実際のオーダー例
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貴方のオーダーのヒントになさってください。
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1枚入れのゴージャスなパスケース/カードケース
2026/01/15
先日「1枚入れのパスケースを
探していたら、ありました!」
というご連絡をいただき、
ショップ製品をお届けしました。
昔からのクライアントから
久しぶりに連絡を頂戴しました。
お元気でいらっしゃることが
わかって、嬉しいことです。
*クロコダイルのシックなブラウン
ウェブショップにお出しした
カードが最大3枚入ります。
ただし、みなさまご存じのように
交通系カード同士に限っては、
2枚一緒に入れることが
できません。
*薄くて軽いですが、
革の裏地付きです。
そんな理由からのこの名前、
”1枚入れパスケース” ですが、
クレジットカードや免許証ならば
一緒に入れても構いません。
そこで
このカード入れの本命の使い方は
”キャッシュレスカード入れ”、
だと定義づけてくれた方が
いらっしゃいます!
革は伸びてくれますから、
少しずつ増やしていただけば
もしかすると4枚入るかも…
*裏面の柄もなかなか素敵。
でも、気を付けてください。
いったん3枚入れてしまったら、
持ち歩き枚数は
決して減らさないことを
覚えておいてください。
そんなこんなですが、現在
いくつかの1点ものを
お買い得価格でお出ししています。
下にご紹介しましょう。
こちらはワインの革裏地
レッドの革裏地がビビッドで
気分がアップします。
*斑柄違いの光沢クロコダイルは
手触りも何とも言えません。
*柔らかいみずいろの牛革
牛革でもご依頼頂けます。
ハイブランドの革でご注文も
できます。
ゾウ革やオーストリッチなど、
牛革以外の気になる革で
お作りすることもできます。
何かあれば、ご相談ください。
新作1点もの モダンでクラシックなペン立て/道具入れ
2026/01/14
イタリアの名革を見ながら
デザイナーは、
「この革、ほんとにカッコいい!
でもプロ好みだから、
なかなか選んでもらえないなあ。
何か製品を作って、みなさんに
革の感じをお見せしたい。」
と言っていました。
何か言っているなと思ったら、
あっという間に
「こんなのが机の上にあったら…」
などと、
本人からリクエストが入りました。
「引っ越して
机の上が片付いたから、
こういう道具入れが
似合いそうで。」
「いったいどう使うんですか?」
「私の机上には
長いノギスもあれば
定規もあるし、
ペンはもちろん、ホチキスも
ハサミも、
大きさや長さの違う道具が
たくさんあります。
こういったものが全部入って、
見てて嬉しくなるものが
欲しいなあ。」
タネ明かししますと、
じつはこの道具入れ
以前ご相談があったのですが、
ご注文に至らなかった製品。
「これは、聞き取りしながら
スケッチ画を描きました。
いいサイズと形だったのに、
数人のグループの人たちから
恩師へのプレゼントで…
ボツになって、残念でした。」
それが
デザイナーの頭の中に残っていた、
というわけです。
真ん中の筒部分は、当店の
オリジナルレザーで、ベージュ。
それに対して
このクラシックでモダンな
イタリアの革はぴったりです。
出来上がりからすでに
クラシックムードも
持ち合わせていますが、
柄自体はじつにモダンです。
こういうところが
イタリア革のおもしろいところ。
さて、上から見るとしましょう。
まるでお花のよう!です。
カッターも入りますし、
これひとつ手に持って移動すれば
”どこでも事務室”です。
以前、教室の生徒さんが
コーヒー入れを作ったのですが、
それを見たデザイナーは
「職場でこれが
自分の机にあるところを
想像したら、なんだか嬉しい。
コーヒー淹れるたびに
顔が笑ってくるでしょうね。」
と言ってましたから、
完全に感化されているようです。
というわけで、
新作1点ものをお出ししました。
ご笑覧ください。
リネアペッレレザーのメガネケース 2512N
2026/01/13
近年のリネアペッレレザーでは、
どうやって作ったかわからない
新技術の粋を集めた
”カッコいい革”が目につきますが、
本日ご紹介するのは、
その対極にある、昔からの
”イタリアらしい革”です。
ご注文いただいたのは、
これが、同じお品で
四つ目のオーダー品になる
クライアントです。
「こういうオーダー品を
一度でも使っちゃうと、
市販品はもう持てなくなるね。
今回は、前に作ったひとつを
無くしちゃったんですよ…もう
他社のは使う気になれなくて。」
嬉しいことです。
この方のリクエストから、
メガネ拭きのポケットを
外にお付けしたのですが、
「これがまたいいんですよ。」
と喜んでくれています。
「文句がない出来ですよ。」
とも言ってくださいました。
この時も”お任せ”で
丸投げされましたから、
たまたま思いついた、
”これまで試みなかったこと”が
うまく作動したようです。
コロンブスの卵的な
シンプルな解決策でしたが。
今回裏地に使ったのは、
”セタ”という名のイタリア革。
”シルクのような柔らかさ”を
持つ、触り心地抜群の革です。
このセタは、まことに
美しい色出しのできる革で、
このブルーは、深い海の青。
微妙な色ムラのある表の革の
ブラウンのグラデーションと
合わせると、
印象的な組み合わせになります。
糸は、ワインカラーの入った
ダークブラウン。
選ぶ糸の色によって
表のブラウン系の色の中で
強調される色が変わりますから、
とてもおもしろい選択です。
今回も表の革以外は”お任せ”
でしたから、デザイナーは
その方に似合うイメージで
お作りしています。
表のリネアペッレレザーは、
何が”昔ながらの革”かというと
(プロは触ればわかるのですが
言葉での表現は難しいです)、
独特のヌメっとした感じと
さらっとした表面感とを
同時に感じることのできる
複雑な革です。
最近、製品としては
少なくなってきている
気がします。
しなやかで触り心地よく
経年変化もしますから、
使って行った後々が楽しみです。
デザイナーは、「そのうち、
”イタリア革を見る会”も
開催しようかしら?」
などと言うくらい、
ステキな革があります。
星のゾウ革、名刺入れ 2511N
2026/01/11
「革を見る会」での一番の見もの
”星のゾウ革”でお作りした
ご注文品をご紹介します。
この青に、この星柄の大きさ。
珍しい組み合わせであるために、
革の柄が星のように
はっきりと見えるこの革は、
まさに”偶然の産物”です。
*表面
会への参加は6名でしたが、
どなたもこの革には魅入られて
「天の川みたい。」などの
ご感想をくださり、
じっくりご覧いただきました。
このブルーの色は
藍染めブルーを目指したのですが、
薄く、ムラに染まることで
革の微妙な星の柄が
はっきり出ることになりました。
「革を見る会」で、みなさまにも
ご覧いただいたところ、
他のお色のゾウ革にも
この星柄部分はありましたが、
この革とは
まったく違うように見えることを
確認しました。
自然は不思議です。
*裏面
このたびのご注文者は、
これと同じカード入れを
既に2点お持ちくださっています。
2点目には
ウェブショップの1点ものを
お持ちくださいました。
「私は1枚入れるカード入れも
いくつか持ってますし、
このカード入れも三つ目ですが、
入れるカードの枚数を
それぞれの入れ物で変えて、
使い分けています。
外出先や目的、気分によって
リザードやリネアペッレレザーに
持ち替え、とても楽しんでいます。
このカード入れは
サイズが絶妙でとてもきれいです。
そして
革によって世界観が違いますから、
日々のすばらしい愉しみです。」
*開いた時の、この非凡な世界観
ご注文をいただいた時、
「内側の革はお任せします。」と
言っていただきましたから、
”天の川”がもっとも映えるお色を
お選びしました。
それが下のお写真です。
お写真は白に見えると思いますが、
白にもたくさんの”白”があります。
「たくさんの白の中から
この”白”を選んでくださったのが
よくわかります。
もし自分で”白”にしてください、
とお願いできたとしても、
どんな白がいいかまでは
わかりませんから、
こういう時は”お任せ”ですね。」
信頼していただけて嬉しいです。
このカード入れは
名刺入れとしても使えます。
”大きさが絶妙”と言われるのは、
ヨコ幅が”良い塩梅”だからです。
このカード入れは
デザイナーが使っていますが、
元をただせば
友人からの注文だったもので、
「このサイズはすごくいい!」
と、自分の分も
作らせてもらったのだそうです。
この”ゆとり”が
使う人に合わせた変化をしてくれて、
素材が”革”である必要性のある
使いやすい製品となっています。
同じカード入れなのに、
1枚だけ入れる人にも
8枚も入れる人にも
うまく容量を合わせてくれる
ケースです。
長いお付きあいをいただいていると
革に関して
みなさまがどんなに成長しているか
ある時ハッとします。
「こういうシンプルな製品でも
作るのが大変なのはわかります。
この間の”革を見る会”のように
少しでも”作ること”に関わる
催しがあれば、出てみたいです。」
新しい面からのご意見を
ありがとうございます。
ちょっと考えてみたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
オーソドキシー、第一回クラブ活動 ”星の革”を見る会
2026/01/10
昨年11月の”革を見る会”は
急なアナウンスにもかかわらず、
6名の方がおいでくださいました。
ありがとうございました。
みなさまには
オーダー品をお持ちいただき、
会の合間にそれをお見せいただいて
どんな経年変化になっているかも
ご披露いただきました。
*店舗での自己紹介
お集まりいただいた場所は
店舗スペースです。
そこに丸椅子を置いて
みなさまをお迎えしましたが、
6名という人数が
ちょうど良かった感じです。
自己紹介をいただきながら
オーダー品をお見せいただき、
それを手に取りながら
オーナーのお話を聞いたり
質問し合うのは、
かなり新鮮な体験でした。
ご相談がご予約制ですと
他の顧客にお会いする機会は
なかなかありませんし、
ましてや
他の方のオーダー品を
実際に見られるチャンスなんて、
皆無かもしれません。
ご紹介が終わった後で、
当日のメイン”ゾウ革”について
簡単な説明をしたのち、
革をご覧いただく部屋へ移動して
革を取り囲みました。
ゾウ革は、日本へ来るまでに
上記のプリントに書かれたような
道をたどっています。
*革ルームにはありったけの
ゾウ革をご用意しました。
最初に
ゴールドブラウンやネイビーなど
それまでの革をお見せします。
その後で、今回の”星の革”を
お見せしました。
これまでの革も
初めてご覧になる方には充分
刺激的な体験ですが、
”星の革”のインパクトは
すばらしいものでした。
誰からともなく
「天の川みたいですね!」という
言葉が漏れ、
「ホームページの写真では
”星”ってわからなかったですが、
これはほんとに星です。
本物の革を見るって、
やはりすごいことなんですね。」
という会話にもなりました。
自分の目で見るだけでなく、
こうした希少な革に
手で触れられる機会などは、
今回は、革屋さんからいただいた
アフリカゾウの写真があったので
それを見ながら
部位の説明もしていきます。
大きな身体を持つ
ゾウの皮膚のシワは
部位によって出方が違いますから、
この革はだいたいココ、
というように
その革の部位の推測ができます。
おもしろいことに
よくよく見てみますと、
他の色の革にも
青の革と同じように星があります。
ところが、
星の大きさや
地の革色によって
まったく違うものに見えて、
同じ”星”と思える柄を持つ革は
1枚もありませんでした。
いかに今回の青が貴重か、は
そんなところからも
あらためて理解した事実です。
*すみません、これは
上野動物園の若いアジアゾウ
藍の色が濃いネイビーなどでは
星はほとんどわかりません。
ゴールドブラウンやベージュには
”星”とわかる柄はありましたが、
青の革を見た後だと
そのようにはとても見られません。
不思議なことです。
今回の”青”は
藍の青を目標に染めましたが、
色が薄めに出て
少し白っぽい箇所もあることから、
天の川に見立てられるような
景色になっています。
少しでも青が濃ければ
この雰囲気は出なかったでしょう。
参加者のみなさまからは
ゾウ革を実際に見て
触ることもできたし、
それだけでなく
実際にみなさまに使われている
ゾウ革のオーダー品を
いくつか目にすることができ、
持ち主の方々には
なぜそういうオーダーになったか
等、お尋ねする機会もあって
とてもおもしろかった、と
言っていただきました。
さて、次は
どんな内容にしましょう?
「こんなの、どうですか?」
というご希望がありましたら、
ぜひお知らせください。

































