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フルオーダーメイド、革製の持ち手カバー/手すりカバー2602N

フルオーダーメイド、革製の持ち手カバー/手すりカバー2602N

2026/03/14

 

これは何でしょう?

コートヤード・バイ・マリオット

でお使いの荷物用カートの

持ち手に付ける革カバーです。

 

形等はメールで
お知らせくださいました。

的確なお問い合わせで

助かります。

 

 

*たったこれだけの加工でも
企画、試作、紐の選定、と

さまざまな工程を乗り越えます。

 

お見積もりに際して

デザイナーは、

「私がサイズを測りに行きます。」

それを前提としました。

 

先方からは持ち手の周径寸法を

頂いたのですが、

製作することを目的とする
プロの測り方は、

まったく違うからです。

 

直線の製品に付けるのではなく
丸いものに付ける場合、

革の厚みなども関係しますから

計測予定もしました。

 

 

*出来上がって取り付けたところ。

 

元々のカバーは既に取り外され、
拝見しますと
ほとんどボロボロ状態です。

 

デザイナーの想像どおり、

「カートを引く」という行動は

このカバーにとって

かなり過酷な労働のようです。

 

カートには重さがかかり
持ち手を握って引きますから、

巻きつけた革の留め紐の穴に

けっこうな負担がかかります。

 

使えるオーダー品を作るために、

ジャンル違いであるからこそ、

”どうすれば使えるか”

”長く使うにはどうしたらいいか”

を、よけいに考えます。

 

 

*紐を通すのはけっこう大変。

 

そして今回は、
オーダー品の渡し方によって
お見積もりを

以下の3通りでお出ししました。

 

・店頭でのお渡し
これには付け方の指導もあります。

 

・カートを持ってきていただき
こちらで持ち手に巻き付ける。

 

・こちらから現地に行って
取り付けを行う。

 

 

 

 

ご自分でお付けになる、

ということで
店頭でこのようなレクチャーを

しました。

 

お教えするクラフツマンは

大まじめですが、

教わる方にとって楽しい時間です。
革の話をしながら

笑い声が聞こえます。

 

 

 

 

けっこう難しいですから、

練習用の筒をご用意して
実際に取り付ける方に

紐を通す練習をしていただきます。

 

紐も、何種類も試して

素材と太さを選びました。

 

また、穴の補強もばっちりして

丈夫にしましたし、

オリジナルレザーの

質感のすばらしさもなかなかです。

 

 

*最後の紐の留め方にも
格の高さを出しています。
これも何度も試して決定版に。

 

そして

そこまで考えてなかったのですが

このオーダー品を改めて見ますと、

 

オリジナルレザーの存在感が

半端ないものですから、

紐を結ぶだけでは見劣りする

と、デザイナーは感じました。

 

そこでクラフツマンには

紐の留めを考える、という課題を

乗り越えてもらうことに…

 

 

 

 

その結果がこのかわいらしい

”留め”ですが、大成功です!

 

「これなら家屋の手すりにも

付けられる豪華さですね。」

などとご覧になった人からは

評判の良い出来となりました。

 

みなさまの中に

もし手すりカバーを

ご希望の方がいらっしゃいましたら

ご相談をお受けします。

 

ただこれ

巻きつけて紐を通すのに

ちょっとコツが要ります。

もちろんそこもお教えしますよ。

 

 

革製フラグメントケースのフルオーダーメイド 251205

革製フラグメントケースのフルオーダーメイド 251205

2026/03/12

 

フラグメントケースという

アイテム名は
つい先日出てきた気もしますが、
既に定着しているようです。

 

本日は、「カワイイ~」という

声をたくさん聞けそうな

愛らしいミニ財布をご紹介。

 

このご注文者からは
新しい世界を教えていただき、
デザイナーは喜んでいます。

 

 

 

 

いつも的確なご指示をくださる
クライアントがお選びになった革は

エルメス社のトルティエール色。

上品でシックなお色です。

 

たいていのご注文者は、

この革でバッグを作る場合
同色のファスナー帯にします。
小物の場合も、それほど変わった

ご指示を頂くことはありません。
あくまでもシックな

出来上がりを目指します。

 

 

 

 

ところが
この方がお選びになったのは

ピンク色のファスナー帯。
出来上がって、アトリエ中でも

「カワイイ~」の連発でした。
この実物の愛らしさ、遊び、は
みなさまにもお見せしたいくらい。

デザイナーも
このチョイスに脱帽しています。

 

この方のご趣味は
それはそれは美しい”宝石”です。

 

ひとつひとつの石を

ご自分の目で見極め、集め

(それがまたどれもキレイ!)、

さまざまな色の美しい石を

ひとつの指輪にデザインして

オーダーしていらっしゃいます。

 

 

 

 

デザイナーはいつも
この方のデザイン宝石を

楽しみに見せていただきますが、
「やっぱり色に対する感覚が

すばらしくなりますね。
天然の宝石のうつくしさには

魅入られるものがあります!」

と、目の保養をしています。

 

ルビーやサファイア、エメラルド、
ダイヤモンドなど、
普通の人はたいてい

それぞれの石の1色しかご存じない

と思いますが、

同じ名前で違う色石があることを

知ったデザイナーは
「石は化学だわねえ…」と言います。

「おまけに

この透明感ある石の美しさ!

これが深い地面の中に入ってる。

石の世界は初めて知りました。」
と、興味も尽きません。

 

 

 

 

話は逸れましたが、色には、
ファスナー帯のピンクにしても
白っぽいものもあれば
黄色っぽいもの、
青っぽいものなど、

さまざまなピンクがあります。

 

その中から”このピンク”を

お選びになった目こそ、

お好きな宝石を見ることから

”自然に育った目”なのだと

思います。
トルティエールにもぴったり合い

この色に

キュートな展開があるのだと

教えてくださったご注文品です。

 

このたびも
ありがとうございました。
先月のミネラルショーは

お訪ねできなかったですが、
次回はぜひ
宝石の勉強に行きたいと思います。

 

このフラグメントケースで
楽しい日々をお送りできるよう、

願っております。

 

 

プレゼント、オーダーメイドの革製文庫本カバー 260108

プレゼント、オーダーメイドの革製文庫本カバー 260108

2026/03/10

 

20年以上前に

財布を注文したクライアントが

パートナーへのプレゼントを

頼みにおいでくださいました。

 

「誕生日でね、

何か欲しいものはない?って

探していたら、ここの

文庫本カバーが欲しい、と。」

 

 

 

 

今までお使いのカバーが

そろそろボロボロになってきて、

同じ仕様のものが欲しい、

ということでした。

 

向かって左上のポケットには

お写真が入ります。

 

そして栞ひもは、

この長さがご指定です。

フルオーダーメイドでは

みなさまから

様々なご希望をいただきます。

 

 

 

 

 

 

 

当店文庫本カバーは、

表も裏もオリジナルレザー。

 

使っていくとどんどん

柔らかくなじんで行き、

さらに気持ち良い手触りに

変わっていきます。

 

気に入って

20年ほどお使いになる方も

いらっしゃいます。

 

 

 

 

差し上げる方ともらう方が

一緒においでになる姿は、

見るからに楽しそうです。

 

気心知れた間柄でしたら、

お店を一緒に訪れて

注文することも、

ひとつのプレゼントと思います。

 

このたびも

ありがとうございました。

 

 

フルオーダーメイド、ぴったりサイズの革製名刺入れ 260203

フルオーダーメイド、ぴったりサイズの革製名刺入れ 260203

2026/03/08

 

以前ご注文いただいた

ちょっと変わった名刺入れ

再度ご注文いただきました。

 

この方は、ご自分の生活の中で

同じものをふたつご用意する方で、

「これもすごく良かったから

ふたつめを、って思ってたけど、

やっと時間ができました。」

とご来店。

 

 

 

 

「家具でも内装でも、

3回作り直さないと

思い通りにできることなんて

ないけど、

ここは1回でできちゃうから

スゴイね!」

といつも誉めてくださいます。

 

 

 

 

そうおっしゃるのもうなづけます。

欲しいお品の形を考えるのは

デザイナーと話しながらですが、

この方はいざ仕様決定すると、

余白部分などのご指定寸法は

1ミリ単位ですから。

 

なるべく余白のない

コンパクトなお品をご希望です。

 

 

 

 

毎回気を付けてお作りしますが、
出来上がるまでハラハラします。

 

見た目はシンプルなのに

どのご注文品にも

アクロバティックな技術を

要求されます。

 

このオーダー品の

製品仕様を完全に決めるために

最初のご注文をいただき、

それがほとんど良かったので、

余白を1ミリずつ修正して

完璧品としています。

 

 

 

 

いつもは黒で作るのですが、

今回は珍しくヌメベージュ。

 

この革は

当店ではあまり入れることのない

ドイツヌメです。

 

ヌメベージュの色には

ピンク系とイエロー系が

ありますが、

こちらはピンク系です。

 

 

 

 

この色の系統の違いは

鞣しに使われる

タンニン物質の違いです。

 

しっかりした繊維のドイツヌメは

牛革の中でもより堅牢ですから、

かなり長くお使いいただけると

思います。

 

毎日ガンガンお使いになる

クライアントですから、

ご満足いただけることでしょう。
この名刺入れで
快適な日々をお過ごしください。

 

 

オーダー革製リュックのストラップ取り換え 2601N

オーダー革製リュックのストラップ取り換え 2601N

2026/03/06

 

「2011年くらいに作って

よく使っているものですから、

そろそろ修理が必要になりました。

ショルダー紐の取り換えを

お願いできますか?」

 

お写真添付いただいたメールで

お尋ねいただきました。

 

 

*左が修理前、右が修理後

 

ショルダー紐の付け根が

そろそろ割れてきています。
確かに今が取り換え時。

ご相談ありがとうございます。

 

全体的に
油分が足りない感じですから、

お預かりしながら

オイルケアをしていきます。

 

 


*ショルダー紐の付け根

 

 

*左が修理前、右が修理後

 

 

 

 

オイルケアの方法は、

一回でたっぷり入れるのでなく、
こまめに少しずつ

何度も入れると効果が高いです。

 

お預かりしている間に、
2日に一回は

オイルをにじませた布を

しっかり革になじませて、

最後に乾拭きします。

 

これをすることで

革が生き返っていきます。

 

すっかり甦ったリュックを見て、

「またしばらく使えますね。」

とニコニコ顔で

お帰りになったクライアント。

このたびは

ありがとうございました。

 

 

 

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