり、

撫でて気持ち良いと感じたり、

時に慰めとなりながら

一緒に時を過ごすバディです。

 

みなさまが

私たちの製品と良い時を

お過ごしになることを、

心から願っています。

 

 

ベビーピンクのキュートなハンドバッグ 505N

ベビーピンクのキュートなハンドバッグ 505N

2025/11/21

 

遠方のクライアントが

ご来店くださいまして、

ひさびさ

お目にかかることができました。

とても嬉しいことです。

 

革を実際にご覧いただけるのは

もちろん喜ばしいですが、

遠方にお住まいの方ですと

直接お目にかかれること自体、

なおさら嬉しく思います。

 

 

 

*ぷっくりと愛嬌たっぷりですが

ノーブルでうつくしくできました

 

 

今回おいでになったのは、

某ブランドのバッグが

とても気に入っているのに

欲しいサイズがないことが

発端でした。

 

おそらく

気に入った革があれば…という

イメージだったと思いますが、

たまたまその方に

ぴったりのお色があったため、

ご注文の運びとなりました。

エルメス社のベビーピンクです。

 

 

 

*横姿もきれい

 

 

上品なお嬢様の雰囲気の

ご依頼者は、立ち居振る舞いも

メールでの文章もとても素敵で、

柔らかいムードをお持ちです。

 

微妙な年齢で、これから

どうお気持ちが変わっていくか、

という時期でしたが、

このピンクがとてもお似合いで

ご本人も気に入ってらしたため

決定となりました。

 

 

 

*底鋲も合うデザインと大きさで

 

 

”微妙な年齢”

とお書きしたのには

理由があります。

 

当店は

”製品を軽くお作りする”ことを

目的とし、”10年愛用する鞄”

を提唱しています。

革バッグは、

自重が重ければ重いほど

長保ちするものですから。

 

そして人は誰もが

年齢を重ね、体力が落ち、

希望する内容も変わりますし、

色に対するお気持ちも

変わっていきます。

 

「ご注文者に、10年の間ね、

ずっと使いたいバッグや

身体を楽にしてくれる鞄を

お作りしたいのよ。

そして

それを楽しんでいただければ、

それがいちばん!

だって、だいたい10年で

どんな人も、立場も体力も

すっかり変わるもの。」

デザイナーはいつも言います。

 

また、「私自身が

重い鞄を持ちたくない、と

思ったのは、30代前半かな。

28で徹夜ができなくなって…

まあそれで、

軽い革バッグをどうやって作るか

研究し始めたわけです。」と。

 

 

 

*水色ファスナーの内ポケット
もちろん使いやすい工夫が…

 

つまりは、自分自身が

年齢を重ねた経験がありますから

年を経ていくことで

体力や気持ちがどう変わるか

身をもって知った、

ということなのです。

 

そのうえ、店頭で

たくさんのご依頼者にお会いして

じっくり観察することから、

年齢によって自然発生的に、

自分も人も個人的に感じる

同じようなグルーブがあって、

それが誰にでも起こり得ることだ

と確信する

決め手になったようです。

 

「気分がドラスティックに変わる

年齢がいくつかあるのです。

ご相談者が

その片鱗を感じているなら

先を考えるか、今を大事にするか…

みたいなことです。」

 

「こういうサジェスチョンは

受け取る人次第。

例えば

”自分が60歳になること”

なんてリアルに想像するには、

50代前半くらいでもまだ

難しいと思います。

だから、近づいてくるのは

数字だけの年齢です。

 

でもね、もっと時間が経って

ある程度の年齢になると

そこから先もわかるようになる。

しかも、自分が経験してきた

それまでの道も、

だいたいわかる(笑)

 

この仕事では、みなさまに

長く使っていただくための

助言として、

その経験が大きく生かせるの。

 

若いご相談者の今の気持ちや

ご年配の方のご不便、

プレゼントの選定などで

年齢を伺うことで、そこから

リアルにご想像いただける内容を

お話しします。」

 

 

 

*こちら側にはスマホポケット

 

 

そのような意味から、

女性が何歳くらいから

より自由な気持ちになる、とか

どんな色が欲しくなってくる

など、ちょっとした

ターニングポイントを

お話しするようになりました。

 

時代がはっきり変わって、

女性の社会的な存在の自覚も

変われば、デザイナーが

現在知っている心の動きとは

違うものになるかもしれません。

 

「きっとその時が、私の

引退し時かもね。でもそれには

もう少しかかりそうですね。」

 

長く、

愛着持ってお使いいただきたい、

という気持ちから

デザイナーは余分なことを

言うかもしれませんが、

そこはコミュニケーション。

年長者の見解であっても、

要らないものは要らない、で

けっこうです。

これが当店のスタンス。

 

話はずれましたが、

このバッグのご注文者が

実際にこれをお持ちのところを

いつか拝見したい、と思うのは

製作者も同じ気持ちです。

 

このたびは

ありがとうございました。

 

 

 

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