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ホーウィン社(米)コードバンの名刺入れ付き二つ折り財布

ホーウィン社(米)コードバンの名刺入れ付き二つ折り財布

2019/08/06

コードバンの中でも人気のある

アメリカ「ホーウィン社」の

コードバンを使って、

おもしろいアイテムを

お作りしました。

 

「薄くてコンパクトな

二つ折り財布が欲しいです。」

というクライアントから

リクエスト頂いたデザインは、

 

名刺やカードがまとめて入れられる

カード入れを外側に付けた、

薄い二つ折り財布。

 

 

形状について伺うと

一瞬、「この形で薄くしたい?」

どうしよう、と思ったのですが、

革を薄くしてなるべく小さくしたい

というご要望でした。

 

全体の厚みについては

必要枚数のカード入れが

ぴっちりサイズでできていればOK、

とおっしゃっていただいたので、安心しました。

 

 

上のお写真は、

「ホーウィン」ロゴの入った

コードバン革の裏面です。

これがホーウィン社好きには

たまらないようです。

 

コードバンの裏はきめ細かく

手触りが良いのですが、

最近では

このロゴにも注目があり、

そのまま出したいというご要望も増えています。

確かにカッコいいです!

 

このロゴを出すために、

「薄くて」というご希望をどうするか

お尋ねします。

 

ロゴを消して(革を薄く漉いて)

薄くするのか、

ロゴは残したまま、

他のパーツだけ薄くするか…

 

 

今回のクライアントは

後者をお選びになりましたので、

札入れ部を覗くたび

楽しい気分を味わうことが出来ます。

でも、薄く仕上がっています。

 

じつはこのクライアント、

最初からホーウィン社のことを

ご存知ではありませんでした。

 

たまたまコードバンをご希望だったので、

その時入荷していた他社と

ホーウィン社のものをお見せしたところ、

 

手触りや見た目がぜんぜん違うため

お好きな方をお選びになっただけのこと。

良い五感をお持ちです。

 

 

革のお値段は驚くほど高価ですが、

やはりそれだけオーラある

昔からのコードバンです。

 

手染めの邑染め、という感じで

表面も何となく凸凹な感じもしますが、

この素材からは、作っている人の

温かい手の温度を感じます。

 

使っていくと経年変化がおもしろい革なのは、

当店のオリジナル牛革と似ています。

久々におもしろい素材です。

リクエストくださったクライアントに感謝!

 

それぞれの腕時計ケース 810

それぞれの腕時計ケース 810

2019/08/04

ご紹介するのは、

コンパクトな腕時計ケース。

 

以前お作りした形がすごく良かった、

ということで

同じコンセプトのケースをお作りしました。

 

 

十人十色とは言ったもので、

当店の腕時計ケースへのアプローチ

しっかりした形を作るために円形にして

コロッとした愛らしい形状にしましたが、

 

このクライアントは

薄く、なるべく体積の少ないものにしたい、

というご希望でした。

 

 

それに沿ってご自分で探したケースが

この薄べったい形状の形。

 

最初の3枚のお写真は

出来上がって中身をお入れいただいたケースで、

 

下から2枚のお写真は

以前お作りしてすでに使っている

ケースのお写真です。

「何年経ってもツヤが出てきれいなので、

新しい時計もこのケースで持ち運びたい。」

と言っていただきました。

ありがとうございます。

 

 

とにかく小さく

でもスパッと気持ちよく入るように、

というリクエストでしたから

全体の大きさを決めるのは大変です。

 

しかもこのケースの内部には

時計に傷がつかないよう、

クッション材が入れてあります。

加えて裏地の素材は、セーム革。

 

 

内部がどれくらいの厚みになるか

もちろん計算では出ますが、

 

その計算だけでは辻褄が合わないのが

革製品を「気持ちよいサイズで」作る時の

難しさです。

 

 

ご注文の中でもっとも難しい内容は

「ぴったりサイズで作る」こと。

 

それから難易度が高いアイテムは、

ずばり「小物」です。

 

ご希望が精密であればあるほど、

きちんとお作りするためのお時間がかかります。

 

 

みなさまが「オーダーメイド」の

ネット検索で簡単に見つけられるのは、

「パターンオーダー」しかやらない

お店です。

 

先日お出でになったクライアントも

「リアルに何件に足を運んだことか…

でも、一件もなかったですよ、フルオーダー。」と

おっしゃっていました。

 

そしてもしあったとしても、

メンズの鞄を得意とするところや

女性ものの袋物だけを作っているお店です。

 

小物のオーダーメイドをやっているところは、

皆無という状況です。

 

 

 

それは、小物というジャンルの中には

恐ろしくアイテム数がたくさんあるからです。

 

そのアイテムすべてが、

それぞれ独自の製作ノウハウを持っています。

それをすべて網羅するのは

どれほど大変なことでしょう!

 

当店はそういう稀有なお店です。

これが欲しい、ということがあれば

いつでもご来店ください。

 

生きている長財布

生きている長財布

2019/08/02

少し前にご注文いただいた

クライアントから、

「生きている長財布」を

見せていただきました。

 

さて「生きている長財布」って何?

とお尋ねされましたら、

それは、実際に使われている長財布のこと、

とお返事します。

 

バッグにしても、

実際に使われている状況を

私たちは

「生きている」と表現しています。

 

 

オーダー品はすべて

所定のモノを入れることを前提にして、

お作りします。

 

そのために細かい聞き取りをして、

普段の状況を把握します。

 

お品物が出来上がった時には、

お写真を撮って

資料として残すのですが、

その時撮るお写真は

どうしても「嘘もの」になってしまいます。

 

 

持ち主がお入れになるのと

同じ枚数のカードや

同じくらいのお札、名刺、小銭などを

出来上がったお品に入れて

お写真を撮るのですが、

 

それがやはり

持ち主が実際に入れた状況とは

明らかに異なるのです。

おもしろいですね

(たいていの場合、

当初より少し増えている、

ということもあります(笑))!

 

 

こちらの三つ折り長財布も

私たちが撮ったお写真では、

凸凹はありませんでした。

 

しかし、お持ち帰りになって

使ってくださっているから、

その人独特の使い方に落ち着くと

形が変わってきます。

 

この形の変形に付いてきてくれて、

馴染んでくれて

すんなりとしてくるのが、

革という素材の偉大なところです。

 

 

まだまだ使い始めの長財布ですが、

次に アッと思ったときには、

この凸凹がもっと滑らかになって

手に吸い付くような表面になります。

 

それが、本物の革を使う醍醐味!

 

革という素材の奥深さ、やさしさを

毎日感じられるのが、

革製品を持つ愉しみです。

 

お見せいただき、ありがとうございました。

 

使い込んだシステム手帳と二つ折り財布 86

使い込んだシステム手帳と二つ折り財布 86

2019/07/27

38年もやっておりますと、

今までオーダーくださったクライアントが

ご自身で使っているところを

見せてくださる機会に恵まれます。

 

本日は、良く撫でてくださって

きれいに育った ふた品を

拝見させていただきました。

 

良いテリが出て

愛されていることが、にじみ出ています。

ちゃんと撫でていただき、

ありがとうございます、嬉しいです!

 

 

このように、ふたつの手のひらだけで

お手入れできる大きさの革製品でしたら、

使いつつ、

とにかく手でなでてあげてください。

 

そうすることで、

キズ付けた革の表面も

次第に治っていきます。

 

キズは全く消えてしまう、

というわけではありません、

しかし、癒えて、表面に脂が回り、

だんだんと目立たなくなって、

最初とは違う貫禄が出てきます。

 

これこそが

使い込んだ革だけが持つ特長です。

 

 

こうした特長は

どんな革にでもあるわけではありません。

 

すっぴんのお肌に水染めで色をかけ、

表面を均一にするような加工をしてない、

当店特製牛革のような

ナチュラルな革にだけ見られる特長です。

 

以前も書いたように、

革という素材には

同じ作り方の革は、ほとんどありません。

みな細部が違っています。

 

革の注文者から要求されている、

出さなくてはならない表面の均一感や色が、

革の作り方を大きく左右します。

 

 

通常の革の注文者である製作者サイドでは、

量産品を作るためのセオリーに則った

革質を望みますから、

 

当然、一点一点、

革の部分部分を吟味してから製作に入る

当店のような作り方に要求される革質とは、

まったく違っています。

 

革の作り方によって、本来

革のお手入れの仕方は変わってきます。

 

ですが、あまりにたくさんの製作方法に

枝分かれすることから、

「これでオッケー」という

オールマイティなお手入れ方法はないのです。

 

また、小さなものなら

手で撫でる、で事足りるのですが、

手の大きさだけでは足りないほど

大きなアイテムになってきますと、

たまに油分を補ってあげる必要が出てきます。

 

 

そんな時何のオイルを使うか…

 

市販品には、驚くほどたくさんの

ケア用品が出ています。

 

デザイナーも長い間

さまざまなものを試してきました。

やはり共通させられる決め手は

なかなか見つけられません、が

 

近ごろ、これが良いかな、

という方法が出てきました。

それは「ヴァセリン」を使ったお手入れ。

 

そもそも革は

私たちの皮膚と同じメカニズムを持っています。

ですから、

女性のお肌のお手入れを基本にして、

やり方を考えていただくと良いのです。

加工によってそのメカニズムが失われた革でも、

お手入れ方法は同じと考えてください。

 

・乾拭きする(埃や汚れを取る)

→オイルを塗りこむ(栄養を与える)

→乾拭きする(余分な栄養を取り去る)

これが、革のお手入れの基本の考え方。

 

 

塗り込むオイルとして

「ヴァセリン」を使ってください。

何回か洗った乾いたタオルに

ヴァセリンを乗せ、良く伸ばしてから

その部分のタオルを指に巻き付け、

くるくると回すように塗り込む。

 

最初と最後の乾拭きを忘れなければ、

ソファーでも靴でもジャケットでも、

きちんと油分を補うことが出来ます。

 

「ヴァセリンならうちにあります!」

とおっしゃる方も多く、

お子様やご自身のハンドクリームとして

使っているもので済むなら、

特別にお金をかける必要もありませんし、

さて、と気張って

お手入れする疲れもありません。

ぜひお試しあれ!

 

財布機能があり、スマホも一緒に入れられる「テックポーチ」

財布機能があり、スマホも一緒に入れられる「テックポーチ」

2019/07/23

定番の「テックポーチ」

案外人気があって、

しばしばご注文いただきます。

 

お使いいただいてから少しして

あるクライアントから

詳しいご感想をいただきましたので、

ここにご紹介させていただきます。

 

 

************

ご連絡遅くなりました。

テックポーチ届いております、

ありがとうございます。

 

しばらく使ってみましたが、

長財布なのに手が小さくても

スムーズにお会計出来ます。

 

今まで三つ折りのミニ財布をメインに使って、

折りたくないお札だけ

札入れを別に持っていました。

ミニ財布、札入れ、キーケース、スマホ、と

それぞれがカバー等に入れてあるのが、

重さや荷物の嵩につながっていて、

どうも合理的でないなぁと思っていたのですが

テックポーチのおかげでスッキリしました。

 

 

スマホが大きいので

幅はあまり余裕がないのですが、

縦は少し余裕があるので、

ボールペンぐらいなら入れることもあります。

 

スマホやクレジットカードを使って

お会計することもできるので、

お札は少ししか入れていません。

一番よく使う小銭入れが外側なのも

気に入っています。

 

最初はお財布として

バッグに入れていましたが、

だんだん「これだけでちょっと」

出かけるようにもなりました。

 

長財布を脇に挟んで歩くのは

不用心でやりたくなかったのですが、

こちらは持ち手付きのポーチなので

ミニバッグのような感覚で持てます。

 

 

いまベランダでたんぽぽが咲き終わって、

綿毛になっていますが、

本当にたんぽぽのような素朴な可愛らしさです。

 

せっかくシンプルな可愛さ、軽さがあるので

何もつけないのが一番と思いますが、

夏なので楽しいチャームをつけてみました。

編み物なので、軽くて

革にキズもつけないで済むと思います。

 

 

オーソドキシーさんの製品は

シンプルなものが多いですが、

革製品に装飾がついていると

その分重くなったり邪魔になったりするので

自分で好きなチャームをつけて楽しむのも

いいなと思いました。

素敵なポーチをありがとうございました。

************

 

ご丁寧なご感想に、感謝申し上げます。

チャームが付くと 全く別物になって、

生きて、使われているお品になりますね!

 

またその後のやり取りで、

以下のような内容もお書きいただきました。

 

 

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ハイブランドのミニバッグや

ミニ財布を物色していた頃がありましたが

ブランドのミニバッグはフォーマル用だったり、

遊びの要素の強いアクセサリーの扱いだったり、

実用には向かないと感じて

この前はマロンバッグをいただきました。

 

お財布は、そもそも

日本とはお札のサイズも違うし、

お会計のスタイルも違うのだと感じました。

 

テックポーチは実用品としてのミニバッグで、

日本のお会計方法に合ったお財布で、

やはりオーソドキシー様にお願いして良かったです。

************

 

こうしたリアルなご感想が、

持ち物に対して悩んでらっしゃる方々の

ご参考になることを願っています。

 

うまく使っていただけば、

オーダーメイドこそが

あなたの生活を豊かにすることが出来ます。

 

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