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男性用、身の回り品を持ち運ぶ小さめトートバッグ 20801

男性用、身の回り品を持ち運ぶ小さめトートバッグ 20801

2022/12/27

最近よくご注文いただくな、と思うアイテムに

「男性用小さめトートバッグ」があります。

 

お写真のバッグも男性用で、

サイズはヨコ29x高さ28x厚み13センチです。

 

今までお作りした

男性用の小さなトートバッグはみな、

お持ちになる方の身の回り品が入るだけの

大きさのバッグです。

この方もそういうご希望でしたが、

こちらは、その中では大きい方です。

 

 

 

 

 

 

じつはこのバッグはプレゼント品。

最初お贈りする方ひとりでお見えになって

革や仕様をお決めになったのですが、

決め手に欠けていたご様子で、

後から使う方をお連れくださいました。

 

高価なもので、長く使えるものですから、

プレゼント品の場合には

できれば使う方からお話を伺えると

最高のプレゼントになると思います。

 

 

 

 

 

 

プレゼント品で、

使う方がご一緒してくださる時、私どもでは

お見積もりは後からメールでお知らせします。

気になる方は

その旨お知らせください。

 

さて、今回のバッグは

中にいろいろと細かい細工がしてあります。

 

上のお写真では、

本体の胴体部分に、胴体と同じ大きさの

ポケットが付けてあることが見えますか?

 

 

 

 

 

 

内側にはカード入れやペン挿し、

メガネケースや名刺入れなどが

そのままパッと入りますから、

鞄の上からどこに何が入っているか

一目瞭然の状態です。

 

内側素材はすべて革ですから、

使い勝手に合わせて伸びてくれて

使うほど使いやすくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

男性にとって身の回り品を

どのように持ち歩くか、

もし解決すれば

長年の大きな悩みがひとつ減る、

という感覚があるようです。

 

最近では奥様からご主人様へと

そういった身の回り品を入れるバッグの

ご注文が増えています。

 

 

 

 

 

 

このバッグの革は少し厚手にしてあり、

使う方の年齢や性別に合わせて

作り方を変えている当店としては、

少し重めです。

 

そのうえ

これだけ多くの細工をしても、

全体重量はわずか760g。

 

しっかりした体格のお若い方ですから、

かなり長くお使いいただけることと

思います。

 

このたびは

大切なプレゼント品としてお選びいただき、

ありがとうございました。

 

 

10年使ってくださったコンパクト財布

10年使ってくださったコンパクト財布

2022/12/25

「このお財布、まだ作ってますか?」

突然お店に入ってらした男性が

見せてくださったのが、この二つ折り財布

 

「ああ、こちらをお持ちなんですね、

まだ作ってますよ。

カード入れを少し変えましたが。」

 

 

 

 

 

 

お話を伺いますと

26歳のお誕生日にお買い求めになり、

10年経って

そろそろ変えようかと思われたそうです。

 

「以前来た時は、

たまたま自分の気に入った色合わせで

作ったばかりの製品が店頭にあったので、

そのままいただきました。」

それはかなりラッキーなことです。

 

 

 

 

 

 

さすがに10年使っていただくと

折り目のところの糸が外れてきていますが、

全体にとてもきれいにエイジングしています。

大事に使ってくださったですね。

 

「これがほんとに気に入ってるので、

何にも変えたくないです。

この小ささと薄さは、他にないですね。」

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

というわけで、

カード入れは以前のタイプと同じにして、

口元を真っ直ぐのラインにすることに。

 

この二つ折り財布には、

もうひとつの変更をしています。

それは、札入れの高さ。

 

一か所のカード入れにカードを2~3枚入れると、

少し頭が出てしまうため、

ほんの少し、1~2ミリ高くしました。

1枚だけだったら、全然問題ありません。

 

「あ、それは願ったりです。」

ということでそのままになりました。

 

新しいお財布を新春からお使いいただけば、

きっとたくさんの良いことがあります!

次の10年をお楽しみいただけるよう、

良い製品をお作りしますね。

 

 

以前に製作したバッグのショルダー紐の滑り止め加工

以前に製作したバッグのショルダー紐の滑り止め加工

2022/12/22

当店でお作りしたオーダー品は、

後で何か気になることが出てきましたら

何でもご相談ください。

 

お写真は、後から滑り止めをお付けした

ショルダーストラップです。

「肩から滑り落ちる感じがありますので、

何か手を打てませんか?」

というお尋ねをいただきました。

 

 

 

 

 

 

そこで

表の革の色とマッチする起毛革を使って、

ちょうど肩に当たるあたりに

裏打ちをしました。

 

このくらいの加工内容であれば、

予定を決めておいでいただくことで、

1時間後くらいには

お直ししてお戻しすることができます。

 

アトリエ隣接の強みですから、

まずは内容をご相談ください。

 

 

 

 

 

 

こういった作業をするには、

クライアントがおいでのお時間に合わせて

技術者の時間を取ってお待ちしておりますから、

もし遅れたりする場合には

ご連絡いただけますと助かります。

 

逆に

ご予約時間より早くおいでになる方が

たまにいらっしゃいますが、

少人数で難しい仕事を回していて

打ち合わせや作業を見ながらの

微妙なスケジュール調整をしておりますから、

 

できましたら、せいぜい5分前くらいに

おいでいただけますと、助かります。

それより前においでいただく方は、

お待ちになることを前提にしていただくと

ありがたく存じます。

 

 

 

 

 

 

1時間ほどして加工が終わり、

出来上がったバッグは

上のお写真のようになりました。

最初から付いていたもののように見えます。

 

ショルダーストラップの裏打ちのお色は

限られておりますが、それは汗で

色落ちしないお色でお作りするからです。

 

さまざまな条件や

使ってからのことを考えながら、

毎回ベストの答えをお出ししますので、

とりあえずご相談くださいね。

 

こちらのクライアントは

「とにかく使いやすくて

どこへでも持って行けるデザインなので、

どんどん使っています。

もう一つ欲しいくらいです。」

いつもありがとうございます。

 

 

ミュージアムラインの長財布 211P

ミュージアムラインの長財布 211P

2022/12/20

遠方の方からご注文いただいたのは

「ハチドリ」の絵を入れた長財布です。

 

ご注文時、お受け取り時、と

足をお運びいただき、ありがとうございました。

 

下のお写真のように、

お誂えしたお財布は、さすがに

このご注文者の個性にぴったりで、

思わずお写真を撮らせていただきました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

絵の上手な方で、

最初に全体図をお送りくださいましたので、

ご来店前から

ご相談はお受けしていました。

 

はっきりしたきれいなピンクにするか

それとも当店の革でシックに行くか

革の色で迷っておいででしたが、

ミュージアムラインをご覧くださり、

幸運を運ぶという「ハチドリ」のモチーフを

お入れすることに。

 

それをお決めになりましたら、

絵の映えるネイビーをお選びになりました。

一本筋の通ったご注文の仕方です。

 

 

 

 

 

 

表面には白い花をお描きする、というご希望で、

両面とも華やかで、女性らしい感じです。

 

ジュエリーも珍しいタイプをお持ちでしたから

気になっていろいろお話を伺いますと、

やはりオーダーし慣れている方で、

「どのように自分の欲しいものを説明するか」

を考えて、お申込みくださっていました。

ありがたいことです。

 

 

 

 

 

 

この方からは、

ジュエリーとジュエリーケースについて、

ためになるご相談の経験談を伺いましたので、

 

デザイナーは、革製品をフルオーダーする場合の

ネットでの

お店の見どころについてお話ししました。

 

何度かお書きしていますが、

ご参考までにみなさまにも

お知らせしようと思います。

 

まずは製品をよく見ることですが、

パッと見て、なんだか自分の好みでないな、

と思うものは除外してください。

 

それがわからなければ、

次のことを考えてください。

まずは製品全体をざざっと見て、

そこの製品イメージに当てはまる

ファッション形容詞を出します。

 

例えば、ワイルド、エレガント、コンサバ、

遊びの要素が多い、無難、個性的、などなど。

これはダイレクトな製品イメージです。

 

この中のどの形容詞が、

ご自分のワードローブや

表現したい自分に合っているかを出しておくと、

簡単に除外するものが見えてきます。

 

それをしておけば、

思わぬ製品をミスマッチさせることも

できるようになります。

ファッションは足し算と引き算ですから。

 

 

 

 

 

 

次に見ていただきたいのは、

そこの品揃えです。

 

フルオーダーを受けるからには、

そこで作って売っている品々が、

その店の技術力や得意分野を示しています。

そういう目で、品揃えを見てください。

 

バッグばかり並んでいるお店に

財布を頼むのは、冒険と言えるでしょう。

また、普通ウェブに並んでいるお品物は、

そのお店の人が

うまくできた、と思っている製品だと思います。

 

そのウェブで

売る人に成り代わって考えてみることも、

大変おもしろい実験です。

デザイナーは終始そういうことをしているために

いろいろな思惑があることに気づくそうです。

 

 

 

 

 

 

バッグの場合の見どころの

大きなもののひとつが、製作方法です。

 

バッグには、

外側にステッチが出ている「外縫い」と

ステッチの出ていない「内縫い」とがあります。

例としては、

柔らかいタイプですが「ペレ」は外縫い、

硬いタイプの外縫いは「エグゼクティブバッグ」

「タイニー」はフタと持ち手以外は内縫いです。

 

当店ウェブショップでは、

両方の製作方法を使ったタイプを

同じくらいの数お出ししていますが、

作り手によっては、

外縫いか内縫いかに偏っている人も

少なくありません。

 

この二つの製作方法のどちらが

ご自分の好きなラインなのかを見ていただけば、

自然とお好きなラインに到達できると思います。

 

こちらのクライアントは最後におっしゃいました。

「でもね、こちらは素人なんですから、

最終的にはプロから、

こうした方がいいですよ、ということを

絶対に言っていただきたいです。」

貴重なご感想をありがとうございます。

 

当店では

うるさい、と思う方もおいでかもしれませんが、

40年の経験から言える

「あなたのオーダー品を、

もっと良くするためのサジェスチョン」を

何でもお話しします。

 

 

6連キーケース用のキーホルダー金具について

6連キーケース用のキーホルダー金具について

2022/12/17

先日は当店牛革について

お話ししましたが、今回は

定番 6連キーケース用の金具について

お話しします。

 

市販品のキーケースには

いろいろな金具が付いていますが、

材料として入手できるキーホルダー金具にも

多少の種類があります。当店では、

見た目と丈夫さを図りながら

一つひとつの金具を選んでいます。

 

 

 

 

 

 

上のお写真の金具は

20年以上前まで使っていた金具ですが、

こちらは、ある時、

使っているうちにキーが外れてしまうことが

わかりました。

複数のクライアントからの情報です。

今でも製造が続いているようですが、

うちでは使わなくなって久しい材料です。

 

金具は、自分たちの手で

新しく作ることのできない材料なので、

使ってどうなる?ということもありますから、

クライアントのみなさまの

フィードバックによって

ブラッシュアップしていきます。

 

みなさまと密接なつながりを持つことのできる

このフルオーダーの仕事には、このように、

モノを作るお店としての基本的で

とてもありがたい要素があります。

ご感想をくださるみなさまには

感謝申し上げます。

 

当店製品は、

市販の量産品製品のように

ワンロット売り切ったらそれでおしまい、

そして、それをデザイン違いでまた作る時に

不具合に対する対応が無い製品

(もとより不具合がわからないわけですから)、

ではありません。

 

それぞれの製品をもっともっと良くしよう、

と常にアプローチしていますし、

小さいお店なので、

何か起きたら、迅速に対応出来ます。

 

 

 

 

 

 

上のお写真は

スイス、アミエット社の金具。

ここの金具はその昔、一個一個のホルダーを

取り外すことのできる金具だったのですが、

10年ほど前から仕様が変わっています。

 

でもここの金具であれば、

どんなに長く使っても

キーが外れるといった話は

聞いたことがありません。

ですから当店は、ここの金具を選んでいます。

 

ところが…この会社は

昨年11月に倒産したという知らせがありまして、

それ以降、たまたま入れることのできた

デッドストックが少量あるだけです。

 

他の金具もそうですが、材料としての

良い金具はどんどんなくなっていますから、

今後、手持ちのストックが無くなったら

どこの金具を使おうかと思案しています。

 

こんな状況なので、

この丈夫な6連キーホルダーにご興味ある方、

あるいは2代目の必要な方は

どうぞ早めにお考えください。

通常の製作数から考えますと、

2~3年分のご準備はあるかと思います。

 

このようなお知らせをしますと、

当店というお店が

どのような年数単位で動いているか、

を思って、ちょっと笑ってしまいました。

リピートまで10年20年、

という時間を鑑みますと、

革製品というのはほんとに長保ちします。

 

 

 

 

 

 

本日はキーホルダー金具の話ですので、

最後にキーリングのきれいな金具を

ご紹介しましょう。

 

こちらは御年70歳を過ぎてなおかつ

新しい美しい金具を考案して作り続けている

会長のいらっしゃる、

ある日本の会社のキーリングです。

 

とくに楕円のリングには少しヒネリがあって、

ずっと見ているだけでもきれいで、飽きません。

 

こんなリングでしたら

ちょっとしたイニシャルモチーフをつけて

プレゼントとして使っても、喜ばれます。

今日は金具のお話でした。

 

 

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